先日、ALESISの一番廉価モデルのDM LITE KITを購入しました。
https://bikelife.work/alesis-dmlitekit/
ただ、気にいらないのがスネアの位置。
各社とも安いモデルだとコストの関係でスネアの位置って、こんな感じでハイハットの隣にあるんです。
私の場合あまりドラムの経験もないので「これがここ」っていうこだわりはないものの、やっぱりスネアの位置はここじゃないって思います。
そこで、このようにスネアの位置を調整する為にカスタムしてみましたのでご紹介します。
お分かりいただけますでしょうか。
イレクターパイプで補助バーを追加
ALESISの電子ドラムのパッドが付いているバーの径は28mmでした。
そこで同様サイズのもので、取り付けられるものを探しました。
水道のパイプなども候補に挙がりましたけど、やはりスチールの方が安心できると思い目を付けたのがホームセンターでも手に入れられるイレクタ―パイプです。
イレクターパイプは鉄の芯材に樹脂コートされており、強度や見た目とも良いです。
また径は28㎜、32㎜、42㎜と準備されています。
わずか300円~400円のこのアイテム。
そして本体に取り付けるジョイントはこちらの商品です。
現在ジョイントは樹脂パーツを使用していますが、六角レンチで締めるメタルジョイントへの変更も視野に入れています。
こちらのほうががっちり止まると思います。
電子ドラムの補助バーを作る
スネアを取り付けたい場所の長さを測ります。
大体67cmくらいでしょうか。
今度はイレクタ―パイプを切ります。
切断にはパイプカッターを利用してください。
電源不要で安全かつ綺麗に切断できます。
切断したものがこちらです。
この両サイドに可変のジョイントを取り付けます。
この時点でははめ込んだだけですが、ここで問題が発生しました。
回転防止の溝があったのです。
この矢印のところにある溝に、樹脂パーツの芯材にあたるリングの突起が合わさることで、回転方向の強度を持たせているのだと思われます。
取付のリングを抜く
上の写真はすでに取り外したものですが、取付の樹脂パーツは二重構造になっており、外の樹脂パーツをマイナスドライバーなどで開いてやると、芯だけ抜くことが出来ます。
この左の芯の外側と、右のパーツの内側に無数の溝が掘ってあり、回転方向の調整が出来るようになっています。
滑り止めシートで調整
要は樹脂パーツがパッドを叩いた衝撃で回転しなければ良いわけなので、取り外したリングの代わりに、滑り止めのシートを巻いてやることで太さの調整と、樹脂パーツの内面の保護をしてやろうと考えました。
真ん中は一重巻き用、左は二重巻き用の滑り止めシートです。
結果としては二重巻きでは少し足らず、二重巻き半くらいがちょうどよい感じです。
パッドを取り付ける
ここからは通常とおりパッドを取り付けていきます。
滑り止めシートの巻き方向に回転させながら、樹脂パーツの口を少し広げるように通せばうまくいくと思います。
イレクターのジョイントはフレームの上からパチンとはまります。
線の取り回しを少し綺麗にしないと見苦しいです…
まとめ
現在はまだイレクターのジョイントは接着していませんが、特に振動でパッドが傾いたりするような不具合も起きていません。
高い電子ドラムまではいらないけど、安い電子ドラムのスネアの位置が気に入らないという人にお勧めします。
▽イレクターパイプでアンプラックを作ってみました。