最近の建売新築住宅なんかのチラシを見ていると、リビングの壁紙が一面だけ変えられてる物件とか多くあります。
以前は部分的に変えるのなんて「変」って思ってたんですけど、すっかり見慣れたせいで「あれもいいな・・・」と思うように。
そこで今回は対面キッチンの壁を塗ってみました。
子供が壁に落書きをして、すっかり汚れてしまってうんざりしている人っていらっしゃると思うんですけど、我が家もそんな子どもの落書きや長年の汚れで見るとイライラするくらい汚らしい壁になってました。
せっかく手にしたマイホームなんで少しでも気持ちよく住みたいですよね。
1日、いやいや、その気になれば半日でも出来る簡単なリフォーム。
それが壁紙の塗装です。
室内のクロスの塗り方
壁紙の塗装に必要なもの
水性塗料
ホームセンターで買い物をしていて、ふと思い立ったので水性塗料を購入しました。
最近はDIY向けのいろんな塗料が売られていますし、色もたくさん準備されていますね。
塗装の道具
ペンキを塗るためのローラーと刷毛。
壁は面が大きいのでローラーは必須なんですけど、そうかと言ってキワの方はどうしても刷毛で縁取る必要があるので刷毛は必要です。
極端に大きなものは逆に難しいですから刷毛幅が3cmくらいのものが良いと思います。
なかなかDIYで塗装の道具を洗って繰り返し使うということもなく、もったいないなぁと思いながらも使い捨てします。
そしてトレイ。
ここへペンキをうつして、ローラーに塗料をつけますので、ローラーで塗るなら必需品です。
ひょっとしたらホームセンターなどでもパッケージがあるかもしれませんので、もしもあればそれを買っとけばいい感じですね。
養生材
絵の具じゃないので、床に垂らしたら大変な事になりますし、塗らないところを汚したりしないように養生というものはとても大事です。
床はマスカーと言ってビニールにテープの付いたものを使用します。
あとは塗り分けする場所などに、マスキングテープも準備しておきたいです。
私は仕事がら、ある程度は持ってるんで不足を買い足したくらいですが、マスキングテープとマスカーは買っておきましょう。
床などの養生
最初にどうしても必要になるのが養生という作業です。
床の方には巾木の上にマスカーを貼っていきます。
ビニールの端部にテープが付いてるので貼ってから伸ばすだけで簡単に床の養生が出来ます。
私は基本的に上側というのは垂れるわけではないのでマスキング1本だけしか貼りませんけど、ローラー作業に慣れてない方は貼っておいた方がいいと思いますね。
下塗り
基本的に塗装は2回塗りが原則です。
キワの方を刷毛で慎重に塗りながら、平面はローラーで下塗り。

コンセントは表面のプレートを手で外したら、プラスドライバーでカバープレート取り付け用のプレートも簡単に外れるので、外しておくのをおすすめ。
基本的に薄める必要はないと思いますけど、乾いた時にネチャってなるのが嫌だったので作業性が良くなる程度に少し水で薄めてみましたけど、ただ少し薄めすぎた感じですね??
上塗り
下塗りの反省をいかして今度は薄めずに上塗り。
実はこの時点で既に17時半でして、若干焦ってました。

無事仕上がり。
後は日中作った棚板を組み立てておしまい。

ツーバイフォーの材料でちょっとしたものが置きたくて作成。
キシラデコールのバリサンダで着色。
ま、汚らしい壁紙からは全然良くなったですね。
壁紙の塗装に掛った費用
ここまで掛った費用は塗料とハケやローラー類、養生材の3000円余り。
これくらいの費用でこれだけ印象が変えられれば正解だったかなと思います。
アクセントクロスにするならクロスの塗装か張替えか
クロスを塗装するメリットとデメリット
メリット
クロスの塗装のいいところは、失敗しても後々張替えが出来ることです。
この後気にいらないから、汚れたからというケースでも、そのままはいで通常通り張替えが出来ます。
また、一番には安価で誰にでも簡単であるというのも一つのメリットです。
デメリット
塗装は確かに簡単にDIYできるし安価に仕上がります。
でもいざクロスを張り替えようと思った時には、クロスが塗装で硬化してうまく剥がれないと言ったデメリットもついて回ります。
特に賃貸などで安くDIYしてオリジナルの部屋に仕上げたつもりでも、原状回復といった面で費用が高くつく可能性もあるので注意が必要です。
壁紙を貼るメリット
最近はネットでもノリ付きのクロスとか売ってますから、張替えというのも手軽に出来るようになったんじゃないかと思います。
また塗装にはないメリットして、塗装は一面が単色になってしまうのですけど、柄物も選べることにあります。
リビングのクロスをアクセントクロスに挑戦
塗装とかって難しいように思いますけど、ローラーならそれなりに綺麗に仕上がっちゃったりします。
それだけに、DIYで塗装するときのポイントは「塗らないところをしっかり養生する」ということです。
思い切ってやってみると室内の雰囲気も変わって楽しめるんじゃないかなと思いますよ。
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