広島県北部にある街、三次にある霧の海展望台へ行ってきました。
よく雲海と表現されるんですけど、厳密には霧の海ですね。
片道2時間は必要なことや諸事情を勘案して自宅を夜中の1時半ごろ出て、夜中のロングドライブ。
昔から夜中のドライブってあの車内の独立感と、コンビニの明かりで感じる安堵感が好きです。
途中、道を濃い霧が覆いだし期待が増したのですが、運転中の霧は煩わしいものです。
布野の道の駅では日本一周中のライダーさんが寝てたりと、ちょっと普段味わえない出会いや経験が出来たのではないでしょうか。
霧の海展望台
以前から盆地になっている三次は、私が広島に来た頃から、朝の霧は有名でした。
当時友人が付き合ってた彼女が三次の出身だったんですけど、朝霧が出た日は天気がいいと言っていました。
アクセス
三次の駅前からは20分程度もあれば到着します。
場所は比較的わかりやすいですから、地図を確認していけば標識もありますし、迷うことはないかと思います。
霧の海を見る条件
四方を山々に囲まれ、江の川・西城川・馬洗川の3本の川が巴に織りなす三次盆地には、秋から早春にかけて早朝から霧が立ちこめ、「霧の海」を見ることができます。
朝起きて霧が深く立ちこめていると、三次では天気のよい証拠で、ときに街は昼前まで霧に包まれていることも。
「霧の海」は標高400m以上の山に登ると見ることができます。
寒くなるほど霧につやが出て、特に冷え込んだ初冬の早朝は、日の出とともに霧は色を変えて千変万化し、それに伴って島々(山々)も消えては現れたりと、その様は幻想的で神秘的。
三次市の山から色々な表情の「霧の海」を堪能できます。引用:三次市観光公式サイト
霧の海を見るには時期的なもの、天候的なものを含め、時間の調整も必要です。
幻想的な霧の海の撮影
さて、目的地に着いたのは明け方の4時ごろだったかと思いますが、1時間ほど仮眠。
5時半ごろに展望台まで上がると、すでに前列の方はカメラの三脚でいっぱいでした。
ただ、目的が同じな人にはやさしいですね、間に入れてもらって私達も撮影。
日の出の直前?直後?こそ、霧の海という感じでしたが、ご覧のような一面の真っ白の霧の海です。
これで太陽が昇ってくるタイミングを待ってたんですけど、その後すぐに霧がず~っと上がってきて、今後はカメラを構える私たちまですっぽり霧に覆われました。
なかなか霧も晴れず、どうしようか思案したんでしょうね。
この時点で何人かはカメラを片付けて帰宅してました。
オリンパスのPEN-Lite E-PL6を使ってタイムラプス動画を撮ってみるとよく分かったんですけど、霧が生き物のように姿を変えながら景色を覆い隠していく様は、普段なかなか体験できないのでいい経験が出来ました。
霧の海展望台でラプスタイムで動画撮影
タイムラプスをつないでみました。
霧の海展望台の日の出
こういった季節やタイミング、天気などが揃う状況は滅多にないチャンスなんで、霧に覆われながらも粘ってみました。
ネットでいろんなブログを見てると、必ずしもこういう景色が見えるわけではないようなので、初めて行った割りにこの景色を見られたのは運がよかったと思います。
このあとは周りの木々や景色を撮りながら徘徊してたのですが、霧の水蒸気の中を光が進む様はなかなか普段撮る機会がないと思うので、撮り甲斐があったと思います。
最後に撮った写真がこちら。
霧の海の撮影を終えて
上の写真を撮る頃には三脚を立てたカメラ愛好家達はほとんど姿を消してしまってましたが、私自身はじめて見る光景も多くなかなかいい経験が出来ました。
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