車ではすでにフロントガラスにスピード表示などがされるヘッドアップディスプレイ(以後HUD)がいろんなグレードの車に採用されています。
一方バイクの場合には情報を投影するフロントガラスがないことからそういった技術が市販されるようなことはないと思ってましたけど、実は近年面白い商品が開発されていたようです。
それはヘルメットのシールドに投影するというもの。
アニメや映画から出てきたような話ですが、いくつかご紹介したいと思います。
クロスヘルメット
まずはこちらの動画をご覧ください。
画像が出るのでどんなヘルメットかイメージしていただけると思います。
クロスヘルメット!!
つい予約注文しちまった!!
よく考えたら高級すぎて普段かぶれないだろ!!
ティターンズみたいで一目ボレしたぞ? pic.twitter.com/84UE7CwZwO— ヴぇるぅみ@ninja1000&NSR250R (@veloomy) 2018年5月29日
バイクの後方確認はもちろんハンドルについたミラーで行うわけですけど、意外と自分の腕で隠れて後方確認しにくい
。と感じる人は私だけではないはずです。
その点、車のルームミラーは視線を大きくそらすことなく、後方確認出来るメリットがあります。
このヘルメットは後頭部にカメラが内蔵されており、ヘルメット内にあるディスプレイに表示されるので、わき見を最小限にすることが出来ます。
知らない街で目標物を探して走ってたりすると、なかなか後方確認にまで意識が回らないこともあるので便利ですね。
JARVISH
こちらの動画は終始英語ですけどご覧ください。
めっちゃ欲しくなります。
クロスヘルメットと同じく、ライダーの視界にスピードをはじめとする各種の走行データが映し出されます。
上位モデルのX-ARではバックカメラも備え、SDカードに記録できるようになっています。
価格だけを見るとやはり高いですが、これでいてカーボンファイバーのヘルメットなら安いんじゃないでしょうか。
Xモデル | 120,800円 |
X-ARモデル | 234,800円 |
今なら公式サイトから、1月12日までなら早期予約で44%オフで購入できるようです。
日本語で分かりやすのはこちらのページです≫rakunew
SHOEIとNSウエストの共同開発スマートヘルメット
広島のNSウエストという、主に車のメーターを製造している会社が、ヘルメットメーカーのSHOEIと共同開発したこちらの商品。
一見普通のヘルメットですが、こちらもHUDでさまざまな情報が提供されるようです。
マスク部分にディスプレイ用のメカが入っているとのこと。おぉなるほど。#ヘルメット #NSウエスト #ヘッドアップディスプレイ #SHOEI #CES #CES2019 pic.twitter.com/30PbX2Ru9d
— FUJI (Tomohiro YOSHIFUJI) / Prezi Expert (@yoshifujidesign) 2019年1月9日
いずれは後付けのHUDユニットが発売される?
最後のご紹介したNSウエストさんの商品はSHOEIとの共同開発でしたから、この商品が独り歩きするようなことはないかもしれません。
しかしすでにジャパンディスプレイが着脱式の後付けディスプレイを開発すると発表しています。
ヘルメットに着脱できるヘッドアップディスプレイ JDIが開発、2019年度中の販売めざすhttps://t.co/O01Hp9q2T7#人気記事 #ヘッドアップディスプレイJDI pic.twitter.com/HdPQVPm5O5
— レスポンス (@responsejp) 2019年1月5日
ヘルメット本体に組み込まれるディスプレイより、外付け、後付けのディスプレイのほうがニーズは高いような気がしますね。
まとめ
ちょっと先の未来は、気付いたらやってきてたということは多々あります。
この先ヘッドアップディスプレイ付きのスマートヘルメットの開発が楽しみですね。