暗いところでの撮影やタイムラプスといった写真を撮るためには必ず必要になってくる三脚。
じつは以前から使っていた三脚への不満が高さの問題。
これまで使っていたのは、ホームセンターだか家電量販品だったかで買ったもので、高さは120cmから150cmという低いもの。
私の目の高さで撮影したいと思っても、その高さではせっかくのアングルで撮影できないという欠点が。
とは言え不満を感じる頻度自体は多くなかったのでそれまでの三脚を使ってたんですが、ある時「もっと高い三脚がほしい~~~」と痛感して以来、ずっと背の高い三脚を探していました。
そこで楽天市場でずっと気になっていたK&Fコンセプトの三脚を購入してみました。
K&Fコンセプトの三脚のレビュー
黒とオレンジのボディがかっこいい
何と言ってもこの配色。
黒とオレンジのボディーが最高にクールです。
オレンジの部分もメタル感があって、男心をくすぐります。
たまたまですが、サンワダイレクトのカメラバッグとも色合いが揃いました。
最高2mまで上がる三脚
その点この三脚は最大2mまで高くなるので、通常の自分の視点全てにおいて三脚を使った撮影ができるということ。
K&Fコンセプトの商品によってはまだ高いところまで上がるものもあるけど、それまでの自分の経験上2mあればまず不満はないかと思います。
あと、当然2mの高さになるとカメラ操作も難しくなるので、カメラの画面がチルトしてくれるのは必須条件。
そうかと言って下は路面スレスレで撮影可能
ちょっとおもしろいのは、このエレベーターになる部分を三脚の本体に逆ザシすると、路面スレスレでの撮影も可能。
ローアングルからの長時間露光には最適なこの三脚。
2mまで撮影できる三脚にしてはコンパクト
この三脚、2mという高さまで撮影できるわりには、三脚自体はコンパクト。
袋から出したところは見ての通り。
脚を抜けば1脚にもなる
まだ1脚という撮影の仕方は試したことはないのですけど、運動会などの混雑した場所において、三脚のように脚を開くものは周りへの迷惑になります。
そこでこの三脚の脚を1本抜いてやると、なんと1脚に。
この1脚の状態を使えば、流し撮りなんかも比較的安定してできるのではないかと想像してます。
普段使いにはめんどくさい複雑さ
三脚の脚は1本1本可動させなければならない
この三脚は2mまで上がる大きさにも関わらず、携帯性を向上させるために工夫がされています。
それが三脚の脚を上に跳ね上げるという方法。
一般的に三脚と言うと3本が同時に可動するように脚部が連結されてるんですけど、この三脚は1本1本可動させてやらないとセットができないのです。
明るい場所で時間に余裕がある場合には問題ありませんが、暗い場所や撮影のタイミングが迫っているときなんかは、かなり面倒です。
強度面で若干不安
あと携帯性の観点から長さを短くするため、足の伸縮部は多め。
なおかつ当然先端に向けて細くなっているので、強度面での不安定感を感じることも。
この辺は大きいものを小さくするという相反するとこなのでやむを得ない…。
ローアングルの撮影時には首を抜かなければならない
ローアングルでの三脚撮影ができるの大変魅力的なんですけど、三脚のエレベーター部分の脚を抜かなければなりません。
三脚の脚同様、この手間が面倒でまだ一度も試したことはありません。
雲台がワンタッチじゃない
三脚を選ぶ際に雲台が外れることは条件でしたが、この雲台が三脚にワンタッチ取り付けできません。
ネジで雲台を締め込んでいくのは、何年もワンタッチでなれていた私には結構不便です。
特に真上向けた時などは、このネジのゆるみが非常に気になるところです。
K&FConceptの三脚は面白いけど、これだけをおすすめとは言えない
K&Fコンセプトのこの三脚は撮影可能な高さの範囲が広いという点では非常に魅力的でおすすめです。
ローアングルで撮影したい場合とかもあるし、障害物なんかでカメラ高さを高くしたい時なんかは非常に重宝します。
バイク乗りの私にとってみれば、携行性がよく様々な高さで撮影できるこの三脚は非常にありがたいし、価格面でも非常にコスパが高い商品だと思います。
じゃあこの三脚一本でいいかというと、それはおすすめしません。
やはり普段使いにはもっと手軽に利用できる操作性のよい三脚の方が便利だから。
まあないものねだりだったりするし、結局は適材適所ってところでしょうか。
でもK&Fコンセプトはいろんなギミックのある三脚だったり、フィルター類など本当にいろんなアイテムがあるので一度ネットショップでものぞいてみてはいかがでしょうか。
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