2023年も間もなく終わろうとしてますけど、今からちょうど1年ほど前でしょうか、50代を前に再び資格試験に挑戦をしてみようと思うという記事を書いたのは。
この度、その資格試験に合格しました。
ん?なんの試験って??
それは1級建築士。
20代のころから何度か挑戦はしたものの2級止まり。
まあそれはそれでいいかと諦めてたんですけど、ずっと心のどこかに引っかかってたみたいです。
どんなに資格を組み合わせても1級にはなれない現実
試験に挑戦した動機は下のリンクの記事にも書いてるんですけど、主にアルコール断ちと暇つぶし。
でもこれまで自分でも気づいてなかったコンプレックスもあったみたい。
それはどんなに1級の施工管理や宅建士といった資格と組み合わせても、所詮は2級建築士止まりで1級にはなれない。
そして数年前に1級建築士を取得した後輩との差になってしまったことの敗北感。
いや、別に敵対してるわけではないんだけど、それまで常に自分の方が一歩先に資格を取得して、後輩はそんな自分の後を追ってきてくれた。
にもかかわらず決定的に追い越された心理的な気持ち。
自分では無理に人生の時間を切り崩してまで1級というものに魅力を感じなかったけど、それ以上にそういったコンプレックスと敗北感が自分の中で整理できなかった。
50歳になる年を最高の形で迎えられるんじゃないかな
今回の受験は近年のいろんな資格試験を通して「やればできる」ということを体験してたことが、「やってみよう」という大きな動機になりました。
もちろん勉強を始めた1年前に何かしらの手応えがあったわけではないです。
むしろ手応えを感じ始めたのは今から半年ほど後のこと。
それまでは見えない出口を探しながらとにかくできることをサボらずやったということ。
そして学科試験通過後の製図。
この時にはこれまで20年以上一緒に過ごしてきた妻への思いや、子供たちに大人になっても勉強するんだという見本となれるために。
そして高齢となって終活を考え始めてる母に1級の資格を取った報告をすることで親孝行としたかった。
そのほかにも「資格手当がつくwww」とか「自分の市場価値があがるかも…」といった思いはあるけど、やっぱり何より自分が来年50歳を迎えるにあたって、やり残したことがなく迎えられるという気分は大きい。
これからはもっと好きなことをして人生を楽しめるようになりたいと思うし、とりあえずこの記事をもって、自分の中でのこの資格取得に関する区切りとしたいと思ってます。