まさか8日連続の雨の出発です。
出発前、みどり湯そばのセイコマで荷物を送ろうとしたら、店員さんにもうお帰りですか?と聞かれました。
8日ほどいたんですけど、ことごとく雨と一緒に回ってしまったんです。と嘆いたいところ、今年はめずらしく蝦夷梅雨(えぞつゆ)ですね。と言われました。
北海道には梅雨はないってよく言いますけど、蝦夷梅雨という言葉があるくらい、梅雨・・・というか雨季はあるようですね。
せっかくの北海道ツーリングなのに蝦夷梅雨だと?
このツーリングを計画した時にまわりから言われた情報はこんな感じ。
- 本州は梅雨だけど、北海道には梅雨がないから天気に恵まれるといいね。
- 北海道の6月は本州の3月から4月くらいで少し寒いんじゃない?
果たしてこの情報はどこまで本当だったのでしょうか。
北海道には梅雨がないというのはウソ
ちなみにこのツーリングでの雨率。
- 1日目 札幌の市街地からすでに雨。
- 2日目 函館から長万部まで雨。
- 3日目 朝湯して出てきたら雨。
- 4日目 1日雨。
- 5日目 朝の目覚めが雨音。
- 6日目 斜里のクリオネキャンプ場から網走まで雨。
- 7日目 紋別のホテルを出てからすぐに雨
- 8日目 ←いまここ
雨以外の時間帯はほとんどが濃霧で、結局カッパは手放せず。
これを梅雨と呼ばずになんと言う。
でも正確にはこれは梅雨ではないらしいです。
ご存じの通り梅雨のというのは梅雨前線がもたらす雨。
今回の北海道で味わった梅雨は蝦夷梅雨と言って、原因はオホーツク海高気圧による冷気の流れ込みによって雲や霧がかかりやすくなって雨が続くのだとか。
北海道の6月は本州の3月から4月で寒い
青森の弘前城の桜が咲くのが大体5月の連休ごろ。
北海道がそれよりもう少し遅れると考えると、やはり言われたように本州の3月から4月ごろの気温かもしれないです。
なので冬装備をしておくのがおすすめ。
だけど今回は蝦夷梅雨のおかげでカッパが脱げず、それが寒さ対策には大いに役に立ってくれた感じです。
グローブもオーバーグローブをすることで手の冷えを感じることはありませんでしたし、その点ではラッキーでした。
なのでこの時期に北海道を巡る人には、ウインドブレーカーのようなものを持っておくのをおすすめします。
蝦夷梅雨も思い出、でも晴れた青空の下を走りたかった
この8日の間に晴れたのは、1日目の函館についてからの少しとエサヌカ付近のわずか数時間。
せっかくここまで来たのに・・・と自暴自棄になった4日目だけど、今ではこれも思い出だったと、どこかで思ってる自分がいる。
でも今日はここからオロロンラインを使って札幌まで。
エサヌカ同様に楽しみにしてたのに、たまらんなぁ…雨(T^T)
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