窓断熱ってすごく課題になるんですけど、やはり開口部にできることは限られるわけです。
もちろんお金掛ければ内窓とか窓ガラスの3重化とかっていうのもCMでやってますけど、やはり掛けられるお金には限界がある。
そこで今回、ネットでもチラホラ話題になってて気になっていたプラダンを使った窓断熱に、試験的に挑戦してみました。
なぜ試験的なのか?
それは今年が暖冬で、すでに1月も終わりかけているから…。
そして来年以降、断熱手段として有効であるかどうかを試してみるためです。
窓断熱にプラダンを使う方法
プラダンの特性
プラダンは厚みわずか2.5mmで、断面はまさに段ボール。
それがプラスチックでできてるからプラダン。
この中空層が断熱層になってくれるというワケです。
軽くて、加工がしやすく、何より安いというのが最大の特徴。
カットはカッターナイフで
まずは窓の大きさをはかります。
今回はプラダン2枚を使ってベランダに出入りする引き違い窓に取り付けてみます。
高さは・・・178cmか。
これをカッターナイフで切ります。
定規などをあまり強く押し付けるとせっかくの中空層がつぶれてしまうので、「左手はそえるだけ」のつもりで。
掃き出しサイズでは自立ができなかった
とりあえずこのプラダンを上下方向に突っ張らせるために弓状にしならせて自立させてみました。
ふむふむ、いい感じ。
と思っていた1時間後、倒れてきました。
これだけの高さをプラダンのみで自立させることは不可能でした。
それに関しては来年以降考えてることがあって、ホームセンターへ行くと2.5mmのコの字型した見切りがあるので、それを両サイドに嵌めてみようと思ってます。
上下方向はそのコの字がハマるようなレールがあれば、開閉も可能になるという仕組み。
もしくは窓の中間部分に突っ張り棒を付けてみるとか。
小窓ならはめ込むだけでいけそう
たとえば玄関だとか水回りっていう場所に大きな窓を付けてる人は少ないんじゃないかと思うんですけど、そういう場所への小窓には、このプラダンをはめ込むだけで充分いけそうな気がします。
まあ失敗しても数百円の出費なので、やってみる価値はありそうです。
プラダンを取り付けた思わぬ副産物
部屋が明るくなった
プラダンを使った断熱は果たして体感できるのかどうかは不明ですが、一つ思わぬ副産物が。
それ部屋が明るくなったこと。
不透明なプラダンが屋外の光を拡散してくれて、部屋の明るさが平均的になったような気がします。
あとはカーテンなどがなくても視線が気にならないため、目いっぱい開けておけるのも効果のひとつのような気がします。
カーテンと窓が触れない
あとはカーテンが直接窓に触れなくなりました。
なのでカーテンがカビるというも防げそう。
プラダンで夏の日差し防止やエアコンの効率アップにも期待できる?
半信半疑で取り付けたものの、翌朝結露を拭くために取り外したところ、足元に冷気がスッと降りてきて「思ったより効果あるんだ!」と思った次第。
多分温度で何度アップとかっていう次元では効果を実感することはなさそうな気がします。
残り少ない冬ではありますが、もう少し様子を見て引き続き効果を実感するようなら、来年の冬まで待たずに正式に取り付けてみようと思います。
それは夏場の陽ざしの防止。
そしてエアコンの効率アップを期待して。
プラダンは持ち運びに気を使うけど、安くて面白いかもしれません。