5月の中旬になると北海道はようやく桜の時期が終わったくらいでしょうか?
最近覚えた北海道の気候を表す言葉として、「リラ冷え」というのを知りました。
「リラ」というのは、札幌市の木であるライラックをフランス語で言ったものだそうです。
内地の人が言うなら桜の花が咲くころにある寒の戻り、花冷えみたいな感じなのでしょうか?
なのでまだまだ寒い日が続いているかもですけど、路面の雪もなくなり、そろそろ北海道に上陸するライダーさんが増える時期ではないでしょうか。
長距離移動になる北海道は雨対策も万全に
私が北海道に行ったのは6月中旬。
一般的な生活するにはちょうど良い気候だった気がしますけど、バイクに乗るにはちょっと寒かったかな?
天候次第とはいえ、私の場合にはルートのほとんどが雨か濃霧だったので、毎日カッパを着てました。
なのでさほど寒くありませんでした・・・トホホ
北海道の人も
この時期に、ここまで雨が続くのは珍しいのよ。
今年は蝦夷梅雨(えぞつゆ)だね・・・。
って言ってたくらいだし。
雨具はバイク用のものをおすすめ
道中のほとんどがこんな感じでした。
ちなみにこの後、土砂降り&雷に見舞われました・・・
ま、曇り空ならまだいいほうだったのかもしれません。
安いカッパは雨水が浸透したり、走行風で傷んだりしますから、高くてもバイク用をおすすめしますし、ブーツカバーやグローブの上から付けられる雨具もぜひ準備しておいてください。
https://bikelife.work/hokkaidou-touring-mustitem/
ヘルメットにも雨対策をおすすめ
ワイパーのある車のフロントガラスとは違い、ヘルメットは走行風でしずくが流れるとはいえ、息でシールドは曇るし、霧は小さな水滴がついて視界が悪くなるし、なかなか大変でした。
ちなみに、シールドは新品にしておいた方がいいのかも・・・
私はヘルメットの内装を交換した時に、一緒にシールドも新品に交換したので助かりましたが、せめてシールドに撥水加工や、曇り止めといった処置はしておいた方がいいかもしれません。
こちらはRSタイチのシールド用曇り止め。
下手なケミカルを使うとシールドが白けると言われてたことがありましたので、割高でもそれなりのメーカー品を使うのをおすすめです。
晴れの道北は最高
唯一綺麗に青空が見えたのが、北海道ツーリングを始めて7日目の名寄付近からエサヌカまでの数時間。
こちらはクッチャロ湖。
特に寄り道するつもりはなかったのですけど、天気と標識につられて立ち寄りました。
そして感動のエサヌカ線。
私が北海道のツーリングに始めて興味を持ったのは、10代のころにバイク雑誌で見た写真でした。
この直線道路のエサヌカで、数人のライダーが揃ってジャンプしてる写真だったので、ここが晴れてくれてよかった。
当時、エサヌカから携帯で投稿したブログからも、このときの喜びが思い出せますが、全日空からレンタルバイクで回るプランも発売されていますので、ぜひこの感動を体験してみてほしいです。
この後に行った宗谷岬ではすでにこんな曇天模様。
事故と違反だけは気をつけて楽しんでほしい
まぁ、天気が悪い中でも、あの大自然と広大な大地、どこまでも続く道のおかげで一人旅が楽しめましたけど、事故や転倒はもちろん、くれぐれも動物の飛び出しなど注意されてくださいね。
時期と場所によっては車通りは凄く少ないです。
救急車を呼ぼうにも場所が分からなかったり、到着までに時間が掛かったりしますから、スピードは控えめに楽しんでほしいです。
スピードを出さなくても十分楽しめます。
またスピード違反。
みんな、一発免停ともなりかねないスピードで走っていたりします。
せっかくの北海道で青切符をもらうことなく楽しんでくださいね。
コメント
ん~♪懐かしいね。余りに雨天で申し訳なかったかと。って、自分もこの年は雨ツーリングでした(T . T)
>めんさん
よく降りましたもんね~、腹立つぐらいww