今年はクマ騒動が凄いですね。年から年中報道された感じです。(…ひょっとして今年の漢字一文字が「熊」になる?w)
北海道でも東北でも、盛岡なんかはあの市街地に出てきてましたからね。本当に油断なりません。
そして改めて思うのは、今後東北とか北海道をソロでツーリングするの怖いなぁっていう話。
バイクって車と違って囲いがないから、万が一遭遇してしまったら逃げるしかない。でもアイツら走っても50~60km/hとかで走るとか。
それ、原付だったら追いつかれるじゃんwwwというレベル。
北海道なんか道東まで行くと、1時間くらい前に車がいない、信号がないっていうのが普通だし、もしも転倒したらどうしようって思うレベル。だから万一転倒して立ち往生した時にクマが出てきたら、道路に出てきたクマが正面から突っ込んできたらどうしよう…みたいな。
あとは岩手県にある本州最東端の地である魹ヶ崎。

あそこは最寄りの駐車場から約1時間くらい山道を歩かないとたどり着かない場所だから、今後よほどこだわり持ってないと行けそうにない気がしてきました。
熊とは鉢合わせを想定していたが…

今年魹ヶ崎に行くために熊鈴を購入したんだけど、このころはまだ熊との遭遇は、バッタリ鉢合わせっていうのを想定してました。(歩いてたら目の前にクマが出てきた…みたいな)なのであの道中では前や側方方面ばかり気にしてたけど、ニュースで何度か見かけたのは後ろからの不意打ち。
こんな山中、茂みに隠れたクマを見つけるのって難しいです。まして後ろなんか。

クマのあの手で後ろから引っかかれたら、そりゃオオゴトですよ…。
ツーリング中、クマに遭遇しないために
早朝や夕暮れの走行を控える

そうかといって北海道とかってツーリングの聖地です。たぶんこれからも機会があれば行きたいと思うし、もう一度くらいは計画したいです。
じゃあクマ被害に遭わないためには?と言うと…?日没を過ぎて走る計画や日の出直後から出発するような計画にしないことですね。
クマに限らず野生動物って、夜行性の動物が多いです。
北海道ではシカと接触してケガをするライダーの話も聞くし、これは最低限の自衛なんじゃないでしょうか。それでなくても昼間でもクマは出てきてるんだから。
止まって休憩しているときは熊鈴の携帯
自分の中でバイクで走ってるときっていうのは安全なんじゃないかなって思いたいところがあります。もちろんそのまま走って逃げれるってのもあるし、エンジンや排気音っていうバイクからの音もあるので。
でもバイクを止めてしまうとそれはどうだかわからない。
そこで昔から言われる熊鈴。

熊鈴って私はネットで買いましたけど、最近は近所のホームセンターでも売ってたのを見かけましたし、百均にも売ってるらしいです。ネットでは音を確認できることは少ないけど、実物なら音の大きさや音色を確認して買えるのでおすすめです。
私がこの熊鈴を買ったのは、たまたまサイトで音色が確認できたからですが、安いものはガラガラいうだけで音が響かないものもあるので、一言に熊鈴といっても色々あるっぽいです。
最近はこういう熊鈴を鳴らしてても効果がない個体とかもいるって言われてますけど、それでも遭遇率は下がると思います。あと熊鈴でなくてもラジオとかでもいいらしいんで、スマホで音楽を鳴らすっていうのも手かもしれません。
遭遇前提でクマの撃退スプレー
魹ヶ崎のトレッキングコースに入るときに着ていったのはプロテクターの入ったバイク用のメッシュジャケット。生身よりかはマシではないかと思ったけど、あの爪とか見るとあまり効果はないかもね。
それよりネット動画で見たことある人もいるかもしれないけど、クマの撃退スプレーっていうのがあります。中身は唐辛子とかにも入ってるっていうカプサイシン(だけではないんだろうけど)とかで、クマは焼けるように当分痛がるんだとか。
まあ可哀そうな気もするけど命を取るようなものではないし、使わないとこっちの命が危ないんで。
でも前に調べたところ1本が7千円とか8千円とかするし、荷物にもなる。ちょっと実用性に欠けるかなぁっていう気がしました。
あとネットではなんちゃって商品も売られてるから注意というのはこちらのポスト。
他に伝えておきたい大事な事は、クマスプレーの規格をまとめる法が日本に無い為、海外では危険と考えられる“噴射距離が短い”、“容量の足りない”、“間違った濃度(低い、そもそも指標が違う)”スプレーが日本市場に沢山出回っている事です。
アメリカでは許されません(EPAヒグマ、クロクマ前提)。…— 株式会社 トウキョウジュウホウ / Tokyo Juho, Inc. (@tokyojuho) October 14, 2025
あまり安いものは注意したほうがよさそうです。
そういう場所に行くときには家族に伝えておくってのも大事かもね
クマが怖いからというのが直接の原因で北海道のツーリングを辞めるとか、魹ヶ崎灯台へ行かない、辞めるっていう人はいないかもしれません。実際にそういう場所に住んでる人たちだっているわけだし。
でもツーリングを含めて旅行でそういう場所に行く場合、普段の生活の場とは違った危機感を持っておく必要があると思うし、せめてそういう場所に行くときには、家族に告げておくっていうのも大事かもしれません。
家族が心配して警察に連絡するころにはこの世にはいないかもしれませんけどね。

