前後1輪ずつのオートバイに対して、後ろ2輪という構造をもつトライク。
おそらくおなじみなのはデリバリーなどに使われるこちらのキャノピー。
乗ったことがある人もいると思うんですけど、まあ走らない。
そもそも原付の排気量に対しての重量が重すぎる。
ちなみに屋根のないタイプになるともう少し走りますが。
あ、話が反れましたね。
まあこれは原付扱いなのですが、もっと大排気量のトライクという乗り物。
ハーレーだとかショップがビッグスクーターで作った物もあります。
果たしてこれらの乗り物のメリットとは?
トライクはデメリット多くしてメリット少なし?
トライクのメリット
普通免許で乗れる
トライクのメリットはなんと言ってもこれ。
普通免許で乗れます。
二輪免許を必要としないので、免許まで取りたいと思わないけど、バイクで風を切って走る感覚を味わいたい!という人にはおすすめ。
ノーヘルOK
そしてこれも魅力的なメリット。
バイクの場合にはノーヘルというわけにはいかず、最低限ジェットヘルくらいは被らないといけないですから。
それに対してトライクはヘルメット不要です。
特に女性なんかは化粧をしてるとフルフェイスのヘルメットなんか被りたくないっていう人は多いと思いますし、ノーヘルで風を感じで走れるのって魅力的。
そんな人たちにもノーヘルで走れる魅力っていうのはとても大きいと思います。
トライクのデメリット
すり抜けできない
まあ最初に言ってしまうと、バイクのすり抜けというのは道交法上濃い目のグレーというものらしいので、ここではすり抜けの「善悪」ではなく「可否」ということで比較したいと思います。
バイクのメリットの一つはその機動性なんかもあるんじゃないかと思うんですね。
狭い道でも入れるとか、今回のすり抜けということも含めて。
トライクの場合には後ろ二輪という構造上、すり抜けなども出来ないし、単純にバイクの機動性と比べるとデメリット。
あくまで「できるか」「できないか」ということの比較ですが。
天候に左右される
これはバイクと同じかな?
天候に大きく左右されます。
オープンカーは雨が降れば幌を掛けるっていうこともできるし、暑い寒いということにはエアコンでそれなりに対応できます。
トライクの場合雨が降ればカッパは必要だし、夏は暑い、冬は寒いっていうのはバイクと変わりません。
駐車スペースがバイク以上に必要
車と違って車庫証明なんかはいらないらしいんですけど、バイクと違ってトライクは車幅があります。
なのでバイクより広いスペースは必要。
ある程度自宅に余裕がある人でないと、ちょっと維持は難しいかも。
結局ヘルメットは必要だと思う
そしてノーヘルで乗れるメリットがある反面、結局ヘルメットって必要だと思います。
昔原付生活してた時に半ヘル被ってた経験からいうと、ヘルメットって道交法で定められてるから被るっていうわけじゃなく、顔が出た状態で走ると目が乾くし、虫や飛び石を食らうと痛いです。
顔も走行風で肉が寄るしね。
なによりトライクもいずれヘルメットが義務化されそうって記事にも書いたんだけど、あまりにも無防備すぎて危ない。
個人的にメリットよりはデメリットが気になるトライク
個人的にバイクに乗る時っていうのは、天気も気になるし、それなりに軽快に走れることってのは重視してます。
なので自分がバイクかトライクっていう選択をするのであればトライクの選択肢はないかなっていうのが本音だけど、たぶんトライクを所有する人って、バイクvsトライクっていう比較では選んでないと思うんですよね。
あとバイク以上に整備コストも掛かりそうだから、それなりに金銭的余裕のある人じゃないと維持も出来なさそう…。
そういう場合にレンタルバイクってのは魅力です。
レンタル819に加盟している北海道のイーグルモーターサイクルには、前2輪の後ろ1輪のカンナムのバイクがラインナップされてます。
北海道って市街地以外はだだっ広い道ばかりだし、確かにいいかも。
ちなみにJAFに加入しているとレンタル819での利用料金が1割引き。
もしもトライクに興味あるっていう人は、まずレンタルしてみるってのもいいかもしれませんね。