最近気になってるのが、スマホで写真を撮る場合にはオートモードで撮ったほうがいいのか、それともマニュアルモードで撮ったほうがいいのかという判断。
ご存じのように今のスマホは大変良く出来ていて、何気なく撮った写真でも綺麗に写ります。
むしろ下手に設定を変更するより失敗が少ない。
ですがオートモードで撮れないものがマニュアルモードなら撮れるということを経験してから、いっそう迷うようになりました。
こちらは当ブログでも人気の記事になっている、スマホで撮った星空とホタルの写真の記事。
https://bikelife.work/firefly-smartphone-camera/
https://bikelife.work/smartfone-howto-starrysky/
そして最近はHDR(ハイダイナミックレンジ合成)と呼ばれる写真については知識的に知っておいてもいいかなと思ってます。
いろんなサイトやSNSを通してみてみても、なかなかカッコいい写真に仕上がってるようです。
HDR(ハイダイナミックレンジ)ってどんな写真?
最初にHDRというものの存在を知ったのは2014年のこと。
その頃はまだ理解できていなかったけど、最近はだいぶん理解が進みました。
HDRは暗いところを明るくして、でも明るいところは明るくせずに色合いを保持するというようなもの。
例えば背後に窓のある室内で写真を撮ると逆光になるので、室内側は暗くなってしまいます。
反対に室内が写るように撮影すると、室内は写るけど背景の室外は真っ白になってしまう現象のいいとこを両取りして、逆光でも綺麗に撮影しようというのがHDRの大雑把な内容。
大雑把すぎww
こちらが一例。
ボートパークから見た朝日です。
朝日に対して、手前のものが逆光となっているために黒潰れしています。
まあ、これはこれで薄暗い朝、静かな海に浮かぶボートたちが表現できていると言えばそれまでです。
ですがこちらがスマホのマニュアルモードを使ってHDR撮影した写真。
そこに薄暗い中に浮かぶボートの姿はありませんでした。
HDR化した写真は肉眼に近いの?
デジカメになってパソコンでそれなりに加工ができるようになって以来、こういう編集や技術を駆使した写真を嫌う人って少なからずいるみたいです。
一発撮りがエライ!
確かに写真は触りだすと元がどんな写真だったかわからないくらい加工編集する人もいます。
その加工してるときの気持ちはわかる。
ただ、こちらの写真、どっちが肉眼に近かったの?と言われると、左ではない。
そうかといって右でもないけど、右のほうが近い。
逆光で悩んだ時にHDRのことを覚えておくと救われる写真もあるかも
ちなみに、画像編集ソフトのGimpを使ってHDR化させることも可能です。
スマホで撮った写真 GimpでHDR化したもの
関連 ≫ Gimpでプラグインやスクリプトを使わずに写真をHDR加工する方法
ただその加工をもってしても、スマホ一発取りのHDRにはかなわなかったようです。
HDR撮影したもの GimpでHDR化したもの
※元画像に圧縮が掛かっているので画像が荒いです。
もう少し時間を掛けると一発撮りに近づきそうだけど。
「写真の加工」は肉眼で見た記憶を頼りにするで、ひょっとしたGimpで加工した上の写真の方が実は近かったかもしれません。
この先逆光で撮影する可能性だって多々あります。
その時に「HDR化するとこう変化する」という概念だけでもいいから覚えておくと、スマホでの撮影がより楽しくなるかもしれないと思いました。
以上「逆光で悩んだ時にHDRのことを覚えておくと救われる写真もあるかも」でした。
▽こちらはHDR化した手順についてまとめています。
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