先日久しぶりに車で家族旅行に行ってきました。
高速道路を約3時間ほど走らせて行ってきたんですけど、その道中自分の運転や他車の動きを見ながら感じたことを書いておきたいと思います。
最近は自分自身も長距離を運転することが減ったし、以前も書いたようにちょいちょい自分の運転が心配になることがありますので、その備忘録も兼ねてます。(関連 ≫ 表面化する交通事故は少ないけど、ヒヤリハット事例を分析して要因は取り除きたい)
高速道路を安全に走る方法
トンネルの中ではライトをつけて自車をアピールする
最近はオートライト機能を搭載した車が増えたのですけど、それでもトンネルの中でライトをつけない車というのは一定数走ってます。
「別にライトをつけなくても見えるから」という言い訳なのかもしれませんが、無灯火車が前方を走ってる場合には距離感がわかりにくかったり、後方を走っている時はサイドミラーやルームミラーで確認しにくかったりするものです。
一般的にトンネルの中での車線変更は原則禁止という認識をしてますけど、トラックが走行車線をふさいでいるケースなど特にお構いなしに車線変更をする車は多く見かけます。
ライトは自分が見えないからつけるのではなく、他車へのアピールのためにも必ず点灯しましょう。
関連 ≫ 無灯火運転が危ないのは自転車だけじゃない。早めのライト点灯で事故防止
ICやSAの本線合流の場所で走行車線の車を追い越さないこと
たまたま2台でツーリングしていたバイクの間に大型トラックが急に割り込みました。
妻も思わず「怖っ」と声を出すほどのタイミングだったのですけど、その場所はインターチェンジの合流場所でトラックの左側からは合流してくる車が続いてました。
私もトラックを見ていたのですが、減速するにも加速するにも判断が難しい位置関係でした。
このトラックに限らずインターチェンジやサービスエリア(パーキングエリア)からの合流車があった場合、本線を走る車が追い越し車線に入って合流をしやすくしてあげるという車は多いです。
にもかかわらず、走行車線の車の真横を走っていたり追い越しを始めると、走行車線の車が出てこれなくなって事故などの原因になりかねません。
なるべくインターチェンジやサービスエリアが近づいてきたら、あらかじめ追い越しておく、追い越し車線にスペースをつくっておくといった走り方をしたいと思いました。
一定のスピードで走ることを意識して走る
高速道路はその名の通り高速で移動するために作られた有料道路なんですけど、カーブもあればアップダウンもあります。
そんななか特に上り坂でスピードが落ちる車をちょいちょい目にしますけど、特に追い越し車線を走るってるにもかかわらず速度が落ちる車の後ろは、たいてい後続車がブレーキを踏みながら車間の維持をし、その結果後ろには車が溜まってしまいます。
最近はエコ運転を意識してアクセルを踏むことを嫌う人がいるのか知りませんけど、スピードが落ちたら加速してスピードを一定に保つという、基本的なテクニックを身につけたいところ。
そうしないと後続車がみんな再加速をしてガソリンを燃焼させることになります。
自分より速い車が近づいてきたら早目にゆずる
最近でこそ減ったように思いますけど、昔は追い越し車線を走っているとものすごい勢いで大型トラックに追いつかれたものです。
あれはあれで身の危険を感じるような出来事だったんですけど、自分は制限速度を守っている(ドヤッ)ではなく、特に道交法は法律を守らない層はいるわけだから、そういうドライバーに対して道を譲るというのは昨今の交通トラブル防止にも有効です。
「制限速度を守らないドライバーがいる」と「進路を譲る」という関係は、「空き巣に入る泥棒がいる」と「施錠をして外出する」という、不法行為と防犯という関係だと思えばなんら違和感はないと思います。
しかも最近はトラックにつけられたリミッターのせいで、トラックが走行車線をふさいでしまっていて、一度追い越し車線に出たら戻るに戻れないという時もあります。
追い越すタイミングというのは自分の車の性能を考えて上手な抜き方、抜かれ方というのを意識したいものです。
高速道路で他の車に迷惑をかけないことも走り方のコツ
今回特に気になったのは以上の4点。
- トンネルの中ではライトをつけて自車をアピールする
- ICやSAの本線合流の場所で走行車線の車を追い越さないこと
- 一定のスピードで走ることを意識して走る
- 自分より速い車が近づいてきたら早目にゆずる
高速道路では自分が事故をしないというのは当たり前のことなんだけど、他車にも迷惑をかけないような運転を心がけることも大事な走り方の一つではなかろうかと感じました。
特に2つ目の合流地点で追い越しをしない、並走しないといったことは、合流してくる車や走行車線を走る車、みんなに迷惑が掛かります。
もちろんスピードを一定に走るということは、自分以外の車のエコ運転にもつながります。
高速道路は一度事故が起きると非常に大きなケガや社会的時間の損失などを引き起こします。
みんなが安全に走れるように、より安全な自分なりの走り方というのを意識してみてはどうでしょうか。
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