奥多摩周遊道路が二輪車の通行を禁止したそうです。
その理由は一部のライダーによる暴走行為とそれに伴う事故が原因だそうです。
今回の措置は一時的なものとして現在は開放されているようですが、過去に二輪車が締めだされ、それが解除されるまでに相当の時間が掛った例をあわせてご紹介したいと思います。
サーキットと見間違うような走行をするライダー
ツイッターなどには奥多摩周遊道路をサーキットと見間違うような走り方をしている動画が上がっています。
ちょっと想像を超えるようなスピードでちょっとドン引きしました。
一般道で出すようなスピードでもないですし、人や動物が出てくるかも知れない場所で倒すバンク角じゃないです。
センターポールの設置
残念なことに、道路にはセンターポールが設置されたようです。
センターポールやキャッツアイそのものがスピードを抑制するものではありませんが、対向車線のはみ出しやブラインドコーナーでの追い越しなどには効果があります。
でも根本的な解決とは言えません。
一部のライダーが自分たちの手でツーリングスポットを潰している
結局警察の立場とすれば、事故が増えればそれに対応しなければならない、事故を減らす努力をしなければならないわけです。
そうなると二輪車を締め出して、暴走行為をするライダーはもちろん、ツーリングライダーを含めて全部締めだすという結論になってしまっても仕方がないのです。
広島のグリーンラインで33年ぶりに二輪車の通行止め解除
実は広島にも二輪車の通行止めをされた道路がありました。
それが福山市にあるグリーンライン。
通行止めがいつ解除されたんだったけ?と調べると、2018年6月23日に通行止めが解除されてるようですが、その間33年。
私がバイクに乗りだしてから25年以上経つわけですけど、もっと長い時間が二輪車が締めだされていたのです。
長い期間を掛けて様々な署名活動をはじめ、ようやく実現した二輪車の通行止め解除ですが、やはりこのグリーンラインで二輪車が締めだされた理由も、一部のライダーの暴走行為が原因と言われています。
こちらは展望台からの景観ですが、こういう場所ですから一般の車も来るわけです。
バイクを楽しむ多くの人のために自制を
気持ちよく流せるスピードというのは人それぞれですけど、一度転倒してしまうと体が引き裂かれてしまうのもオートバイです。
https://bikelife.work/speed-html/
事故して痛い思いをするのは自分だからいいじゃないかといういい分は通りません。
それを救護する人や、事故処理をする人は好き好んで事故現場の処理をしたいわけではありません。
何より、まったくの他人を巻き込んでしまったらそれは殺人行為にもなりかねません。
多くのバイクを楽しむ人のために、なにとぞ自制心を持った運転をしていただきたいと思います。
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