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バイクカバーによる傷防止のためにタオルを掛けるデメリット

デイトナのバイクカバーの固定 バイクライフ
バイクライフ

自分の愛車が青空駐車っていう人、バイクカバー掛けてますか?

バイクカバーで直射日光や雨掛りになることを避けるのは、バイクの劣化防止にものすごく貢献してくれます。

デイトナのバイクカバーの固定

いやいや、めんどくさいでしょっていう人は、ぜひこちらの記事も読んでいただきたいと思います。

愛車を守るために必要なバイクのカバー。そのメリットと注意点を紹介
バイクのカバーを掛けるのってめんどくさいですよね?それでもバイクに掛けるたった1枚のカバーが、バイクの劣化や盗難といった犯罪をも防止してくれます。そんなカバーの選び方などを書いています。

確かに毎日乗る人にしてみると、めんどくさいっていうのは理解できますが。

さて、今回はシートカバーを掛ける前にバスタオルをバイクに掛けたほうがいいという説。

それについて少し思ってることを書いていきます。

バイクカバーの下にバスタオルを掛けておくと傷防止にはなるが

ちょっとこちらの画像をご覧ください。

シートカバーがこすれて塗装が剥げたテールカウル

テールカウルを後ろから見て、右角部分の塗装が剥がれてます。

これはバイクカバーが擦れて塗装が剥がれたテールカウル。

こういった小キズを防ぐのに、バスタオルなどを掛けておくっていうのは、比較的有名な話です。

…が?

劣化がはじまったバイクカバーは雨が浸透する

最近のバイクカバーって黒いものが増えましたけど、この黒いカバーっていうのがよく色褪せする。

色褪せしたバイクカバー

そして色褪せするほど劣化したようなバイクカバーで問題になるのが浸透。

こちらは雨が降ってきたときの様子。

劣化したバイクカバーは水が浸透する

雨を水滴として弾くというより、明らかに浸透したような吸い込み方です。

よかれと思って掛けていたバスタオルが、バイクカバーから浸透した雨水でびちゃびちゃになっていたのです。

とはいえ、このバイクカバーを購入したのは2年前。

こんなに早かったっけ?という印象は強いですね。

湿気対策のベンチレーターも意味をなさず

バイクカバーを剥がすと、車体全体が湿気てる状態で、座席のシートの中まで湿気てる。

一応このバイクカバーにはベンチレーターがついていて、バイクカバー内の湿気を抜いてくれる仕組みにはなっているものの、濡れたバスタオルが常時湿気を放出しているレベルにはあまり意味もありませんでした。

デイトナのシートカバーのミラー部分がベンチレーション機能に

バイクカバーの中で湿気が溜まってサビが出る

バイクカバーのなかに湿気が溜まることでおきる不具合がこちら。

せっかく綺麗に磨いたヘッドカバーも、元の状態に逆戻り。

今のところ目に見えて大きく影響が出てるのはここだけだけど、ほかにも影響は出てるかも。

目に見えない電装系へのダメージの方が心配

あと、目に見える表面的なサビはまだしも、もっと心配なのはバッテリーなどの電気系。

古いバイクこそ大した電装系はついてないかもしれないけど、そういってもプラグまわりやバッテリー、ダイナモといった通常の電気系の部品はついてるわけで、ここらが内部で痛むと外観からは判別不能となります。

塗装が終わったダイナモ

小キズを防ぐつもりが、大きな出費になる可能性もあるので、私としてはおすすめしません。

バイクカバーを掛けるときに車体を保護する方法

バイクカバーによるバイクのキズ防止のためには・・・まあこれを言ってしまうと身も蓋もないんですけど、定期的に乗りましょう。

せめて乗らないまでも、外気にさらして乾燥させる、湿気たバスタオルを干すっていうのは大事な要素のようです。

それでも私のように乗る機会の方が圧倒的に少ない人も多いわけで、いくつか代案を。

バイクカバーには定期的に防水スプレーを

まずバイクカバーから浸透するのであれば、バイクカバーそのものの撥水機能を維持すれば効果はあるかも。

と思ってやってみたら効果があって、シートカバー自体が撥水してました。

とはいえ、バイクカバーが劣化してから処理するくらいでは大した効果は得られなかったみたいなので、それなりの頻度で防水スプレーを吹くことをおすすめ。

接触部分の保護を最低限にする

バスタオルのような厚手のものは、シートカバーがバタついても中でズレ落ちないっていう安心感があるんですけど、湿気てしまうようでは逆効果。

ということで、接触部を最低限覆うという方法。

それに使うのはタオルのような布製でなく、100均の滑り止めマットのようなものでも効果はありそう。

ダイソーの滑り止め

実証はしてないけど、色移りみたいなのは気になるところ。

もう一つ屋根を掛ける

バイクガレージの中であれば、雨掛りにならないので、ホコリ対策としてのバイクカバーだけで十分。

その発想から、バイクガレージのように屋根を掛ける方法はどうでしょう。

こちらの記事あるように、単管ガレージはコスト的にも負担は大きいわけですけど、ドッペルギャンガーのバイクガレージのようなものならいけそうです。

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憧れのバイクガレージもドッペルギャンガーの製品なら実現できるかも。各品番によるサイズの違いや値段比較をしてみました。

あと考えているのはタープテント。

足元をきちんと固定して、すこし補強をしておけば、通常時には十分な気がします。

これについては今後検討して記事にしてみたいと思います。

バイクカバーの下にバスタオルを掛けるのは逆効果かも

今回のこちらの記事では、シートカバーの下にバスタオルのような大型の布製のものを掛けておくことのデメリットを紹介しました。

確かに擦り傷対策にはなると思いますが、盲信的に信じ込むと、それが逆に悪影響を与える可能性もあるので、定期的な買い替えや防水スプレーを使った撥水効果の維持といったことを前提に、普段からバイクカバーの下を換気するということを考えておいた方がよさそうです。

ちなみに私は現在、普段からセンタースタンドを使い、バイクカバーによる負担がテールカウルの片側一点にならないようにしてます。

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プロフィール
この記事を書いた人
taro

気付けば40代中盤に差し掛かり、25年を越えたバイクライフや趣味の楽器やDIYに関した記事を投稿しています。
保有資格:原付 普通自動車 普通二輪 大型二輪 1級建築士 第2種電気工事士 1級建築/土木施工管理技士 2級FP 宅建士

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