カメラの道にハマると、かなり早い段階で必要になってくるのが三脚。
何を撮るのかによっても変わるのは当然だど、長時間露光や多重露光といった、カメラの位置を変えられない写真を撮ろうと思うと必須になります。
私も三脚を持ち始めたのはカメラにハマって2ヶ月くらい。
なぜならその頃はシャッタースピードとか絞り、ISOと言った関係性が全くわかっていなくってオートモードでばっかり撮っていたから。
でもその絞りやシャッタースピード、ISOの関係性がわかり始めたら、撮る写真のバリエーションが増えて三脚を持ちはじめたというわけ。
最大のきっかけはこのときの夜景の写真。
この頃使っていたのは、子どもの保育園の発表会のときに使っていた家電量販店で買った安価なもの。
本格的にカメラの三脚を作っているメーカーを買えばそれに越したことはないんでしょうけど、やはり趣味で写真を撮るレベルの人には最初はハードルが高い…というか価格も高い。
そこで最初の三脚の反省点も活かして、三脚の選び方を紹介してみたいと思います。
趣味でカメラをはじめた段階の三脚の選び方とは
脚の丈夫さと安定性
写真を撮るときって、いつも安定したアスファルトの上とは限りません。
土手のように傾斜のある場所かもしれないし、でこぼこのある不整地なところかもしれません。
なので脚が丈夫な作りであること。
できればなるべく太くてアルミ製のほうが壊れにくいです。
もっと高いのになるとカーボン製とかあるんでしょうけど、さすがに高すぎです。
安定性でいうと、三脚の下にフックがついているもの。
この三脚の前に使っていたのはもっと安価なものだったのでこのフックはなかったんですけど、このフックに適度な重量物をかけることで、三脚の安定性が増します。
カメラの周辺用具の小物を掛けたりするにもちょうどいいので、このフックがあるものはおすすめ。
高さの自由度が大きいこと
最低でも身長くらいの高さまで伸びるもの
写真を撮ろうと思う瞬間がどんな時かというと、やはりその景色が気に入った時。
そんなときに三脚が自分の視線に届かなかったらどうしますか?
被写体を探すにあたって一番主力になるのは自分の目線の高さまでなので、最低でも自分の目線から身長くらいまでの高さまではほしいところ。
そうかと言って高ければ今度は強度や安定性が犠牲になる可能性もあるので、せめて手を上に伸ばしてカメラの操作ができるレベルまであれば、そう困ることはないはず。
https://bikelife.work/kfconcept-tripo/
そうかと言って低いアングルも撮れればベスト
カメラの面白いところって、自分の視線を変え被写体を見ることではないでしょうか。
子どもくらいの背の高さから見える世界もあれば、犬や猫が見ている景色もあります。
そういう普段の自分が見ない景色を切り取るのってカメラの面白さの醍醐味だと思います。
こちらの三脚は、なんと三脚より低いアングルでも固定ができるもの。
雲台がクイックシューのもの
雲台とはカメラを取り付ける場所のこと。
たいていの雲台ってこのクイックシューがあるものだと思ってますけど、中にはないものもあるらしいです。
そういえば、一番最初に使ってたやつなんかは外れなかったかもしれない…。
このクイックシューってメッチャクチャ便利で、撮影場所を変えるときなんかは簡単にカメラを取り外すことができます。
なんなら私のカメラ、いつもこのクイックシューが付いてたりします。
これだけは絶対オススメ。
三脚はカメラを始めると一番に買うアイテム
撮るものによると言われれば本当にそれまでなんですけど、三脚はカメラをはじめて一番最初にその必要性に気づくものだと思います。
だから買っとけっていう話じゃなくて、固定する方法があればそれでいい。
例えばこの写真は、歩道橋の上に置いて撮影したもの。
レリーズやリモコンはセルフタイマーで代用するとしても、三脚に関しては代用する方法が必ずしもあるわけではないので、三脚を一つ持っておくと撮影の幅が広がると思うんですよ。
まずは明るいところで色々撮影して、その後ハマれば徐々にカメラ用品というのも揃えてみてはいかがでしょうか。
コメント