日常の晩酌を意識的に抜いてる理由。
それはアルコール依存症への恐怖です。
実は、付き合いのある業者の社長さんがその依存症になってしまって、こちらとしてもドタバタに巻き込まれてしまいました。
アル中とアルコール依存症の違い
アルコール中毒にも2種類あって、急性と慢性っていう2種類あって、大抵アル中というと前者の急性アルコール中毒を指すかと思います。
問題は後者の慢性の方。
明確な線引きというものは医療の世界にゆだねるとしますけど、アルコールというものはWHOで既に物質依存の対象として、大麻やコカインなどと同列の物質と考えられてるのですね。
アル中のイメージ
アル中というとどうしても昼間から酒を飲んで仕事もしない、物や家族に当たって社会に適合できないダメ人間というイメージを持ってしまいがちですし、結果あまり大差はないかと思います。
ただ、ここが物質依存の怖いところで単に酒好き、飲みすぎというレベルの話ではないのです。
実際の依存症
呼吸をするかのごとく脳がアルコールを求めるみたいですね。
自分も聞いた話んで誤解があるかもですけど、どうも脳に「アルコールを摂取し続けないといけない」という回路が出来てしまうとか。
しかもそれを「アルコールが体に悪影響を与える」という制御をしなくなるようなものらしく、家族が病院から説明を受ける際にも、「治療の最後は本人の意思です」と念を押されたそうです。
アルコール依存症の例
さて私が知ってるその社長さんは、最初は酒が好きな人というレベルから、そのうち仕事に支障が出る飲み方になってたみたいです。
奥さんにも手を上げたことがあったらしく別居。
社長が仕事に支障が出るような依存症なんで、当然社員も逃げていく、会社も立ち行かなくなる。
昔一緒に仕事してた仲間たちも、そんな会社とは付き合えず疎遠になる。
何度言っても治らない、治療しない、途中で投げ出す・・・で、最後には親兄弟からも見放される。
仕事も家族も友達も・・・家族すら失ってしまうアルコール依存症。
そんなドタバタを見てきたのです。
アルコール依存症の人との接し方
時折遠くをぼーっと眺めてたりして、「あ~この人終わったな・・・」って思ってしまうほどです。
きちんと治療して、断酒すればある程度日常生活には戻れるんだろうから、早い段階で基本的には優しく、酒には厳しく接してあげる事しか出来ないのかも。
けど、そこまでなったら日常生活に戻ってもそばにいてくれる人はほぼいないだろうから、多分また元に戻るんだろうな。
そのためにもアルコールを断つ時間を作るための趣味というものはやっぱり必要だと思います。
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まとめ
人、信用、信頼、金、地位
すべてを失ってしまうアルコール依存症。
今でこそ簡単に手に入るようになったと言われるような薬物より、アルコールはもっと手に入れやすいですからね。
めちゃめちゃ怖いですよ。
▽炭酸水使って節酒を心がけてます
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