私自身、自宅から日帰りでいけるところというのは大抵行きつくしてますから、少し足を延ばしたいと思った時にはどうしても宿泊が伴います。
なので、「今週末ツーリング行こう」と思い立った時に一番困るのが宿泊所です。
天気と相談しながらツーリングを決めると、どうしても直前ということにもなりますし、なかなか宿泊場所の予約がとれなかったりするんです。
私が1泊程度だとおすすめするのはビジネスホテルです。
誰にも干渉されずに休むことができますし、何より快適ですから。
そのほかツーリングライダーが比較的よく利用する宿に、ライダーハウスやゲストハウスというものがあるかと思います。
これらとは違うキャンプツーリングの魅力とそのデメリットについて考えてみました。
バイクでのキャンプツーリングの魅力
私が実際キャンプツーリングをしたのは九州に行ったときに2泊しただけですが、これがその時の阿蘇のキャンプ場での写真です。≫九州ツーリング2日目後編
見えにくいですけど、このキャンプ場には多くのツーリングライダーがいました。
ルートの選択が増える
ビジネスホテルなどと違い、山間部にもキャンプ場が点在していることから、ルートの選定が自由になります。
上の写真は阿蘇のキャンプ場でしたが、翌朝はここから出発のため、ゴールデンウィークにも関わらず、ガラガラの阿蘇の道を堪能できました。
価格が安い
何より宿泊費が安いです。
野営費は有料のところもありますが、無料のところも探せば結構あります。
ツーリングの計画をする時の予算の面でもかなり有利です。
焚き火を囲んでライダーと過ごす時間
焚き火やランタンなど、暗闇の中でわずかな明かりを頼りに飲み語らうのもキャンプの魅力です。
みんなでお酒やお菓子を持ち寄ったりして、どこから来たのか、どこへ行くのか、おすすめのルートなどなど話は尽きません。
星空のもと、テントのそばで愛車と過ごす夜
キャンプ場には、いつも他のライダーがいるわけではありませんから、一人ぼっちの夜もあることでしょう。
でもそばには自分の愛車があるんですね。
愛車のそばで星空を見上げながら過ごす時間というのは、なかなかいいものです。
またテントから漏れる灯りと星空の撮影とかしてみたいです。
写真はまだまだ能力不足、知識不足、経験不足ですけど、楽しめればきっと技術は後から付いてくると思うので。
キャンプツーリングのデメリット
キャンプツーリングの魅力もありますけど、当然デメリットもあります。
荷物が多くなる
当然に荷物が多くなります。
テントに寝袋、懐中電灯だったり、湯を沸かす調理器具も持っている人は多いですよね。
調理をすると当然食器も必要ですし、汚れものも出ます。
経験を積むことで荷物は省けるとは思いますけど、荷物が多くなるのは宿命ですね。
悪天候に弱い
突然の夕立などで荷物が濡れると大変です。
特に寝袋といった寝具が濡れると寝ることもできませんし、干すこともできません。
快適性は著しく損なわれますね。
テントの種類と選び方
私がキャンプツーリングへ行った時は借り物のテントでした。
じゃあテントってどんなのえらべばいいんでしょうか?
本格的にテントを使ってツーリングをするというのであれば、本当にそれなりのテントをもっておいた方が良いと思います。
雨天時の撥水の事や縫製部分からの浸水、風に対する強さ、携帯性など、やはり工夫が施されています。
ただ、雨の日を含め悪天候時のキャンプはおろか、バイクにも乗らないと決めている私の場合そこまでの必要はないんです。
ポップアップテント
5000円を切る価格ながら、ポップアップのテント。
ツーリングだけでなく、運動会やビーチなど、家族での利用にも使えそうですね。
ただポップアップテントは設営が簡単な反面、デメリットとしてバイクでは運びにくいと思います。
ドームテント
こちらは一般的なドームテントですが、価格はさらに安いです。
値段的には捨てて帰っても惜しくないレベルですが、携帯性はポップアップテントより良いと思います。
2人用のテント
荷物をテントに入れたりすると、寝るのにも1人用じゃ狭いですから、テントは二人用くらいのサイズをおすすめします。
以前テントを借りた時のは2人用でしたが、確かに大きいとは感じませんでした。
まとめ
キャンプで食器や調理器具を持って動こうとすると、とても多くの荷物になりますし、費用もかさみます。
でも、食事はコンビニで調達すればいいし、飲み物はペットボトルなんかの携帯性にすぐれた飲料もあります。
上で挙げたようなテントは2回使えば十分元が取れるようなものですから、最初から大掛かりのものを準備するのではなく、自分に合うと思えば買いそろえれば良いと思います。
キャンプ場で焚き火を眺めながら、お互いの趣味について語り合う夜というのもなかなかおすすめですし、ツーリングの楽しみをグッと広げてくれるキャンプツーリングを、ぜひ一度経験してみてほしいです。

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