オーダーメイドでワークデスクが作りたい、でもコストは安く抑えたい。
作る以上は安定していて安心できるものじゃないと嫌だし、少しでも機能的にしたい。
そんな私のわがままを叶えるべくいままで使ってきたテーブルは、カラーボックスを切って、その上に天板を載せてしまうという、本当に簡易なものでした。
その後左側にピアノが来たことから、天板を切って脚の代わりにしています。
ただ既製品の天板では奥行きが450㎜と微妙に足らなかったり、長さが足りないといった寸法上の違いから使い勝手があまりよくなかったので今回新しく作ることにしました。
今回作る机の奥行きは500㎜、長さ方向は1400㎜を目安としています。
製作段階のものは後日ご紹介するとして、今回は材料や検討したことなどをご紹介します。
https://bikelife.work/workdesk-osb-diy/
ワークデスクの天板の材料にはどれを選ぶか
ワンバイシックスを連結させる
最初は天板をワンバイシックスをつなげて作る予定でした。
ワンバイシックスとは?・・・ホームセンターで手に入れやすい材料で、厚みが約19㎜、幅が約140㎜、長さは6F(フィート)から10F程度まで売られており、表面もツルっとしていることから、そのまま塗装しても十分机として利用可能な材料。
強度的にも問題はなく、木目もきれいなので私も好きな材料です。
ところがこの手の材料は加工がしやすい反面、購入するホームセンターによっては反りやひねりがあるまま売られているケースも多いので、形の良い材料を手に入れることがなかなか難しいのが現状です。
また材料代に2,000円以上掛かる上に、つなぎ合わせる精度によっては天板に凹凸ができ、私の考える机には不向きであると考えました。
集成材がワークデスクには最適か?
最も強度的にも仕上がり的にも安心できそうなものは集成材のカウンターを利用することでした。
脚を取り付ける際にもビス止めもできるので、一番ベターな材料かもしれません。
長さ方向は自由に選ぶことができましたが、幅が希望するサイズ以上のものになると、許容できないほどコストが掛ったことも却下した原因です。
無垢のフローリング材なら肌触りもよい
その次に検討したのが、フローリングの無垢材です。
これであれば材料の品質は高いですし、フローリングなので触った感じも問題ありませんでした。
ですがこれもコストの問題でやめました。
木材で枠を組んで薄ベニアを乗せる
近くのホームセンターでシナ合板に似たような5㎜の薄べニアを安価に発見しました。
これなら補強を入れることで、安く仕上がる予定でした。
唯一無二のデザインならOSB合板
最終的に選択したのはこちらのOSB合板。
木片チップをかためたような木目がある割に、実際触ってみると思ったよりツルっとしていて不快感がないです。
また薄べニアに補強をして使うぐらいなら、こちらの材料を使ったほうが安いと判断。
近くのホームセンターをはしごしたのですが、手に入ったのは9mmでした。
ワークデスクの脚の材料には何を選ぶか?
脚については、既製品でスチール製のものや、イレクターパイプで組み立てる、金物補強をして木材でつくるという選択肢を考えていました。
既製品の金属脚
手っ取り早いのはこの既製品の足を利用することでしたが、想定する長さがないことや、1本あたりの値段が高いことから、一番に却下しました。
イレクターパイプや水道のパイプ
安価に作れそうなものとして、イレクターパイプを考えました。
鉄パイプに樹脂のコーティングがしてあるので、見た目もきれいですし、長さのカットも精度よく施工できると思いました。
ただ、これはジョイントが高いことから、安くできるものとは思えませんでした。
次に同じくパイプで考えたのが水道の給水パイプでした。
ジョイントも多数選べるので、足のゆがみを補強してやることで使用には耐えられると思いました。
木材で作る
一番安いのはツーバイツー当たりの材料で、金物を使って天板と固定する方法でしたが、足の長さをカットするときのわずかな長さ違いが、がたつきの原因になることが気がかりでやめました。
すのこ
選んだものはすのこでした。
すのこは立てて使うことで、板をつないでいる木材が棚板の受け桟としても利用できることから、脚として、そして棚として利用しようと思いました。
https://bikelife.work/sunoko-diy/
ギタースタンドも改造して脚の一部に
過去に作ったギタースタンド。
https://bikelife.work/434932881-html/
当分重宝はしたものの、現在では壁掛けになったことからギターを掛けることはなくなってしまったし、ギタースタンドと机との間がデッドスペースになっていることから、こちらを改造して片側の脚の代わりにしようと思います。
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