今日8月20日は広島で大雨災害の起きた日だそうです。
当時投稿していたブログ記事があったので、改めて再投稿してみます。
この災害は、今では多くに認知されるようになった線状降水帯という気象用語が初めて一般にも多く認知されるきっかけになった災害だそうです。
以下10年前のブログ記事
朝起きたらテレビ画面に大きく大雨情報としてテロップが出てました。
夜中に相当降ったらしく、広島市の北部の方では何ヶ所か土砂崩れが発生している模様です。
我が家の方は雨すら降ってなかったので、あまり実感がなかったのですが、地方のニュースを見る限りでは結構ひどい事になっているようです。
身の回りの被害状況
8月20日
職場を含め、会社の社員・身内には被害はなかったようです。
業者さんの自宅付近も土砂崩れが起きていたようですが、無事だったようです。
問題は・・・以前お仕事をさせていただいたお宅。
川のすぐ縁にあり、堤防が決壊すれば水の被害を受ける事は間違いない場所。
幸い1階が6m近くもある特殊な住宅で、2階部分が住居になっているので、寝る場所には直接困らないでしょうけど、そういう問題でもないですよね。
(※後日談:数百メートルの国道の半分までは土砂で汚れた跡がありましたが、こちらのご自宅は無事でした)
さらにそこのご主人が消防署勤務なので、今日は一日かりだされたのか、携帯も通じませんでした。
私が広島に来てからこれだけ大規模な災害があちこちで多発したのは初めてです。
とりあえず国道が通行止め、電車も止まってるようですし、これからさらに被害が報道されるでしょうけど、現状県内に住む私達にも被害の様子が分からない状態です。
線状降水帯ってなに?
8月21日
今回の大雨災害、どうも線状降水帯っていうやつが原因らしいです。
テレビでもイラストで図解してましたけど、同じところに雨雲が発生して長時間集中的に降らすことになるんだとか。
またマスコミの造語かと思ったら、そうでもないみたい。
気象用語ではこれまでもあったんだろうけど、初めて聞きました。
ゲリラ豪雨とはまた違うんかな?
義援金の受付開始
8月22日
広島では今日も多くの地域に大雨警報が出ており、救出作業にも影響が出ているようです。
そんな中、ラジオを聞いていると義援金の募金が始まったと、
振り込み口座の紹介がありました。
被災者のために1円でも多くの義援金が集まればと思いますが、私が思い出すのは東日本大震災の時のこと。
世界から多くの義援金が集まっておりながら、被災者の手元にほとんど渡っていなかったというニュース。
安否もわからず、誰にどう分けていくかっていう基準もなかったとかって当時のニュースでやってましたね、たしか。
あれ以降どうなったかわかりませんけど、その時の反省が活かされているのでしょうか?
広島市の対応にも気にしておきたいと思います。
火事場泥棒発生
8月22日
YAHOOニュースを見ていたら、「空き巣被害相次ぐ」の文字。
「たぶんそろそろじゃないかなぁ」と思っていた矢先です。
震災の時もそうでしたよね。
当時、被災者のおじさんが、「怒る気力もないし、むしろそういう犯罪に走る人たちの心境が分かる」と言っていたのがとても心の絶望感を表現しているようで印象的でした。
ただ、この広島の場合は被災地は結構限定的なので、おそらくそのつもりで行って空き巣行為をしているんじゃないかなぁと思ちゃいます。
あくまで推測ですけどね。
震災の時も県外から来てたみたいなニュース聞いた気がするし。
ラジオで道路状況を聞いていると、国道は一部復旧しているようです。
街はすぐに復旧していくでしょうけど、被災者の住まいや、何より傷ついた心は長い時間が必要になります。
何よりこういう大変な時に空き巣という行為は、人から裏切られるような気分にもなるでしょうし、せめて傷口に塩を塗り込むようなマネはしてほしくないものです。
線状降水帯による2014年8月20日の大雨災害から10年が経って
夕方地元のニュースでは、被災した方たちの特集をしてました。
事故や災害っていうのは予測ができないとはいえ、家族が巻き込まれるとずっと消えない傷を心に負います。
だから何ができるというワケではないけど、今年は正月の能登半島の地震に始まり、宮崎の地震では南海トラフの地震について敏感になってましたよね。
備えあれば憂いなしとは言いますけど、ちょっとそういう災害に関する備えもしてみてもいいと思いました。
▽2018年大雨特別警報発令
コメント
そうでしたか…ですよね、あの災害規模だと。毎日ニュースでの報道に胸が痛みます。