さて、いよいよこの日が来ました。
日曜から走り出したツーリングもこの日は土曜日。
ホテルの窓から見た紋別の街に雨は降ってませんでした、が、いざ出発前に荷物を持って降りるとまさかの雨。
しばし立ち尽くし呆然としていましたが、このころになると「またかいw」って位になってました
ここから最後の目的地、宗谷岬を目指します。
前日、酒を飲み飲み考えたルートが、
国道238号線、興部経由で国道239号線で名寄へ、そこから国道40号線で音威子府、国道275号線で再度オホーツク海側に出るというコースです。
この日はあまりにも午後の記憶が強すぎて、午前中の記憶ってあまりないのですが、目一杯思い出しながら書いていきます。
紋別を出発して宗谷岬を目指す
興部(おこっぺ)から上興部へ向うんですけど、まぁ~快調快調!!気持ちのいいコースでしたよ。
素泊まりも出来るひなた母校へも行ってみたかったのですが、気付いたら通り過ぎてました。
なんか派手な色した建物があったところ位だと思うのですが・・・
上興部鉄道資料館を経て、にしおこっぺ花夢へ。
ここで一休みと思ってたのですが、まだ掃除してる状態で、地図でルートを確認するだけの小休止になってしまいました。
そしてここで・・・カッパを脱ぎますwww
そう、そういえばここでガソリンの心配して、掃除してたおばあちゃんにこの先のガソリンスタンド情報を聞いた気がするけど、結局満足する答えはもらえなかったなぁ。
さて、この日は土曜日とあって、チョコチョコライダーとすれ違います。
そしてライダー発見の様子を車載カメラで撮影。
実はこの後、音威子府の道の駅「おといねっぷ」でその125ccのバイクの人と一緒になります。
このでかい北海道を125cc位のバイクで旅している人って思ったより多かったですね。
さて、ここまでは素直に国道を進むことだったんですけど、進路変更で道道647号線に入ります。
ツーリングマップルに載ってた砂金堀体験と言うものに行こうかと思ったのですが、結局気付かずに通過してしまいました。
こちらの道も交通量はほぼ皆無でした^^
仕方ないので、寿公園?でF104戦闘機とSLを見に行こうかと思ったのですが、こちらも気付かず通過(^^;)
結局そのまま浜頓別へ。
クッチャロ湖
当初の予定にもなかったのですが、道中標識を見つけてクッチャロ湖へ寄り道。
ただ、ここがもう最高の絶景。
この写真のアングルから左の方へいくと黒っぽい雲があるんですけど、絵的に美しくないので。
正直、ここでもう少しゆっくりしようかと思ったのですが、どうも雲の動きが面白くないと感じ、本命のエサヌカへ急ぎます。
そして・・・エサヌカ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
感動のエサヌカ線
屈斜路湖であった3人組の一人が涙が出たといってましたが、私も今までの雨や霧で苦しめられたのはここでの感動のためだったのか?と思うほど感無量でした。
この後、行ったり来たりしながら20枚以上の写真を撮ってましたww
ちなみに国道238号線からのここへの入り口ってめちゃくちゃ分かりにくいので地図を見ながら注意しておかないと行き過ぎますよ。
再び最北端を目指す
ライダーハウスやませ
その後お食事処やませで昼食。
一緒に食べたライダーさんにエサヌカで撮った写真を見せたら「行こっ」って二つ返事で進路を変えてましたw
本土最北端 宗谷岬
そして宗谷岬。
この頃には相当曇ってきて寒くなりましたが、正直やりきった感が沸いてきました。
宗谷丘陵を経由して稚内へ向うのですが・・・
何一つ覚えていません。
間違いないのは国道238号線を走ったこと位。
ノシャップ岬
さて、稚内に入ってからはノシャップを目指します。
普通に駅のほうから標識に沿って行けば行けますが、意外と信号に引っかかった覚えがあります。
帰りはせっかくなので着た道とは違う、「無事カエルロード」を選択。
106号線に入り、再度稚内市内へ。
4日目の納沙布へ行った時のことを考え、給油を済ませみどり湯へ。
みどり湯へは100均を出てから再度一緒になった山口のライダーさんに先導してもらいみどり湯へ付きましたw
もう1件見に行くといってはぐれたのですが、この日は戻って来なかったので、別のいいところが見つかったんでしょうね。
ライダーハウスみどり湯
この日の晩はとても楽しい一夜になりました。
ブログには載せてませんが、一緒になった青森のライダーさんにもエサヌカの写真を見せたら、二つ返事で「あ、行こ」って言ってたくらい、いい写真が撮れてます。
実は宗谷岬までが行きの行程という実感があったんで、この夜はじめて、「あれ?明日帰るんだっけ?」「あ~終わるんだ・・・」ってセンチメンタルな気分になりました。
雨ばっかりだったけど楽しかった。
雨ばかりで辛かったけど、これで帰れる。
そんな気持ちが交錯しながらの夜。
何よりケガ、事故なく帰られることの幸せ。
たった1週間くらいだけど最高の時間だったと思った。
この日の走行は333.6km、明日はいよいよ最終日。
無事この日を迎えられてうれしい反面、ちょっと悲しい。
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