先日ブログ村でバイクとは全く違うジャンルのところを読んでいて、ふと目にとまったブログを読んでいたところ、その人も昔バイクに乗っていて、「北海道に憧れた」と書いてました。
結局そのブログ主さんは北海道へ旅立つ機会には恵まれなかったようなのですが、その理由として下のようなものをあげていました。
- 学生時代は金がない
- 社会人になると時間がない
- 歳をとると体力がない
実際にはどれも言い訳なんでしょうけど、この中で自力でなんとか出来るのが「金がない」という解決策ではないでしょうか。借りればいいだけですから。
北海道にあこがれ始めたバイクライフ
大学生の時、友人と訪れたバイク屋で目にしたXJR400に一目ぼれして、オートバイの虜になりました。
ある時オイル交換か何かでバイク屋を訪れた時、
そんなにバイクが好きなら北海道へ行け。人生変わるぞ
と言われました。
その当時はまったく北海道というものに憧れはなくて、とにかくバイクに乗れればいい、またがってさえいられればそれでいい、ということしか考えていませんでした。
それと同時に、行かない理由として「それだけのお金がない」という理由に収束していたのですが、やはりバイク雑誌に特集された北海道のツーリング写真などを意識してみていたように思います。
憧れを実現できたバイクライフ
最初のバイクを手に入れてからかれこれ20年以上、気づけば当時40手前のおっさんになってしまいました。
大学時代に憧れた北海道ツーリングの夢は歳とともに過去の思い出になりかけていたわけですが、その年は全社員が有休とは別に10日の連休をとるようにとの社長のありがたいお言葉があったのです。
まだ、この時点では北海道へのツーリングは頭にもよぎらなかったのですが、同時に社員旅行として6月に北海道に行くことになりました。
これを機に、10日の連休を取得しツーリングを計画し始めたのです。
大学生の頃の自分に言いたい「金は借りればいいけど時間は借りられない」
若いときの時間は有意義に使え
今は世界的なコロナウィルスの感染拡大予防のため、いつになく長い春休みが始まっています。
それでも恐らく多くの大人たちはそんなのお構い無しに仕事だと思いますし、朝もゆっくりと起きてくる子どもたちがとってもうらやましいです。
しか~~~し、もっとうらやましいのは大学生。
大学は夏休みは普通に2か月近くありますし、春休みも1か月近くあります。
自分の学生時代はバイトとコンビニへの買い物の時以外は、アパートの部屋にこもってガンガンにエアコン掛けてゴロゴロしてました。
親から仕送りもらってバイトして、目先のことにお金を使ってました。
こんなんだから「大学時代何してた?」って聞かれても学校もロクに行かなかったし、当然勉強もしなかった。かといって目いっぱい遊んだかというとそうでもない。ただ4年間を浪費した気がします。
まぁ、それも一つの青春ではあるのですが、あの時の自分に言いたい。
若い時の時間を有意義に使え
金は借りられるけど、時間はだれも貸してやれない
学生時代、知り合いに「時間があっても金がない、金があっても時間がない、金がないなら借りればいい」と言われました。
当時、えらく乱暴な事にも聞こえましたが、実際働き始めると自由な時間をまとめて確保する事が難しく、「時間がないとはこのことか」と痛感する人は多いと思います。
部屋にこもって過ごしても、バイクでツーリングしても同じ時間ですが、働き出したらとても連続して2ヶ月なんて時間を作り出すことは無理です。
しかも4年連続で。
仕事辞めたら自由時間は作れるけど、そんなに再々職を転々とするわけにもいかないですしね。
時間があるのにお金がないという理由で諦めるのはもったいない
多くのライダーは憧れの地で終わってるという人もいらっしゃると思います。
結果論として、自分の人生で北海道へのツーリングっていうことを達成できたわけですけど、そうでなかったら私自身も「いつか行ってみたい」って今でも言ってる気がします。
あの頃は今みたいにコンビニのATMでお金を借りられる時代じゃなかったけど、親に頼んでお金を借りてでも時間を有意義に使えばよかったと今でも思いますね。
もちろん借りたお金は返さないといけない訳ですし、そんな風に思えるのも自分が北海道でいい思い出を作ったからこそなのかもしれませんが、私は人生において今回のツーリングで使った金額以上の価値は十分あったと思います。
実際今回の私のようなケースって社会に出るとホント稀な例だと思うので、時間がある若者はぜひ北海道の大地を目指してみてください。
2014年北海道ツーリング最終日
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