ついさっきこのブログのインディアンサマーカンパニーに泊まった時の記事を見つけて、ふと思い出したことがあったので新規投稿。
ふと思い出したことっていうのは、東北ツーリングで大間に泊まった時のこと。厳密に言うと出発の朝。

前日に大間の大間町海峡保養センターに着いた時、「デッカイ荷物積んだオフ車がいるなぁ…」とは思ってたんです。
で、翌朝大間崎にもう一度行こうとエンジンを掛けてたら、そのオフ車の人がタバコを吸いに外に出てきてちょっと世間話。
- 自分が広島から来たこと
- 今朝のフェリーで北海道に渡ること
- 今からもう一度大間崎へ行くこと
なんかを話して出発しようとしたら、もう一人の人が出てきて、自分が出発する時には二人でタバコ吸ってるのがミラー越しに見えました。
今回の登場人物は、この時後から出てきた人のこと。
横浜町の道の駅で再会
ところ変わって横浜町の道の駅。
トイレ休憩を兼ねて道の駅によったのですけど、トイレ出てからバイクまで戻ろうとするとどうも見覚えのあるご老人が私のバイクを見てる。
何かイチャモンでもつけられるのかと思いながら戻ってみると

アンタ、今朝大間におっただろう?
そう。このご老人、大間町海峡保養センターでオフ車の人と話をしていた人。

まあこの辺で広島ナンバーのバイクなんかそうは走ってないからなwww
なんでも聞けば、北海道から関東(埼玉とかだった気がする)まで戻るところだとか。
で、北海道はどこに行ってたんですか?と聞いてみた。

ワシか?ワシは根室よ。出身が根室だからな。
お~根室か…。

根室、10年前くらいに行きましたよ。根室高校の近くに泊まりました。納沙布岬行ったので。

お?根室高校?わしの母校じゃ…。しかしあそこに泊まるところあったかのぉ…?

今はどうかわからないけど、根室高校の前にセイコマあるじゃないですか。その裏にバイク乗りとかが泊まるインディアンサマーカンパニーっていうのがあるんです。

セイコマ、あるな。ほう、あんなところにあるんか?

本職は海産物とかを売ってるところなんですけど、そこで花咲ガニを食べたり海産物を購入すると泊めてもらえるっていうスタイルなんです。

おぉ、そういえばそんな店があったかもしれんな…。
と、まあこんなたわいもないローカルな話で盛り上がって別れたんですけど、コアな話過ぎて変に盛り上がりました。
インディアンサマーカンパニーで花咲ガニは食え
今はまた少しスタイルが変わってるのかもしれませんけど、インディアンサマーカンパニーでは花咲ガニを食べなくても自宅に送ったりすることでも泊まれます。

花咲ガニだけでなく、とにかく売り上げに貢献すればOKというスタイルだった気がするけど、できれば花咲ガニはその場で食べたほうがいい。
私は冷凍で送ってもらったんだけど、やっぱり解凍の仕方によっても味は落ちるし、その場で食べるのがおすすめ。
実はインディアンサマーカンパニーの話で盛り上がったのは2度目。
前の時はクレーンのオペレーターの息子が自転車で北海道を回ったらしく「なんか息子が根室で泊めてもらうためにカニ送ってきた」っていうことから発覚。
そして今回。

意外と人気なのね。
インディアンサマーカンパニーの親子元気かな
私が北海道に行ったときは初日から雨で、特に根室入りした4日目は土砂降りの雨。特に厚岸からの北太平洋シーサイドラインなんかは濃霧でほとんど先が見えない状態だったので思うように距離が伸ばせなかったものの、リミットギリギリで到着。(確か17時までとかの時間制限があったはず)
「この雨だし今日は誰も来ないだろう」と思っていたみたいだけど、暖かく迎えてくれたあの親子。
お母さんはそこそこの歳になってるだろうけど、元気かな?

たぶん二度と根室に行くようなことはないんだろうけど、もしも行く機会があればあの親子には会いに行ってみたいと思う。
そして、翌朝の出発前の2014年6月19日の自分があの日なんて書いていたのか見てみたい。

根室自体は決して大きな町ではないんだろうけど、納沙布岬を目指すバイク乗りは絶対にこれからも存在し続けるので、出来ればこれからも末永く宿を提供してあげてほしいと思う今日この頃。