夕べ斜里の有名なクリオネキャンプ場に泊まったのですがそこからひたすら網走目指して苦行の道でした。
雨、霧はもういいです。
中も入ろうかと思ったのですが入館料が1080円と以外に高い。
ちなみにJAFの会員証を提示すると入館料が10%割引されます。
それ以上に、中に入ると嫌でも1時間は消費するでしょうから、今回はパスしました。
写真は私がついたときにゴールドウィングの老夫婦(失礼?)が写真を撮っていたところです。
網走湖のほとりでは1台のライダーがテントを張っていました。
網走監獄と網走刑務所の違い
クリオネキャンプ場を出るときに、網走刑務所へ行きますと言ったら、監獄じゃなくて?と言われました。
網走刑務所と網走監獄は同じものだと思ってたのですけど、いざ来てみると全くの別物でした。
網走監獄は、公益財団法人網走監獄保存財団という組織が博物館として管理運営をしています。
一方網走刑務所は現在も受刑者が服役する法務局管轄の刑務所です。
歴史をたどれば、明治36年に網走監獄と改称したのち、大正11年に網走刑務所と改称されています。
昭和59年に網走刑務所の全面改築に伴って、旧刑務所が移築したものが博物館網走監獄となったものです。
なので元は一緒だけど、古い歴史ある建物を移築ものを網走監獄とよんでいるというわけですね。
網走監獄へのアクセス
私は大抵、近くまで行ったらあとは標識頼りで走るんですけど、ここへ行くには所々で標識が消えて苦労しました。
近くのローソンで道を聞いた主婦の人は、「私この街の人間じゃないんで」って言われたのを思い出しました。
受刑者 美能幸三
受刑者の中にはタレントとしても活動した安部譲二さんもいますけど、広島に住む私に馴染みのあるのが美能幸三
広島県呉市に美能組という団体があります。
どんな団体かはお察しいただくとしまして、映画にもなった「仁義なき戦い」の著者でもあります。
網走監獄の見どころ
網走監獄の中には蝋人形でその当時の様子を再現した様子が残されています。
監獄食
中では監獄食を食べることが出来ます。
朝食代わりに食べてみようと思いましたが、私が着いた時にはまだオープン前で食べることができませんでした。
メニューは麦めし、焼き魚、小皿、中皿、みそ汁が付いて、720円(さんま)、820円(ホッケ)です。
こちらは現在の網走刑務所の昼食のメニューを再現したものだそうです。
引用:網走監獄
本来はみそ汁ではなく番茶だそうです。
味気ないですね。
脱獄王 五寸釘の西川寅吉と白鳥由栄
どこにでも刑務所から脱走をする囚人はいるもので、この時代にも西川寅吉という脱獄王と呼ばれた囚人がいたそうです。
何と6回の脱獄を繰り返し、最後に釈放されたのは72歳になってから。
それでも最後は息子と一緒に暮らし、畳の上で亡くなったそうです。
昭和に入ってからは白鳥由栄という脱獄王がいましたが、彼の手口で有名なのがみそ汁を牢獄の檻と手錠に掛けサビさせ脱獄したのはあまりにも有名ですね。
最後は府中刑務所にて心筋梗塞で亡くなっています。
いずれの脱獄王もこちらの監獄で蝋人形のマネキンとなっていますので探してみてください。
まとめ
おすすめ度 ★☆☆
一度行ってみたいと思う人にはいいかもしれませんけど、特に関心のない人にはあまり面白いところではないかなという印象です。
また、
網走監獄の中へは多くの人がブログで紹介されていますので、気になれば調べてみてください。
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