先日、妻と子供たちと一緒にホタルを見に行ってきました。
私の目的は一眼レフを使って、ホタルが飛んでいる幻想的な写真を撮ることが最大の目的だったのです・・・が、何と三脚の雲台(三脚とカメラを固定するパーツ)とカメラにはSDカードを入れ忘れるという大失態をしでかしました。
せっかく持って行った一眼レフは、ただの重たい荷物になってしまったのですが、今までの経験を駆使してスマホのカメラでホタルを撮影したところ、そこそこの写真が撮れましたので、スマホでホタルを撮る方法をご紹介したいと思います。
注意:ホタルの撮影にフラッシュはやめましょう。
スマホのカメラでホタルの写真を撮る方法
今回はスマホ用の三脚もなく手持ちで撮影していますが、できるなら三脚があったほうがより良いです。
スマホのマニュアルモードでシャッタースピードを調節できる機能が必要
最近のスマホのカメラにもシャッタースピードが調節できるモードのあるカメラがありますが、そういった機能が必要です。
なぜならホタルの光というのは、とても弱く、長めに露光(シャッターを開いたままの状態)してやらないと写ってくれないのです。
私の保有するZenfoneやファーウェイの端末はできるようですが、社用で使用しているエクスペリアにはありませんでしたので、すべての機種で利用できるわけではないようです。
中にはシャッタースピードが調整できるアプリもあるようですけど、私がインストールしたアプリは連射するだけの機能で、長時間露光というわけにはいきませんでした。
呼吸を止めてホタルの写真を撮影
こちらの写真はISO200でシャッタースピード4秒で撮影しています。
撮影中は息を止めて、動かないようにして撮影します。
さほど神経質になる必要ないような気がしますが、とにかく背景が黒くなるようにして20枚くらいは撮ってください。
Zenfone4カスタマイズにはF1.8という非常に明るいレンズが入っていますので、ISO200でも十分ホタルが撮影できましたけど、もしも写らない、暗いといった場合にはISOを上げてみてください。
フリーソフト「シリウスコンプ」で比較明合成
今回は上の様なホタルの写真を22枚と、草むらの写真を1枚の計23枚を、無料の比較明合成ソフトのシリウスコンプで合成しています。
そして出来上がったのがこちらの写真。
たまたま後ろにいた見物客がシャッターを使って写真を撮ってくれたので、それなりに草むらが写りましたけど、ホタル撮影にフラッシュはやめましょう。
ホタルの光がフラッシュにかき消されて写らなくなってしまいますし、ホタルの生態系にも影響を与えると言われています。
まとめ
今回、せっかくバッテリーも充電していったのに、一眼レフが使えないという悲しいホタル観賞にはなりましたが、限られたアイテムの中で撮影することでホタルの写真撮影に成功しました。
三脚を使って、定点撮影できれば、もう少し違った写真も撮れたかもしれませんけど、これはこれでありかなと思う次第です。
シャッタースピードが調整できるスマホをお持ちの方はぜひ挑戦してみてください。
https://bikelife.work/smartfone-howto-starrysky/
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