部屋に楽器を置いていると掃除する時に邪魔なことってありますよね。
特にエレキギターのアンプ周りって、アンプ自体もそれなりの重量がありますし、シールドも意外と邪魔なもんです。
そこで作ったのがキャスター付きのアンプラック。
最初はアンプの重量とキャスターの耐荷重的にスムーズに動くかどうか心配だったんですけど、これが意外とスムーズに動いて掃除もしやすいということで、次の課題である電子ピアノに取り掛かることに。
そうはいってもこの部屋にある電子ピアノはヤマハのP120というインテリアピアノのような存在。
でもこれが意外と重い・・・。
少なくとも掃除のために私が一人で抱えて移動するのは面倒な重さ。
今回はこれにもキャスターをつけてみようという計画です。
電子ピアノにキャスターを取り付けて移動できるようにする
キャスターを取り付ける部分を確認
まずこちらが電子ピアノをひっくり返したところですが、脚部はプラスチックで、中空の構造になってます。
![キャスターをつける前の電子ピアノの脚。中空構造でキャスターの取り付けは無理](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2022/01/s-2021-08-15-16.28.03.jpg)
これが木で出来ているのならそのままキャスターを取り付ければよいのですが、一番厄介な形状です。
ここで検討した案はこちら。
- 脚部を木質の材料に変える
- 補強の入った穴に固まるボンドを入れてキャスターをビス止めする
- べニア板を脚部にはめる
うまく表現できないけど、キャスターを取り付けるためには固定のビスを取り付ける必要があるので、下地を取り付けなければなりません。
今回私が採用したのは、一番下のべニア板を脚部にはめるという方法。
現物から型を取ってべニアを切る
べニア板を電子ピアノの下に敷いて、足形をとるように脚部の型を取りました。
プラスチックの厚み分を引いてカットしたものがこちら。
![電子ピアノの脚から型を取ったべニア板](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2022/01/s-2021-12-12-11.04.09.jpg)
もちろん一発でちょうどよくいくとは思ってないので、目の粗いサンドペーパーで擦りながら微調整。
キャスターをつけた後にべニアをはめる
ほどほどにすり合わせがすんだら、最後にキャスターを取り付け。
脚部にはめて終了。
![キャスターをつけた電子ピアノ](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2022/01/s-2021-12-12-12.18.49.jpg)
後付けしたキャスターのおかげで掃除も楽々
このべニア自体は特に何かに固定をしてはおらず、電子ピアノの自重だけで固定されている状態です。
最初は移動している時にべニアが外れて、電子ピアノがキャスターから落ちないかとか心配はしましたけど、特に不自由はありません。
それよりも気になったのが、サスティンペダル。
せっかく移動できるようにしたのであれば、使わない時にはこのサスティンペダルも一緒に移動できるようにと、応急的にこのようにぶら下げてます。
![キャスターをつけた電子ピアノにサスティンペダルをぶら下げる](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2022/01/s-2021-12-12-14.25.38.jpg)
さすがにコンセントは抜かないといけないけど、これで掃除もしやすくなったし、四畳半という狭い空間に電子ピアノやギターアンプ、電子ドラムがあるような空間では、楽器が移動できることで部屋を広く使えるというメリットの方が大きいです。
試行錯誤はなかなか大変ですけど、それがうまくいった時というのがDIYの一番の醍醐味ですね。
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