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左コーナーに比べて右コーナーが怖いのはなぜ?

バイクライフ
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バイクに乗っている前提でこの写真を見てどう感じますか?

峠道の右カーブはなぜ怖い?
峠道の右コーナーはなぜ怖い?

画像は加工されたものらしいので少し大げさにうねった感じになってますけど、下りつつ曲がってる複合のコーナーってありますよね。

そしてこの写真のように見えないコーナーに突っ込んでいくのはなかなかですけど、バイクに乗り出したころ感じて今でも不思議なのは、左コーナーに比べて右コーナーへの恐怖心

…なぜ?って思ったことないです?

ということで、今回はのテーマは「バイクの右コーナーはなぜ怖い?」ということで書いてみます。

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右コーナーが怖い理由のマユツバ論

まずここで紹介するのはマユツバ論。

ホンマか?というくらいに思っていただければいいかと思います。

心臓が左にあるから

バイクでの右コーナーが怖いというのは結構多くの人が感じることみたいですが、それらから当時大学生だった私たちが言っていたのが、心臓が左にあるから。

左コーナーだと心臓がより低い位置に来るから安心感があるけど、右コーナーだと高い位置になって不安定側になるからというもの。

当時はなるほど!と思ったもんだけど、自転車でそんなこと思ったことなかったように思うから、果たして本当かなぁ…。

バイクのマフラーが右側についているから

右コーナーで転ぶとマフラーが傷つく
右コーナーで転ぶと、バイクの右から写真を撮ろうとしたときに傷が写る。

バイクのマフラーって右側についてるし、サイドスタンドが左側だからどうしてもバイクの右側っていうのはバイクにとってオモテ側になりますよね。

だから多くの人がその右側から写真を撮ろうとします。

なので万が一右コーナーで転ぶとバイクのカオに傷をつけてしまう、そのプレッシャーから。

ん~確かに心理的プレッシャーもあるかも。

道路の縁に向いて勾配になっているから

道路って水がたまらないようにセンターライン付近が高くなっていて、道路の縁に向いて低くなりますよね。

つまり同じ深さのコーナーでも右コーナーだと逆バンクになるから、倒しこみが深く感じて怖いというもの。

ん~まあわからなくもないけど、舗装の勾配って微々たるものだから、その程度の勾配で?という気も。

日本は左側通行だから

これは少し信ぴょう性があるんだけど、日本の場合左側通行だからというもの。

単純に左側通行だから左コーナーだと対向車に気を使う必要はないけど、右コーナーだと対向車が目に入るから怖いというもの。

さて、真偽のほどは…?

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右コーナーが怖いのはラインが限定されるからでは?

左コーナーはラインに余裕がある

先ほど日本が左側通行だから右コーナーは怖いのではないか?ということについて信ぴょう性があると書きましたけど、バイクがコーナーを曲がる場合、ライダーの体はバイクのタイヤが描くラインより内側に倒しこみます。

つまり左カーブの場合には左の路側帯ギリギリを通ろうが、センターラインギリギリを通ろうが、基本的に対向車線に体がはみ出すことはありませんので、ラインの余裕は結構大きい。

実際には路肩側というのは砂や落ち葉が落ちていたりするし、右コーナーになる対向車はセンターラインに近づけてくる可能性があるので、どちらもギリギリを走ることはおすすめしませんが。

右コーナーでのライン取りはシビア

それに対して右コーナーというのは自分の車線の中央付近くらいでは回らないとバイクの内側に体が来るため、対向車線にどうしても意識がいってしまいます。

右コーナーでは対向車が来るためラインをセンターラインまで寄せられない

よくコーナーはアウトインアウトと言いますけど、右コーナーの場合にはアウトセンターアウト。

そして先ほどもふれたように左側の路肩側というのはどうしても砂や落ち葉が落ちている可能性を考えると、左コーナーに比べると右コーナーで走れるラインというのはかなり限定されるというワケ。

対向車線がはみ出てくるかもしれないし自分がコースアウトするかもしれない恐怖心

右コーナーはなぜ怖い?

さらにこちらの右コーナーというのは対向車線からすると左コーナー。

つまり対向車線の車がコーナーを曲がり切れなければ、こちらに膨らんでくるという可能性もあります。

さらに右コーナーで自分が曲がり切れなければ道路の外、時にはガードレールに接触してしまうかもしれないという心理的なものもあるかも。

あ、もちろん曲がり切れるスピードで走るというのは大前提ですが、相手の進入速度というのは自分ではコントロールできないので。

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右コーナーが怖かったのはなぜだったか

コーナーが怖いというと、スピード出しすぎと言った批判を受けるかもしれませんけど、バイクの場合潜在的な何かによって怖いケースが多いと思います。

それが一体なんなのかというのはいまだにわかりませんけど、私も昔は右コーナーのほうが圧倒的に怖かったし左コーナーのほうが好きでした。

でも最近は左コーナーでも寄りすぎると砂や落ち葉といった要因以外にも歩行者や自転車がいるというケースもありますし、右コーナーのほうがコーナーそのものが緩いケースが多い、視界が開けてることが多いということから、以前ほどの苦手意識はなくなりました。

とはいえ、苦手意識が余計に恐怖心を与えてる可能性もありそうです。

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プロフィール
この記事を書いた人
taro

気付けば40代中盤に差し掛かり、25年を越えたバイクライフや趣味の楽器やDIYに関した記事を投稿しています。
保有資格:原付 普通自動車 普通二輪 大型二輪 1級建築士 第2種電気工事士 1級建築/土木施工管理技士 2級FP 宅建士

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