最近はブルートゥースで飛ばしたりするような機械もある様なのですが、我が家のアンプはすべてシールド接続。
無線化の流れに取り残されてます・・・
たぶんギターを弾いてる人の共通の悩みだとは思うのですけど、アンプ周りは非常にコード類で煩雑になります。
- アンプが重たいので掃除をするときに億劫
- 配線が煩雑になっていて、見た目に汚い
- コンセントがいっぱいになって使い勝手が悪い
- エフェクター類で床面積が取られる
アンプは調子に乗って大きいの買っちゃったので、持てないわけではないのですが掃除をしながら移動するには少し重量感を感じます。
最近はシールドの無線化をする方法もある様なのですが、我が家はまだ昔ながらのシールド接続。
なので掃除するたびにシールドを片付けたり、弾かない時にはそのシールドが散らかって見えるので、この辺りも綺麗にしたいなと思ってます。
あとはエフェクターが床に置きっぱなしになってスペースを使ってます。
弾くときには仕方ないとして、弾かない時には簡単に整理したいので、重ねられる構造としたいと思います。
すのこでアンプラックを作る方法
今回一番に浮かんだ材料としてはすのこでアンプラックを作る方法。
漢字の「日」の字に組んで、一番下にアンプ、真ん中にエフェクター、一番上はピック入れなんかを置ければいいかな?と考えました。
が、アンプという重量物を置くにあたり、それぞれの角を強固に固定する方法がどうして解消できませんでした。
金具で補強するという方法も考えましたが、ビス固定の際に貫通しないように部材を補ったりという手間も必要になります。
![すのこでアンプラックを作る](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2020/05/d5231a346fd993f07eb0e385b4220d30-300x225.jpg)
そもそもすのこの枚数を考えた時に金額的にも意外と掛かる、サイズ的にすのこの長さの再加工が必要であることなどの懸念があり断念しました。
すのこの代用でカラーボックスも考えた
実はすのこがダメなら、アンプが入る大きさのカラーボックスにキャスターをつけるという方法も考えてました。
が、このサイズのアンプが入るようなカラーボックスもなく断念。
アンプラックをイレクターパイプで作る
すのこで作ることの懸念材料を解消してくれたのがイレクターパイプ。
約3cmほどの鉄パイプで黒の樹脂でコーティングされており、ホームセンターでも簡単に手に入れることができます。
今回使った部材はこちらの一覧。
![アンプラックに使ったイレクターパイプ](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2021/05/942515c5dfdff8bf635d67ba653f923e.jpg)
部材 | 品番他 | 数量 |
---|---|---|
イレクターパイプ | 45cm | 4本 |
イレクターパイプ | 30cm | 4本 |
イレクターパイプ | 60cm | 4本 |
コーナー | J-12C | 4個 |
コーナー | J-12D | 4個 |
棚板置き | J-112A | 4個 |
キャスター | JC-40SA | 4個 |
これにあとはイレクターパイプの接着剤と9㎜の合板。
イレクターパイプのジョイントはアンプの重量にも耐えられるのか
イレクターパイプの組み立てはこういったDIYが苦手、したことがないという女性でも簡単に組み立てられます。
各部材はジョイント金具を使って接着剤で固定しますが、この加減が意外と難しい。
スポイト上の先からボンドをパイプとプラスチックジョイントの間に充填しますが、部材によっては下から垂れたり、あふれたりしますので、接合部の下には何かひいておくと床を汚さずに済むかもしれません。
![イレクターパイプで仮組したアンプラック](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2021/05/a8c59c62a1b2df4f2e3271b2b0c384be.jpg)
接着後10分ほどもすれば次の作業ができる程度には固定されますが、本格的に荷重をかけるためには24時間以上置いた方がよいようです。
長いパイプを切って使ったほうがコストは安価になる
イレクターパイプは15cm単位で売ってますので、それぞれを買えば切断という作業は必要ないかもしれません。
でも単位あたりの価格は長いものを買って、切って使ったほうが安くなりますので、手間でない人やすでにパイプカッターをお持ちの方はそちらをおすすめ。
![イレクタ―パイプを切断する](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2018/12/1d37b84744bbcb91998bbe092686b4a7.jpg)
それでも私は微妙な長さ調整や、こだわりだしたらキリがなさそうなので既製品のサイズで作成。
キャスターで床が傷つくかと思ったけど大丈夫そう
アンプラックを作るうえで最低限したいのはキャスターをつけて移動を簡単にしたいということでしたが、反面キャスターで床を傷つけないかなということは考えていました。
結果的にはアンプの重量も4つに分散されることなどから心配は必要ありませんでした。
アンプを置くところは板受けのジョイントを追加
軽量のものを置くのであればJ-12Cの斜め部分に合板を置けばいいかと思ったのですが、さすがにアンプを置くには心もとないので板受けとしてJ-112Cを追加しました。
![アンプを置く角はJ-112Aで補強](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2021/05/431aeaf16b1dcc9ccfdfae7dd6744d44.jpg)
ここへ9㎜の合板を置いて、アンプを載せてます。
拡張性を持たせてパイプは上に延ばせるようにした
今後どんな使い勝手になるかわかりません。
ひょっとしたらまだこの上に置きたいものができるかもしれないので、縦パイプはまだ伸ばせるように、コーナージョイント部材はJ-12Dを使いました。
半分程度しか接着していないので、新たにパイプをさして接着すれば上に拡張できます。
イレクターパイプで作ったアンプラック今後の予定
![イレクターパイプで作ったアンプラック](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2021/05/73cf0581994039861491f0d4b1630d97-1024x768.jpg)
実はこのラック、当初の予算をオーバーしてしまいましたので現時点ではここでおしまい。
ただ将来的にはもう少し手を加えたいと思ってます。
アンプラックに電源をつける
これは難しいことではなく、アンプラックに延長コードを固定して、アンプやエフェクターにそこから電源を送るというだけ。
壁のコンセントにつながなくてもいいので、床を這うコード類は整理できる予定です。
合板を塗装する
さすがに黒いイレクターパイプに無塗装の、しかも普通の合板はかっこ悪いです。
![木材保護塗料バトン](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2017/10/%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%88%E3%83%B3-169x300.jpg)
なので黒か、せめてテーブルに塗ったウォルナットのバトンで塗装したいと思ってます。
![アンプラックに使った合板を塗装してみた](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2021/05/s-2021-05-08-15.49.35.jpg)
とりあえずはこの塗装する方がいいかな?
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