さて、いよいよ北海道を立つ日がやってきました。
窓から差し込む朝日をみると、なかなか天気がよさそうです。
この日も5時過ぎには目が覚めたのですが、もう終わったんだ、天気を気にしなくてもいいんだ、という安心感からか、数週間ぶりに二度寝をしました。
実は、一時期このツーリングを中止しようかと思った時期があったぐらい切羽詰った時期がありまして、色々負担があったんでしょうね。
糸が切れたかのようにぐっすり眠りました。
目が覚めてからは、先を急ぐわけでもなく、ダラダラと準備をし、チェックアウトのぎりぎりまで携帯を充電し、最後の宿を後にします。
前日の台湾の女の子も「bye-bye」と手を振ってくれました。
彼女と過ごした時間はわずか数時間なんですが、二度と会わない人との別れはどことなく寂しいものです。
目指すは地下鉄白石駅。
行きは大きな荷物に不安と期待を詰め込んで歩いた道。
この日は小さなバッグには思い出一杯詰め込んで、僅かばかりの心残りはポトポトと落としながら歩きますw
さて、ここから目指すは大通公園。
コインロッカーに荷物を詰め込んでテレビ塔に向います。
私は名古屋出身なのですが、栄の久屋大通に結構雰囲気が似ています。
旧本庁舎の2階では北方領土のことを改めてビデオで学びますが、実は座りたかった、ブーツが脱ぎたかったと言うのが本音だったりしましたw
そこから再度大通公園に戻ろうとすると馬車がいました。
新冠で見たサラブレッドとは違いましたが、白いとても大きな馬でしたよ。
改めてテレビ塔付近まで戻ると、テレビ父さんというなんとも反応しづらい着ぐるみがいまして、通行人が一緒に記念撮影をしていたところを見ると、地元では結構人気のキャラのようでした。
それを見て、もらった人はありがた迷惑だろうなぁと思いながらも話のネタにでもしてもらおう、と1つだけお土産に買いました。
さて、場所は北海道札幌、予定より時間もある、すすきのまでは目と鼻の先ということでランパ・・・(ゴニョゴニョ)・・・へ行って来ました。
・・・ジャン
蘭パビリオンです。
いかがわしいお店じゃないですよ?w
実はこちらも大通公園で行われていたイベントで、このネタのためだけに行ってきたんですけど、いろんな蘭がいっぱいありました。
風は少し冷たいのですが、なんと言っても雲ひとつない青空で、日差しもそこそこあって喉も渇いた。
そこでテレビ塔と乾杯してきました。
実は、この直後にちょっとこぼしちゃったんですけどね。
芝生で家族連れがお弁当を食べている中、一人でビールを飲みながらふと考えました。
この大地の先には、この青空の下を走るライダーがいるんだろうなぁと。
きっと彼らは自分と同じことを感じているはず・・・と。
ま、そんなこんなして、空港へ向います。
空港ではずいぶん時間があったはずなのですが、搭乗手続きや荷物の仕分け、ラーメン食べたりしてたらあまり余裕がなかったです。
その間、何度もあっちへ行ったりこっちへ行ったりで、最後は空港4階にあるプロントでコーヒーを飲みながら携帯を充電して時間を潰しました。
この飛行機で広島へ帰ります。
離陸後、下に小さく見える北海道を思い出して、改めて今思うことは、多分理解してもらえる人って少ないと思うけど、
自分は自分がかっこいいと思うことを一生懸命にやった
他の人があまり経験できない貴重な時間を精一杯がんばったと言うこと。
さあ、帰ろう。
△ある人の真似^^;
この空の向こうには(たぶんw)仲間達が待っている。
さらば、ライダー憧れの聖地!北海道!!
コメント
台湾の女の子から「bye-bye」…さすがイケメンライダー(^-^)b
自分はそんなの有りませんでしたょ(T ^ T) ww
馬…ばんば馬ですねぇ♪スゲー、デカカったでしょ?近くで見たらちょっとした重機みたぃ。
旅の思い出…たろうさんの気持ち伝わってきます。ライダーとして二輪に跨る者を何故か虜にする北海道…走った者でないと分からない。
>めんさん
えかろう?^^
多分もっと伝えたい、表現したいことってあると思うんですけど、これ以上は繰り返しも多くなりそうなので、思い出したらチョコチョコ書いていこうと思います。