リーマンショック以降、一時はすっかりスポーツカーの開発が止まってしまった車業界ですが、最近はいろんなスポーツカーなどが復活してきていますね。
86もそうだしスープラもそう。日産ではフェアレディZなんかも復活しました。
アラフィフのしがない子持ちのサラリーマンには到底買えるわけもなく、興味はありつつも買えない自分にもどかしい思いもしなくはないです。
でも私としては、どちらかというと新車で乗りたい車というより、若い時に乗ってたけどもう一度乗りたい車とか当時憧れてたけど高くて買えなかった車というものの方が欲しいです。
「お金がないからだろ?」と言われると決して否定も出来ないのは寂しいとこですけど、きっとそれぞれの青春時代に一緒に過ごした車、憧れた車で、今でももう一度乗りたい、乗ってみたいと思う車って何かしらあるんじゃないでしょうか。
もう一度乗りたい車は「70スープラ」
ちなみに私のもう一度乗りたい車は70スープラなのです。≫ワイドボディで今でもかっこいい70スープラ
70スープラを買ったきっかけ
この車を買ったきっかけは、以前付き合ってた彼女と別れたことにさかのぼります。
その彼女と付き合ってた頃に乗っていた81のマーク2を手放して以来、自分の車とかを持ってなかったんですけど、唯一バイクをまた買ったら?と言ってくれたおかげで3台目の愛車XJR400Rを購入したのです。
そんな彼女とも別れて、「結婚したらスポーツカーに乗る機会はないだろうから・・・」という思いで一台くらいスポーツカーに乗ろうと考えたのです。
スポーツカーの定義って、まあそれぞれ色々あると思いますけど、「FR」「ターボ車」「リトラクタブルライト」「2ドア」と絞って車種を選定した時に残ったのは「180SX」「RX-7」「スープラ」だったのです。
もちろんシビックなんかのライトウェイトスポーツも頭はよぎったんですけど、そのクラスだったら将来的にも乗れる可能性はゼロじゃないかな?と思いましたね。
でもスープラをはじめとしてこれらの車って絶対に乗れないと思ったので、思い切って買いました。
70スープラの魅力
あのワイドローは今の車ではありえないフォルムです。
そういう私の車も、車高調組んでたこともありますし、フロントのリップスポイラー付けてたこともあって、リップスポーラーまでの地上高は5cm程度でした。
色々不自由はしたんですけど、ひと月に1回か2回位しか乗らない車でしたから、ガソリンスタンド入るのに車を擦ろうが、それはそれで満足してました。
なんともいえないロングノーズ、6発の滑らかなエンジン音、異常に長いドアに、今では無くなったリトラクタブルのライト、ブリスターフェンダーのラインなどなど、今の車から見ると古臭いんですけど、それが古めかしくていいです。
やっぱり感性が昭和なんだろうなぁ。
給排気はもちろん、エンジンや足回りにオーディオまで結構お金の掛けた車なんですけど、結局今の妻とデキ婚の為手放しました。
もう一度乗りたいと思う車を手に入れるのは強い思い入れが必要
実はこの記事を書くにあたり、私がよく通る道にとある自動車屋さんの廃車置き場がありまして、そこにこの2台が放置されていたのです。
そう、一台は70スープラでもう一台が20ソアラ。
私がスープラに乗ってた頃付き合ってた彼女が20ソアラを買って、一緒にあちこち遊びに行ってたのでよくわかってるんですけど、ソアラもいい車なんです。
どちらもフルノーマルですが、スープラの方は左前が少しクラッシュしてる感じ、20ソアラの方はタイヤが潰れてるぐらいで外観上はそんなに傷んだところはなさそう。
しかも問い合わせればタダ同然で手に入りそうな気はするんだけど、果たしてこれらの車を手に入れる障害は何があるのでしょうか。
- 維持費
- 家族への理解
これらの車が発売されたのは平成初期なので、自動車税は13年以上となり重加算税も掛かりますし、走れる状態にするだけでも結構掛かりそう。
さらに足回りや吸排気、ホイールなんてことをやりだすと、すぐに数十万のお金は簡単に掛かってしまうし、この当時の車の燃費を考えるとガソリン代も覚悟する必要があります。
そう考えると、子どもたちにお金が掛る現時点での私の生活では維持することは難しく、さすがに妻をはじめとして家族に理解してもらうにも無理が言えないです。
憧れていたバイクは今でも乗っていることだし、車へのこの感情は、はかない憧れと遠い日の思い出として、しまっておくのがいいのでしょうかね。
あなたのもう一度乗りたい車ってどんな車でしたか?
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