自宅を新築してはや15年ほど。
年月が経てば悪いところも出てくるし、ごまかしながら使ってたところにも限界が来るもので…
今回悩みのタネとなっていたのは、駐車場の芝。
うちはタイヤが乗る部分だけがコンクリートで、残りが芝という仕様。
最初の頃は芝もきれいだったんだけど、雑草を抜けば抜くほど芝そのものもなくなっていって、気づけば雑草しかない部分もちらほら。
そこで今回は芝を人力で剥いで、そして人工芝にするというDIYをしてみたいと思います。
現在は新たに再施工しなおしましたが、芝から人工芝への施工方法は本記事を参考にしてください。
駐車場の見苦しい芝を人工芝にDIYしてみる
人工芝はむかし買って、娘たちが庭でおままごとをするために使っていたのもの。
最近は近所の子も中学生となり使い道がなくなったので、こちらに活躍してもらいます。
芝を剥ぐのがひと仕事
人工芝をそのまま張ればいいじゃない!!というツワモノもいらっしゃるとは思いますが、やはり自分としては元の芝を取った上で張りたい。
理由は人工芝の間から雑草が生えてきたりするし、その方がよりきれいに見えると思ったから。
ということで元の芝の撤去をしていきます。
ここでおすすめなのがこちら。
バチ鍬と呼ばれるもので、大きな力を必要とせずに簡単に表面の芝が剥げます。
スコップのように上から土に入れようと思うとかなり重労働ですが、この鍬なら振り下ろすだけで簡単に芝の下に入ります。
コツは芝の裏をめがけて鍬を入れ、小さく起こす感じ。
騙されたと思って使ってみてください。
今度はその芝を集める必要があります。
これに重宝したのはこちらの熊手。
ガーデンレーキとも呼ばれたりするみたいですけど、これは伸縮タイプのものなので収納性も高く、さらに今回のDIYだけでなく枯れ葉を集めたり、抜いた草を集めたりするときにも便利です。
これもひとつあると庭の手入れに重宝すると思います。
問題は処分。
芝はしばらくすると土が乾くので、なるべく土をふるい落として処分。(各自治体の決まりによります)
そして土はそのまま人工芝の下地に使います。
土を足で踏み固めて平坦にする
本格的に建機をリースしてくればいろんな道具がありますけど、ここではしっかりと足で踏み固めます。
何度かガーデンレーキで表面の芝の根や草を取り除きながら、高いところ削って低いところを盛っていくことで可能な限り平坦な面を作ります。
この時点で除草剤を巻いておくといいかもしれません。
防草シートを張る
人工芝を張るので基本的には草は生えなくなりますけど、人工芝にも水を透過する穴が空いているので、そこから雑草が生えてきます。
でも私はその雑草が芽を出すことで人工芝が剥がれにくくなると考えて、芝の際だけを施工。(理由は後述)
人工芝を切って張る人工芝は裏からカッターを入れることで切れます。
カッターは極力大きな刃で、手を切らないように注意してくださいね。
そして人工芝止めピンを打ち込む。
コンクリートに接着剤を使って張るようなケースはいいんですけど、土の上に敷くだけのタイプの場合には台風で舞い上がって飛んでいく可能性は考えておきたいです。
前述した水抜きの穴から雑草が…というのも、下から雑草が生えるときに人工芝と密着性が増すかな?という思惑です。
人工芝の継ぎ目が気になる
こうしてできたのはこんな感じ。
でも、なんか気になりますよね、継ぎ目。
芝の目が落ち着けば気にならなくなるのではないか?という仮説のもと次の作業へ。
人工芝は不自然さがあるものの、雑草が生えてるよりはマシ
こうして改めて人工芝を張った駐車場を見てみると、やはりその不自然な緑は違和感を感じます。
でも雑草が生えたりして長さがマチマチの草原よりは遥かにマシになったかなと思ってます。
元の芝を剥ぐというのは決して楽な作業ではないものの、気になる方がいらっしゃればぜひ挑戦してみてください。
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