前から気になっていたフルサイズ機、NikonのミラーレスZ5を購入したものの、ずっと悩んでいたことが。
それはレンズをどうするの?という問題。
実はZ5のレンズは24-50/4-6.3というキットレンズしか手元にない。
24-50だと運動会なんかでは使えないから望遠は1本ほしいけど、Z5のキットレンズ24-200mmのズームレンズを買おうとすると12万近くする。
そうかといって広角単焦点のレンズも買いたい。
でも予算のない自分にはどちらかを諦めるしかなかったというワケ。
これまで使っていたのがこちらのNikonD3000+最大300ミリの望遠レンズ。
300mmの望遠ならそこそこ不満なく撮れていたけど、そうかといって望遠レンズのためにD3000をいっしょに持ち歩くといったカメラの二台持ちはさすがにしたくない。
そこでずっと気になっていたのが、マウントアダプターのFTZというものを本格的に調べてみました。
Zマウントの変換アダプターは純正のFTZか社外品か
当時のカタログに乗っていたFTZがこちら。
これはZマウントのカメラにFマウントのレンズをつけられますよというもので、予算のない自分にはありがたい存在だったわけです。
それならいっそ望遠はAPSサイズのDXフォーマットでガマンして、広角単焦点を買おうと思った次第です。
このZマウントにFマウントのレンズが付けられる変換アダプターは、Nikonだけでなく社外品もあります。
それがこれらの商品で、1万円ほどあれば買えてしまう。
ぶっちゃけ、この安さは魅力だったんですが、それでもFTZを選んだのはこんな理由。
中古のFTZがメルカリに安く出品されていたから。
自分の場合そんなにレンズを持ってるわけでもないし、望遠で使う時っておそらく頻繁にレンズ交換をしないから問題ないかな?と18,000円で購入。
社外品より1万円くらい高いだけでNikonの純正が手に入るし、純正品なので手振れ補正やオートフォーカスも使えるのなら、長い目で見てそっちのほうがベターと判断しました。
形状の違いを見るとFTZよりFTZ2のほうがおすすめ
でもこの商品(FTZ)はすでにNikonのHPから外されていて、現在はFTZ2というのが発売されてます。
基本的には形状が違うだけで用途は同じものだけど、厳密にいうとその形状の違いからレンズの取付取り外しなどFTZ2の方が使い勝手は向上している様子。
FTZは三脚に取り付けてからのレンズチェンジはめんどくさい
こちらはFTZを取り付けて三脚のクイックシューを取り付けたところ。
カメラ本体よりマウントアダプターの方が下に飛び出ているので、三脚のクイックシューはFTZに取り付けるようになります。
なので三脚撮影の際、Fマウント同士のレンズチェンジという時にはFTZを取り外す必要がないので問題ないのですけど、FマウントレンズからZマウントレンズへ交換するときはFTZごと取り外す、つまりいちいちこのクイックシューを取り外す必要があるのです。
例えば運動会で競技の時にはズームレンズだけど、昼休憩なんかで子供たちがそばにいるときにはZマウントレンズといったときに不便。
これがFTZⅡなら外す必要なくレンズだけの交換だけが可能。
FTZでレンズの選択肢が増えるのは嬉しい
今回このFTZを使って取り付けるレンズはDXフォーマットの55-300の望遠レンズだけど、実はZマウントのレンズはサードパーティからはあまり発売されていないのが実情。
なので本当はZマウントのレンズが欲しいけど、値段によってはタムロンやシグマといった製品のFマウントレンズの中古レンズもターゲットになるかもしれないです。
カメラのキタムラ ネットショップ なら中古の扱いもあるので、いろいろ探してみるには便利そう。
そんな思惑があったので変換アダプターはNikon純正にしたのですけど、もっと手軽にいろいろやってみたいというのであれば社外のアダプターでもよかったのかなと。
このFマウント変換アダプターを買ったことで、今後オールドレンズといったものも挑戦出来たらいいなと思ってます。
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