高速道路を使う時に非常に便利なETC。
最近の車やオートバイにも標準装備されているものが増えたみたいで、高速道路でもノンストップで通過していくバイクが増えました。
でも高速道路の入り口でチケットをもらってしまう、出口ではチケットを出して清算するという作業にグローブを外す、財布を出すという作業が伴なうオートバイこそETCの恩恵は大きいと思うんですよね。
自分のはいまだに付いてないです。
それはETCをつけることによる発生するコストの問題。
果たして数万円のコストを支払ってまで付ける価値があるかどうかというのは迷うところです。
オートバイでもコストを払ってETCをつける必要がある?
オートバイのETC取付費用は高い
車のETCと違ってオートバイのETCは雨ざらし、長時間の振動にさらされるものが多いためか、ETCそのものの選択肢も少なく、そして高いものが多いです。
また取付やセッティング費用といったコストを含めると3万円から4万円といった料金。
果たして高速道路のチケットや料金の受け渡しの時のわずかな時間のために、これだけのお金を支払う価値があるのかどうかというのは疑問です。
そもそも高速道路を使う頻度がかなり限定的
もしも自分が高速道路を頻繁に使って通勤するという生活スタイルであれば、間違いなくETCはつけると思います。
それは金銭的なメリットではなく日々のストレスの軽減対価として。
でも自分の今のバイクとの距離感とか使用頻度を考えると、せいぜい年に数回。
はたしてその数回の何十秒のために何万というお金を出せるかというと、さすがに出せません。
ETC割引がかなり縮小された
以前は長距離割引だとか通勤割引だとかいろんな割引が複雑に設定されていて、把握するだけでも大変だったETCの割引。
あの割引がとても大きくて、我が家の車にもすぐ付けました。
でもそのETCの割引が縮小されたのが2014年4月、消費税の5%から8%へ引き上げされたときでした。
当時私は北海道のツーリング計画を練っていて、高速道路の利用も計画に入れていたのでよく覚えていますけど、日曜や連休に少し乗るくらいの私にとっては、高額なETCをつけるというメリットがあまりなくなったのです。
ETCでインターチェンジノンストップの利便性は捨てがたい
それでも、やっぱりインターチェンジをノンストップで通過できるメリットはとても魅力です。
マスツーリングで仲間を待たせる必要なし
私がマスツーをすることは、この先もほぼないつもりではいますけど、それでも誘われたらわかりません。
ちょっと前にマスツーのメンバーにETCくらい付けろやってツイートして炎上してた人がいますけど、料金所ではグローブを外して財布を出して、料金を支払って財布をしまう。そして再びグローブをはめて走り出す。
この動作、自分では相手を少しでも待たせないように一生懸命処理しているつもりでも、同行したライダーからすると絶対煩わしいと思うんですよね。
そんなときETCさえつけていれば相手を待たせる事はありません。
後続車の追突が怖い
一般レーンで一番怖いのは後続車が突っ込んでくること。
料金所でお金を払っていて、後続車がバイクに気付かずもしも突っ込んで来たらと思うと怖くないですか?
最近はあおり運転が話題になってあまり報道されませんけど、高速道路を無料で不正通行するために料金所を突破するという事件がありました。
大半の車が料金所で止まること前提で走ってると思うので大した事故にはつながらないかもしれませんけど、もしもそういう不正車両が突っ込んでくることがないとも限りません。
ツーリングプランを使うと移動範囲が広がる
日本全国の高速道路公団で、ETCがついたオートバイ限定でツーリングプランというものが毎年行われています。
これはETCがついた車両限定で、事前に申し込みをすれば高速道路が乗り放題になるというもの。
このブログでも何度か取り上げましたけど、通過する分にはあまりメリットはないのですが、行ったり来たりするのであればメリットが大きいです。
https://bikelife.work/etc-touringplan/
なので1泊程度のツーリングで料金を気にせずあちこち走り回れるのは大変メリットが多いです。
もっとバイク用ETCの助成制度が充実したらつけるかも
なかには車用のETCを取り外してつけてる人もいるようですけど、それだけバイクのETCというのは割高な商品。
それはやはり行政もわかっているのか、毎年ETCの助成制度が行われます。
2022年も1月27日から6月30日まで行われたようですが、それでも助成金額は最大で1万円。
この制度を使っても手出しは2万円以上必要ですし、まだ思い付きは悪いです。
もしもこの助成制度が拡充して1万円程度でつけられるならつけたいとは思いますけど、さすがにそこまで拡充されることは期待できず、今後も今のままかなぁという気はしてます。
もしも私と縁あって高速道路を使ってツーリングへ行く人がいらっしゃれば、その時は勘弁してくださいね。
https://bikelife.work/bike-highway-half/
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