一度や二度はギターを弾いてみようと思ったことのある人は多いと思います。
私もギターを弾きだして30年が近くなってきてますけど、弾いてみたかったっていう人は多く見てきました。
その多くの人がたった一つのコードで挫折してしまってるんですよ。
厄介なそのコードは「F」
難易度の高いわりには応用が利くので、是非ともクリアしてほしいです。
最大の難関コードF
ギター初心者が通る最初で最大?の難関。
それがバレーコードを代表し「Fのコード」
人差し指一本で1弦から6弦まで押えなければなりません。
ギターを始めた当初私が買ったギター雑誌には「バレーコードの上に3年」とまで書かれていたくらい厄介なコードです。
しかも、エレキよりアコギの方が圧倒的に押えにくい。
実はアコギでコードの練習をしていて、なかなか出来ずにエレキに持ち替えた途端、「あ、できるじゃん」って覚えがあるくらい、アコギできっちり音を鳴らすのは難しかったです。
アルペジオ奏法はさらに難しい
アルペジオとは弦全体を弾くのではなく、1本1本を単音で鳴らしていく奏法なのですが、とってもバラードチックになって雰囲気のある音になります。
せっかく音が出せるようになったので、いざアルペジオで弾いてみよう・・・と挑戦したら音が出てない弦が出たりします。
原因はきちんと弦が押えれきれてない、指が他の弦に触れてるということなんです。
コードをストロークで弾くのと違って、アルペジオで一本一本の音を出すとごまかしが効かないんで、この辺りは独学の限界だったのかもしれませんね。
ギターのFコードをうまく押さえるコツ
さて、今ではまあ問題なく弾けるようになったわけですが、少しコツを伝授させていただきたいと思います。
人差し指の側面で押さえる
独学の限界といっている私がコツを書いても説得力がないかもしれませんけど、一つだけコツを書くとすると、人差し指の側面で押さえることです。
フレットのそばで押さえる
なるべくフレットのそばで押さえて、フレットと指とで弦をZ型にしてしまうイメージで押さえます。
押さえ方はどうであれ、バレーコードの開放弦で弾いたときに音が出てればいいわけです。
弦を変えてみる
今回思ったんですけど、エレキの弦のほうが弾きやすいです。
まあ、エレキの弦じゃないにしてもアコースティックギターの弦にも細いエキストラライトゲージの規格がありますから、あきらめる前に一度お試しください。
爪を切る
Fのコードに限りませんけど、ギターを弾くには左手は深爪気味に整えておきましょう。
爪が長いとほかの弦に干渉したりしてきれいな音が出ません。
あっさりFのコードがない曲を弾いてみる
根本的な解決にはなりませんけど、挫折する前にギターの楽しさを味わってほしいです。
バレーコードがない初心者におすすめの曲
以下でおすすめする曲は、私も愛用しているサイト「Uフレット」の入門ページに特集されてる曲です。≫楽器が趣味の人におすすめの2つのサイト
とんぼ 長渕剛
G→Gsus4→Gとなるところは一瞬のコードチェンジです。
いずれ弾けるようになればいいのですけど、そのままGコードのままでも影響は少ないです。
卒業 尾崎豊
サビの最後でC→C#→DとコードチェンジするところのC#は飛ばして直前のコードCでひいちゃいましょう
スタンドバイミー BEN E.KING
カポで2フレットを固定しておけばバレーコードなしで弾けます。
アコギを弾くなら、高いものではないしカポを持っておくことをお勧めします。≫アコギを弾くならぜひ!モーリスのイーグルカポは脱着が簡単でおすすめ
まとめ
最近はエレキばっかり弾くようになったんですけど、たまにアコギ弾くとめっちゃ指も痛いし、上の写真のように放置されるようになったわけです。
私にとって楽器というのは自分が弾いてて楽しいことが一番です。
たまには気の合う仲間とセッションしたりして時間が共有できればさらに満足です。
姉も今年からアコギを始めたらしいので、一緒に弾ける程度にはやってみようかな。
ブランクも長いので、またここからスタートです。
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