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四国の三大岬をめぐるツーリング「室戸岬編」

室戸岬灯台 四国ツーリング
四国ツーリング

こちらの記事は2002年に行った四国の岬巡りツーリングのものです。現在とは交通事情が異なる場合もありますのでご了承ください。

内容自体は当時のメモをもとに書き起こしています。

初日となるこの日は、自宅から高知県の室戸岬までの記録です。

 

四国ツーリングは9月の終わりごろだったのですが、朝はすでに結構涼しくなっていました。

朝も早いうちから爆音のマフラーの音で近所迷惑になってもいけないので、少しはなれたところまで押して行って暖機運転をしました。

このころはまだ喫煙者だった私は缶コーヒーを飲みながら、第一子が臨月に入った妻と一緒に「もしも出産の兆候が現れたら連絡してね」とか「帰ってきたら子供が産まれてたらどうする?」とか言って笑っていました。

前回の九州ツーリングでも時計回りに回ったのですが、今回も岬めぐりと銘打ってますので、時計回りに四国を回ります。

福山港から多度津へ渡るフェリー

メモ 現在この航路は廃止されています。

自宅から山陽道で福山港まで

当時のメモより

当時住んでいた自宅から福山港までは山陽道で移動したのですが、高速では風が強く、度々飛ばされそうになりながら走りました。

朝早く出発したこともあり眠かったので、フェリーでは一眠りしようと思いつつ、フェリー乗り場まで向かいます。

フェリー乗り場ではお隣に原付が止まっていたが、ひょっとして原付でツーリング?と思いました。

この当時は速度制限のある原付でツーリングなんてこと夢にも思わなかったんですけど、結構それはそれで楽しんでツーリングされている方は結構いらっしゃるんですよね。

実はこの福山港。

このあたりは1990年代前半、ゼロヨンでなかなか賑わっていたところがありました。

すでに時効と割り切って記事にすると、若かりし当時は何度か通った事があります。

ところが、見に行きたいと言っていたバイトの後輩達を連れて行ったとき、警察が散らしに来たあとで引き返すときに移動オービスに写ったというなんとも痛い思い出のある場所でもあります。

実際にはギャラリーではありましたが、やはり血気盛んな若者にはなかなか興奮させられる場所であったのは間違いありません。

因果応報というやつでしょうか。

さて、話はそれましたが、8時フェリー発。

当時のメモより

そんなこんなで福山港から多度津港へ向けてフェリーは出港します。

高速道路での風が嘘のように、波はとても穏やかでした。

香川県多度津港

当時のメモより

そんなわけで四国上陸です。

定刻どおりにフェリーが多度津港に到着します。

朝日で白っぽい福山港のイメージは頭に残っているのですが、多度津の方のイメージは全然思い出せません。

国道11号線を目指しますがさっそく迷い、ガソリンスタンドで給油を兼ねて道を聞き、再スタート。

最近はみんなスマホでナビを動かしているので、一目散で迷いもせずに散っていきますけど、この当時はまだスマホなんて言うものもなく、ツーリングマップルやガソリンスタンドで道を聞くというのが主流でした。

室戸岬を目指して四国路を走る

讃岐うどんの店を素通り

正直、多度津から室戸岬までの記憶がほっとんどありません。

当時日記代わりに記したツーリング記録によるとこんなことを書いています。

当時のメモより

日中は暑くなり、国道11号線沿いのローソンで上着を脱いだ。

国道11号線から国道193号線、県道12号線、県道10号線を経て再度国道11号線へ。

すべての道で混んでいたが、県道10号線は比較的空いていた。

気付いたら国道11号線に出ていたみたい。

道中、VTRに乗ったご夫婦?と一緒に走る

BMWも合流し4台で走る。

このBMWはマナーが悪かった

途中、ネズミ捕りをやっててBMWと自分が捕まった。

かと思いきや、先に走っていたBMWが捕まっただけだった。

何度も「讃岐うどんも食う」と思いながらも、道中混んでいた事もあり、ひたすら走る。

そうそう、メモを見て思い出したんですけど、片側2斜線の道路で私を抜いていていったBMWのバイクが飛ばしながらも車の前に割り込んだりとか、結構乱暴な運転をしていたような覚えがあったような気がします。

でその直後ネズミ捕りに捕まってました。

最初は自分もやられたか?と思って止まったんですけど、「行け、行け」と警察に言われて胸をなでおろしたなんてことがありました。

正直自分も捕まってもしょうがないスピードが出ていたので(+20km/hくらい?)身代わりになったBMWの人には気の毒な思いでした。

何となく覚えてるんですけど、その周りの風景とか全然記憶にない感じです。

本当はこの辺りで讃岐うどんのお店を探してたんですけど、開いてなかったり道中が混んでて先が急ぎたかったりで結局食べることなく徳島へ入っていきます。

徳島県で徳島ラーメン

当時のメモより

気付いた頃には徳島県に入ってまして、せっかくなので、徳島ラーメンを食べに「タケちゃんマン」というラーメン屋に入りました。

このころ12時10分。

このラーメン屋さんの店名。

さすがに某番組のキャラ名をそのまま引っ張るわけにもいかないでしょうし、気になったので改めてググってみたところ、タケちゃんラーメンというのがヒットしました。

ストリートビューで見てみても記憶と違うので、ちょっと定かではないですね。

徳島ラーメンの感想は 「辛かった」って書いてありますが、醤油辛いっていう感じだったように思います。

なにも下調べせずに行き着いた町のラーメン屋さんでしたし、目的を一つこなしたという記憶しかない感じです。

当時のメモより

この後もまだ残暑が残る9月の炎天下を、ラーメンでのど渇きつつも走る。

途中、暑さと眠さと疲労も重なり気が遠くなりつつ、この日二度目の給油。

途中海洋深層水の工場があった。

夫婦岩を見て、室戸岬へ。

当時は海洋深層水で作った発泡酒だとか、なにかと海洋深層水というのはブームになっていたのですが、「そんなに特殊な工場に見えないけどなぁ」と横目で見て走った覚えがあります。

三大岬の一つ室戸岬を踏破

室戸岬灯台

当時のメモより

岬の先端から灯台へは少し離れていて、八王子ナンバーの人と一緒に灯台まで行った。

そこから単独でライダーズイン室戸を目指す。

室戸岬灯台

これ、灯台です。

灯台っていうと高いイメージがありますけど、高台にあったせいか背の低い灯台で、ちょっと意外だったというのをいまだに覚えています。

室戸岬近くの泊るところ「ライダーズイン室戸」

詳しくはこちらの記事からご参照いただきたいのですが、結構おしゃれでした。

室戸岬からライダーズイン室戸

ライダーズイン室戸
入口に十分は駐輪場もあり、水道も完備される
当時のメモより

さぁ、近くのスーパーまで買い出し。

この夜の食事は

  • かつおのタタキ
  • 海鮮丼
  • サラダ
  • 酢豚
  • ビール3本

上出来です。

隣の部屋の人となかよく食べた。

8時過ぎ部屋に戻り9時過ぎ、疲れのため就寝

この日の走行距離  自宅から320kmくらい

なにが上出来なのかわからないけど、まあなんか上機嫌だったんでしょうねw

このライダーズインには管理棟があったので、そこのホールで食べた覚えがありますけど、当時20代だったとはいえ、なかなかの量がありそうですよねw

やはりこの当時から出先の宿ではビールを飲んでたんだなぁと思いました。

高知へのツーリングの泊まるところにはぜひライダーズインを~室戸岬から念願のライダーズイン室戸~
高知県の5ヶ所にあるライダーズインを地図付きで紹介をしています。ツーリングの宿泊先は旅行とは違ったアクセスの仕方になるのでありがたいです。
室戸岬の次は四国の最南端「足摺岬」へ
寝不足のまま室戸を出発し、桂浜を経由して四国最南端の足摺岬へ。
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プロフィール
この記事を書いた人
taro

気付けば40代中盤に差し掛かり、25年を越えたバイクライフや趣味の楽器やDIYに関した記事を投稿しています。
保有資格:原付 普通自動車 普通二輪 大型二輪 1級建築士 第2種電気工事士 1級建築/土木施工管理技士 2級FP 宅建士

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