5月を過ぎるとSNSでも北海道に上陸しているライダーたちの話をちらほら目にし始めます。
実際にはまだまだ寒い時期なんですけど、雪さえなければOKというひとには、待ちに待ったツーリングシーズン到来といったところではないでしょうか。
そこで気になるのは北海道ツーリング前にしておきたいバイクの整備。
1日あたりの走行距離がそこそこ伸び、それなりのロングツーリングになることが予想される北海道。
転倒や事故といった現地でのマシントラブルならいざしらず、事前に整備しておくことで防げるアクシデントもあるかもしれません。
北海道上陸前にはしておきたいツーリングバイクの点検
まず知っておきたいのはどれくらいの走行距離になるのかということ。
私が回ったルートではざっと2300km。
詳細はこちら【実録!北海道ツーリングで走った1日の走行距離のまとめ】を参考にしてください。
タイヤの交換、空気圧のチェック
まずはタイヤの交換。
私はバイクをレンタルしたんですけど、そのバイクを一目見た時感じたのがタイヤが台形じゃん!!という感想。
北海道は噂以上に直線道路が多いです。
なので、タイヤの真ん中だけが摩耗してしまいます。
もしもすでに摩耗具合が進行しているといった場合には、少し早くても交換していくのがおすすめ。
チェーンのクリーニングやハリ具合の点検
バイクにとって動力を伝えるチェーンのメンテナンスというのは大事。
まとまった距離を走る北海道では、チェーンをクリーニングしておくことで燃費の改善にもなりますし、張り具合といった点検もしておきたいところ。
オイルやオイルフィルターの交換
どれくらい走るようになるのかプラン次第ですけど、まあ北海道まで行くのであれば、普通にオイル交換の1サイクルくらい走るという人も多いのではないでしょうか。
そこでエンジンオイルの交換。
なんならフィルターも交換しておくといいかもしれません。
北海道ではメンテナンスできる場所は限られる
マシンの整備というのはやりだしてもキリがないものですけど、北海道で急なマシントラブルに対応してもらえるバイク屋さんは近くにあるとは限りません。
最近は外車乗り人も増えましたけど、私が開陽台で出会ったライダーさんは札幌で1週間足止めされたと言っていましたし、部品がすぐに手に入るようなことはまずないと思ったほうがいいです。
特に道東、道北といったライダーにとっての聖地では都市間も離れているし、道中万が一があったら時間も大幅に遅れますから、トラブル防止のためにも事前のメンテナンスはしておきたいところ。
それでも万一に備えて、任意保険のロードサービス以外に対応してくれるずっとライドクラブのようなサービスの検討をしておくのも手かもしれません。(≫ 「ずっとライドクラブ」でバイクの盗難や出先のトラブルに備えよう)
それと、じつはJAFはバイクも対応してもらえるので、任意保険のロードサービスと併用してサービスが受けられますし、意外にも道の駅でJAFの会員優待が使えたり、苫小牧・名古屋間のフェリー料金が割引になったりと使えるのです。
まあ、いずれにしてもなじみの店で出来ることはしておいて、余計な不安を残さないようにはしておきたいですね。
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