いよいよこのシリーズ最後となりました。
途中、間に稚内で泊まったライダーハウス、みどり湯での人たちを挟んでいますので、16人目から23人目に飛びます。
こうして振り返ってみると、多くの人がいろんな所で生活をし、そしてたくさんの人と出会いながら生活しているんだなぁと、当たり前のことだけどそういった出会いに感動してしまいます。
さて、最後の旅人たちの紹介です。
札幌からXJR400で来たライダー 16人目
宗谷岬ではXJR400に乗った札幌から来たライダーさんと話してました。
歳にして30代半ばくらいでしょうかね。
私も一番最初に乗っていたのはXJR400ですので、懐かしさもあり空冷エンジンの造形美に見とれていました。
さて、このオーナーさんはこのバイクを買ってまだ1カ月くらいだそうで、その前はCB400SFに乗ってたらしいです。
なんでも盗難にあったらしく、「思い入れのあったバイクだったのに」と呟いた横顔は我が身をつままれる思いでした。
私も原付のNS-1が盗難にあったときは、とても呆然としたものです。
盗難対策だけはしすぎる事ないので、きっちりしときましょうね^^
もともとは東京の方なのですが、転勤で札幌に来てバイクライフを楽しんでいるようです。
明日走ることになるオロロンラインのこととか、道端に咲いてる黄色い花の名前(ワスレマシタ)、そして宗谷に咲いていた赤い花。
この花も珍しいんですよと丁寧に教えていただきました。
この先の宗谷丘陵だとか最北端のガソリンスタンドで給油するともらえる証明書だとかを見せていただき別れたのですが、彼のiPhoneにはたくさんの花の写真が入っていて、今まで出会ったライダーの中では結構タイプが違う人だったなぁって思います。
こんな特等席書いちゃってもいいんですか?と言いながら書いてくれましたよ
小平で出会った利尻山に登るライダー 23人目
この方が最後になりますが、北海道で出会った人達は、結構山を登るという目的の人が多かったように感じます。
ここであった彼もその一人。
前日雄冬岬展望台のそばにあるキャンプ場で一泊し、この日は羽幌付近でキャンプって言ってたと思います。
距離的には十分稚内までいけると思ったんですけど、翌日のフェリーで利尻に渡るんで、今日は無理しても仕方ないんです、と結構几帳面に計画してるっぽかったです。
埼玉から北上して来て、北海道。
私が広島だと言うと、いずれそっち方面にも行きます、って言ってましたね。
彼もまた日本各地を旅する人なのでしょう。
ハンドルのとこにスポンジがあったんで、これ何?って聞いたら食器洗い用です。って言ってました。
「そんなとこに置くなw」って心ん中で突っ込んだくらい不自然な場所に置いてあったのは可笑しかったです。
私が通ってきた道は雨が降っていたので、この先降るかもよ?というと早速にパラパラ振り出し、合羽を着てましたね。
NC750Xだと思いましたけど、荷物を固定する用のパーツを自作したりして上手に荷を固定してました。
今頃どこで何してますかね。
まとめ
あまり多くない時間の中で、いろんな人の旅の形に触れさせていただけて、いつも楽しい時間を過ごさせてもらいました。
私もきっと、出会った人たちにこういった寄せ書きの旗を持って走っていたライダーとして記憶に残してもらえたのではないかと思います。
また、どこかで御一緒することがありましたら、旅の土産話などを聞かせていただきたいと思います。
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