ライダーの皆さま、ツーリングに行く時って高速道路って使いますか?
私はめったに使いませんけど、やはり足を伸ばしたい時には高速道路は使用します。
一気に距離が稼げますし、目的地到着の時間が読める、知らない一般道より安全などメリットも多いです。
昔は高速道路で一気に距離を稼ぐのは邪道なんて思ってたんですけど、大きな間違いだということに年齢を重ねるごとに感じるようになりました。
二輪車の高速料金は適正なのか?
部分的な有料道路なんかだと二輪車専用の料金が設定されているところもありますけど、高速道路と呼ばれる有料道路は軽自動車と同じ料金が設定されているところが多いと思います。
それって適正なのでしょうか?
高速料金は大型車両の方が料金が高いのはそれだけ道路への負担も大きくなるなんていう理由を聞いたことがあります。
もちろんそれだけではないでしょうけど、確かに軽自動車より大型バスの方が重量も重たいですし、舗装をいためる原因と考えると確かにそうでしょう。
だとすれば・・・
軽自動車と二輪車の路面に与える負担というのは同じなのでしょうか??
タイヤの数は半分、重量は3分の1
タイヤの数
ご存じのようにバイクのタイヤの数は半分です。
まあ、最近トリシティなどを筆頭に前2輪の3輪バイクも増えましたし、トライクも見かけることはありますが、全体としては少数かと思いますのでここでは二輪としてカウントしときます。
以前、会社の女の子に、

税金とか軽自動車と同じなの不公平だよね・・・
ってグチったところ、

排気量2倍じゃないですか~w
って返されたことがあります。
車重は3分の1
軽自動車の車重は、軽い車両などで600kg台、ムーブなどの背の高い売れ筋の車種になると800kgから900kgになるわけです。
私の愛車XJR1200の場合約260kgと1/2から1/3の車重なのですよ。
やっぱり軽ければそれだけ安くしていただいてもよくない?と思ってしまうわけです。
設置面積は半分以下
ただバイクがいくら軽いと言っても、バイクのタイヤはラウンドしているため、タイヤの設置面積は軽自動車の半分以下しかなく、舗装への圧力としてはあんまり変わらないかもしれませんね。
二輪高速料金半額化実行委員会が署名集め
二輪高速料金半額化実行委員会という組織をご存じでしょうか。
今まで一切値下げはできないと国土交通省は言っていたのですが、2016年11月2日に行われた会議で、NEXCOから「できます」との回答を受けました。
NEXCOが出来ると言うのなら、署名をあつめて直接国会議員に働きかけようという組織があります。
目標10万人の署名に対して現在1/3を越えた3万5千人ほど集まっています。
これを持って各地から選出された国会議員に直接陳情しようというものです。
詳しくはこちらの公式ページよりご覧ください。
署名の仕方
署名は専用のページからインターネット上で完了します。
もちろん署名集めという性質のものですから個人情報の提供が必要になります。
また署名の年齢は18歳以上となります。
- 氏名
- 氏名(フリガナ)
- 生年月日
- 性別
- 電話番号
- メールアドレス
- 郵便番号
- 住所
わずか数分で完了します。
まとめ
昔は高速料金はいずれ無料化されるという都市伝説がありましたが、実態は維持管理に費用が掛るために無料化という可能性は限りなくゼロに近づいています。
税金などは車同様に支払わされるわけですので、せめて高速料金が安くなるととてもうれしいですよね。
以前ご紹介したNEXCOのキャンペーンでこういったものがありました。

半額にしても通常の倍以上のライダーが利用して頂ければ、NEXCOに対しても二輪高速料金半額を要求しやすくなるようです。皆様の積極的なご活用により、半額化の早期実現につながると考えております。
確かにこういったキャンペーンを多く利用して「半額になると利用者が増える」とアピールすることも価値ある活動になるかもしれませんね。