前日は九州の四端制覇を達成して臼杵のビジネスホテルで泊まり、今日は朝から宇和島運輸フェリーで九州をあとにします。
実は本当なら運行時間や便数、料金なことを比較しても国道九四フェリーを利用しようと思ってたんですけど、結局選んだのは臼杵~八幡浜間の宇和島運輸フェリー。
その理由をご紹介します。
宇和島運輸フェリーと国道九四フェリーはどちらが便利?
運行時間で比較
まず肝心な時間での比較
フェリー会社 | 所要時間 |
---|---|
国道九四フェリー | 70分 |
宇和島運輸フェリー | 145分 |
単純にフェリーの時間だけを比較すると国道九四フェリーの方が圧倒的に利便性がよさそう。
ただ問題なのはフェリー乗り場までのアクセス。
国道九四フェリーの乗り場までが遠い
九州側の佐賀関港までGoogleマップの経路検索をすると、大分市からは20分から30分、臼杵市からは大体30分から40分という結果。
四国側の三崎港から八幡浜まで同様に経路検索すると、こちらも40分~50分程度。
フェリーの時間と乗り場までの時間を加味すると臼杵市~八幡浜までの時間は150分近くなり、フェリーに乗ってる時間は短いんだけど、フェリー乗り場までのことを考えるとむしろ宇和島運輸フェリーの方が早いという結果に。
ただ、これはどこに行くかという問題もあるので、その時その時の判断をすればよいかと。
佐田岬行くなら圧倒的に国道九四フェリーをおすすめ。
佐田岬へ行くメロディーラインは私の中でかなりしんどかった思い出がありますので、わざわざ高い料金を払って八幡浜から走る必要もないかなぁというのが感想。
料金で比較
ツーリングでこのフェリーを使おうとした場合のライダー+バイクの料金を比較してみます。
排気量 | 国道九四フェリー | 宇和島運輸フェリー(臼杵) |
---|---|---|
750㏄未満 | 3,060円 | 5,350円 |
750cc以上 | 3,720円 | 6,350円 |
こうしてみると2,000円以上も宇和島運輸フェリーの方が高くなります。
あとはガソリン代なんかを考えると、びっくりするほど高くないのが現状。
利便性で比較
いろいろ考えて最後まで悩んだのは便数。
国道九四フェリーの場合には約1時間に1本あるのに対して、宇和島運輸フェリーの場合には普通に3時間4時間と間隔があきます。
なので、万一乗り遅れると大幅に予定変更を余儀なくされるので、どうしてもそれに合わせる必要がでてきます。
それが今回臼杵市に泊まった最大の理由。
臼杵市からは8時50分にフェリーが出ますので、少しゆっくり準備をすれば間違いなく予定が立ちますので。
逆に佐賀関付近でホテルを探すと出てこなかったので、そういった面でも宇和島運輸フェリーが便利だと判断しました。
できれば9時頃に愛媛に着くような便が欲しかった…。
あけぼの丸が超快適で宇和島運輸フェリーを選んでよかった
いろんなことを総合して宇和島運輸フェリーの臼杵~八幡浜間の移動のほうがメリットが大きいと感じて選んだのですが、この件でもう少し特筆したいのは宇和島運輸フェリーに就航しているあけぼの丸のはなし。
できるならこれを狙って乗って欲しいです。
こちら、私のインスタでもご紹介してますけど、メッチャクチャ快適で、2時間以上の船旅があっという間に過ぎてしまうほどの快適ぶり。
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これなら夜中の便に乗ってもいいかも。
あけぼの丸のなかのWi-Fi
あけぼの丸の中にはWi-Fiがありますけど、速度自体はこんな感じ。
テキストのやり取りはできるけど、少し大きな画像や動画といったデータの通信は厳しい感じでした。
船内でのバイクの固定方法
フェリーでのバイクの固定方法はこんな感じ。
フロントホイールをロックして前に引っ張る感じのロック方法。
でもこの器具は5台分くらいしかなかったから、それ以上になると・・・?
海の上を移動できるフェリーはツーリングにはありがたい
と、広範囲に移動しようと思うとお金を使って時間を買う事ができるフェリー。高速道路1000円時代に多くの航路が断たれましたけど、今後はこのあけぼの丸やシーパセオ同様に快適さを重視したフェリーが増えてくるのかもしれません。
これからも末永く運行を続けてほしいです。
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