和歌山へのツーリングで行き残した所がありまして・・・
それが海中ポスト。
和歌山県の周参見(すさみ)にあります、ダイビングスクールの沖にあります。
沖って言っても、海岸からはすぐそばっぽいのですが。
すさみ海中郵便ポスト
海底10mに設置されてるポストで、ギネスでも世界で一番低いところにあるポストとして登録されてるようです。
自動車メーカー、ダイハツのCASTという車のCMに使われたことで有名なので、CMを見れば「あ~!!」って言う人も多いはず。
どちらにしても時間の都合で潜ることは出来なかったと思いますけど、何かしらの形で行ったことを残したかったなぁ。
なぜ海底にポストが?
そこで気になるのは、「なぜ海の中にポストが??」というとこなんですが、最初は「ダム底に沈んだ村」みたいに元々そこにポストがあったのか?って思ってたんですけど、調べてるとどうも違うみたいですね。
1999年に行われた、南紀熊野体験博のイベントの一つとして、当時のすさみ郵便局長だった松本さんが、地元のPRの一つとして提案されたようです。
この辺りの海はなかなか綺麗なところみたいでして、例えば白浜の白浜海中展望塔や、潮岬のある串本町にも海中展望塔というものがあります。
まぁ~・・・どちらも見てませんけどwwwっていうか、時間ぎりぎり過ぎた–;
さて、話は元に戻して、そういう訳で綺麗な海をPRするには?という事から端を発してこのようなポストを沈めたという事です。
元々のポストは廃棄寸前のものを海中でも使用できるように改造し再利用されていたようですけど、最近では海中での老朽化という理由もあり、毎年ポストの交換が行われてるそうです。
そりゃ~海の中にあれば錆も出るだろうし、藻も付いたりするだろうし。
まして、観光のPRとして沈めておくには、フジツボみたいなのが一杯ついたようなポストじゃちょっと萎えますわな。
調べてて知ったんですけど、ここ以外にも静岡の伊東市、沖縄の那覇市にもあるみたいですよ。
実際に利用されているポスト
このポストから送られた郵便は、すさみ郵便局から配達されることから、実際に使われています。
まさか郵便局員が回収するわけじゃないでしょうから、「誰が回収してるの?」っていう疑問があります。
もちろん、郵便として配送されるためにはポストの中の郵便を地上へ回収する必要がありますからね。
こちらはどうも地元のダイバーがという事で、ここのダイビングスクールのインストラクターとかが回収してるんでしょうね。
次回の課題
ダイビングスクールは一枚岩(≫一枚岩すげー、岩って言うか…)を経由して42号線に出たばかりのすぐの場所から海沿いに国道を外れた方にあるんですけど、ちょうどそっちの方面に行ってみたいとまで思ったのに。
不思議な事に、その時はそこにこのダイビングスクールがあること、海中ポストがあることは知らなかったんですけどね。
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