こちらの「東北ツーリングで行ってみたいところをリストアップ」をツイートしたところ、たつどまりラインというものの存在や、大間まで行く日程に無理があることが分かりました。
まあ、地図を見てもうすうす気づいていたのですが、大間から青森経由で竜飛岬方面というのはかなり時間が掛かることを想像していました。
ところが・・・スマホでGoogleマップを見ていてあるものを発見。
ん?海にあるこの点線はなんだ?もしかして!!
そう、それが今回のむつ湾フェリーなのです。
むつ湾フェリーを使えば1時間で半島を移動
むつ湾フェリーは津軽半島の蟹田と下北半島の脇野沢をわずか1時間で結ぶ航路です。
こちらはむつ湾フェリーのよくある質問に掲載されていた、各地を自家用車で移動した時の時間の目安。
これによると、大間崎から青森におりてくるだけでも200分、つまり3時間以上かかる計算です。
それがこのむつ湾フェリーを使うと大間崎から津軽半島の蟹田までが195分で行けてしまうというもの。
もしも階段国道や竜泊ライン、龍飛岬の方まで回るのであれば、かなり時間短縮が期待できそうです。
むつ湾フェリーをバイクで使うには?
乗り場と時刻表
蟹田港乗り場から
こちらは津軽半島側の蟹田発の時刻表。
蟹田発 | 脇野沢着 |
---|---|
9時20分 | 10時20分 |
14時00分 | 15時00分 |
脇野沢港乗り場から
こちらは脇野沢港からの時刻表。
脇野沢発 | 蟹田着 |
---|---|
10時50分 | 11時50分 |
15時30分 | 16時30分 |
上の移動時間の目安によると大間から脇野沢港まで約130分から140分なので、大間を13時ごろ出れば脇野沢15時30分のフェリーに間に合いそうな気がします。
案内窓口と乗り場は少し離れているようなので、ぎりぎりに到着するとちょっと忙しいかも?
むつ湾フェリーのバイク料金
大人の片道運賃は1,950円。
これにプラスして、持ち込み手荷物のバイクの料金が追加で必要になります。
二輪車区分 | 料金 |
---|---|
自転車 | 850円 |
原付 | 1,650円 |
750㏄未満 | 2,450円 |
750㏄以上 | 3,300円 |
我が愛車の場合・・・1,950円+3,300円=5,250円
た、高い!!
毎度毎度思うけど、運転免許の区分は400㏄未満と以上で分けられているのに、フェリーは750㏄未満、以上なんですよね。
もともと国内は750㏄までだったとかって聞きますし、その辺の区分とかがあるんかもしれませんけど、なんか腑に落ちません・・・。
参考までに普通車クラスの車だと以下の料金。
車両長さ | 料金 |
---|---|
3m~4m | 8,900円 |
4m~5m | 11,100円 |
こちらには運転手1人の料金が含まれています。
支払いは現金のみでクレジットカードや電子マネーは使用不可
あまり大きなお金を持って動くのも怖いので、私はツーリング中にコンビニでお金をおろすことで移動しています。
なので、これも痛い・・・
現時点でクレジットカードやQR決済などといった手段に対応していないので、道中このお金を持っておく必要があります。
割引やクーポンは?
やっぱりこうして考えるとフェリーって安くないです。
そこでチェックしておきたいのがクーポンや割引の存在。
実際にJAFの会員優待で、フェリー料金が割引になったりもしますし、和歌山の南海フェリーなんかでは旅行会社の発券するクーポンなんかの存在もありましたので検索したものの、割引情報などはありませんでした。
ただ、むつ湾フェリーの乗船券で毎年近くの協力店で割引や追加サービスを受けられるようなキャンペーンもあるようなので、チェックしておくといいかもしれません。
バイクや車は予約が必要
バイクをはじめ車両(自転車含む)を乗せる場合、予約が必要になります。
よく車は予約受付するけど、バイクは当日にならないと分からないというケースもある中ありがたいんですけど、徒歩の場合でも予約したほうが確実とのことですから、観光シーズンはめちゃめちゃ混雑が予想されますね。
むつ湾フェリーもバイク旅のルートの一つに入れてみる
バイクツーリングにおいて陸路だけで走るのは結構負担です。
特に雨天など、天候が思わしくない場合には事故や転倒といったリスクもありますし、ライダーの負担軽減といった意味でも有効に使いたいところです。
ただ時刻表を見ると便は少ないし、それによっては青森まで自走してビジネスホテルに泊まることも一つの選択肢になるくらいの料金ですから、全体の所要時間を考えて有効に使いたいと思います。
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