なんか最近地震があちこちで起きてますね。
もともと地震大国の日本ではありますし、いつどこで被災してもおかしくはないのですが、ちょっと気になりませんか?ツーリング中、見知らぬ土地で被災したら…ということ。
台風なんかは1週間ほど前から予測はできるから避けることは可能でも、集中豪雨による水害や地震ということは予測をして回避することは不可能です。
そうしたときにちょっと気にかけておくだけでも、回避する方法や避難する方法という助けになるかもしれませんし、私も防災に関する知識や経験があるわけではないので、自分だったらどうするかな?というのをこの機会に考えておきたいと思います。
ツーリング中に災害に遭ったらどうする?
命を守ることは第一として、その後の対応として考えておきたいと思うのはこちらのようなこと。
自分の安否を連絡する
まずは家族に自分の安否を連絡したいところです。
ただ大きな災害があった場合には電話が不通になる可能性も高いですよね。
そんなときに役に立つのがLINEやLINE通話。
実際にこれは西日本豪雨災害のときに経験したのですが、auの音声通話はつながらないのに格安SIMで運用しているLINE通話はつながったという経験から。
正確な情報を得る
これは何を持って正確な情報とするかは不明ですが、2021年8月の豪雨災害(←ウィキペディア参照)ではマスコミの情報よりツイッターなどのSNSに流れてくる動画や写真のほうが情報が手に入りやすかったです。
マスコミはこういった個人の動画をニュースに載せたりしてましたし、逆に行政はこういった真偽不明の個人の情報を拡散することができないので情報量が不足した感じでしたので、いち早く情報を得るためにはSNSのほうが適しているなと感じました。
ただし、西日本豪雨災害のときにはデマも拡散されたため、見知らぬ土地でその情報の真偽は見極めるのは難しいかもしれません。
より安全と思われる場所に避難する
避難所となるのはたいてい公共の施設ですが、見知らぬ土地でコンビニやガソリンスタンドを見つけるのも大変なのに、そういった公共施設を探すのはかなり難易度が高いかもしれません。
ここはスマホに頼って、開設された避難所へ避難したいです。
いち早く被災地を離れる
旅行者のメリットは生活基盤が被災地ではないために、とどまる必要がないことかもしれません。
逆にいうと生活基盤がそこにないため、一旦自宅に生活物資をとりに戻れる地元民に比べると旅行者が見知らぬ土地で避難生活を続けるのは難しいと思います。
もちろんそれができないくらい被災する人もいるわけですけど、天候や余震が回復したら二次被害には十分配慮した上で、その土地を一旦離れるというのも食料や避難物資の不足といった面でその地に住む人への配慮となるかもしれません。
被災することを前提に考えるなら何ができる?
あんまり考えたくないけど、現実的に準備できるのはこれくらいではないでしょうか。
- スマホの予備バッテリーを持っておく
- ガソリンはそこそこ入れておく
スマホは位置の確認や情報収集、連絡手段として、そしてライトは明かりとして利用できます。
そのため予備のバッテリーを準備しておくというのは有効な手段ではないでしょうか。
あとはガソリン。
西日本豪雨災害のときに私が住んでた街は、1日2日とはいえ外部への出入りが困難になりました。
まともに被災した場合に給油できる保証はないし、移動の手段を確保しておくというのは大事だなと思いました。
被災しないことがいいに決まってるけど、考えておくことは大事かもね
こんなことを考えたのも、実際に私が行った九州最東端のこちらの鶴御崎のそばで起きた2022年1月22日の地震のこと。
こちらが私の行った鶴御崎と震源地の位置関係。
実際に佐伯市では震度5強の揺れがあったとか。
その後の情報ははいってきてはいないものの、そこにいたらかなりパニックになったのではないかと思います。
車と違ってバイクだと被災後プライベートになれる空間も限られます。
無事に行って帰るというのがいいには決まってるけど、万一のことを少し考えておいてもいいんじゃないかなと思いました。
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