エコカラットを壁に貼る時、邪魔になるのがコンセントやスイッチの存在。
そうかと言ってDIYで後貼りする場合には移設までできないのが実情。
そこで今回は、スイッチやコンセントがある場合、エコカラットをどう貼ればいいのか紹介したいと思います。
スイッチやコンセントを基準にエコカラットを割り付ける
まずいちばん大事なことがエコカラットの割り付け。
- エコカラットが303mm角の商品
- コンセントやスイッチは床から250mm、1200mmとする
- 巾木は60mmとする
- 天井高さ2400mmとする
上記の前提条件にそって当たり前に下から貼っていった場合、コンセントやスイッチがエコカラットの中心に来るはずです。
これではエコカラットの真ん中に穴を開けることになるので、非常に難しい作業がつきまといます。
そこでスイッチやコンセントがある場合、そこにエコカラットのジョイント部分が来るようにすれば加工が楽。
例えばこんな感じ。
![スイッチのある壁のエコカラットの割り付け方法](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2015/12/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81%E9%83%A8%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E5%89%B2%E3%82%8A%E4%BB%98%E3%81%91%E6%96%B9%E6%B3%95.jpg)
![コンセントのある壁のエコカラットの割り付けの方法](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2015/12/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E9%83%A8%E5%88%86%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E5%89%B2%E3%82%8A%E4%BB%98%E3%81%91%E6%96%B9%E6%B3%95.jpg)
横のジョイントを利用してもいいし、縦のジョイントを利用してもいい。
スイッチもコンセントもある場合にはどうする?
これらスイッチやコンセントが一つずつだった場合にはどうとしても割り付けられるんだけど、同じ壁に両方ある場合。
![エコカラットを貼るところにスイッチとコンセントがある場合](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2023/02/2023-01-22-09.00.40s.jpg)
一般的なスイッチとコンセントの高さの差は950mmなので、基本的にはどちらにもジョイントを持ってくることが可能。
そしてこういうときは、できれば視線の高さに近いスイッチ部分を重視してジョイントを中心付近に設けたほうが違和感はないかと。
![クロスの上に貼ったエコカラット](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2023/01/s-2023-01-30-18.05.06-640x480.jpg)
こちらの壁の場合には、スイッチの大体中央付近にジョイントをつけて、コンセント部分は中心より上の方にジョイントが来ました。
インターホンや窓があった場合にはどうする?
スイッチやコンセントだけならいざしらず、壁には窓があったりインターホンなどがついてたりするかと思います。
全部をかわす割り付けは難しいとは思いますけど、あまり小さくなる部分は加工や貼るときに割れたりするので、どこかを犠牲にしながら納得のいく割り付けを検討してみてください。
スイッチやコンセント部分のエコカラットを加工する
スイッチやコンセントは外す
自分もエコカラットをDIYするにあたっていろんなサイトのエコカラットなどを見てきましたけど、なかにはスイッチやコンセントを外さず貼っている人も。
でもできればスイッチカバーを一度取り外すことをおすすめ。
できれば土台部分も。
![コンセントやスイッチは土台ごと外しておくとエコカラットを貼りやすい](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2023/02/2023-01-22-10.19.20s.jpg)
電線は取り外す必要はないので、ここまでならプラスドライバー一本で作業可能。
カット部分がスイッチカバーに隠れるので精度の高い加工が必要なくなります。
エコカラットを加工する
割り付けが決まったら次はエコカラットの加工です。
![スイッチの開口加工をするエコカラット](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2023/02/2023-01-22-10.57.29s-640x480.jpg)
スイッチやコンセントをまたぐように割り付けているので、加工するのはスイッチ1ヶ所につき2枚になりますが、その加工は端からのこぎりで切っていって、奥の部分はカッターナイフで切り目を入れて割るだけ。
![](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2015/12/E382B3E383B3E382BBE383B3E38388E382B3E381AEE5AD97E58887E3828A-thumbnail2.jpg)
サンダー(グラインダー)がある人はコンクリート用やタイル用の刃を使うことで簡単にカットできます。
その際、裏から切るのではなく表側から切ったほうが切り口が綺麗になります。
![コンセント部分の加工はコンクリート用の刃をつけたサンダーで加工した](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2023/01/s-2023-01-22-09.59.04.jpg)
隙間ができない凹凸の少ないエコカラットを選ぶのもおすすめ
もう一つはこうやってエコカラットを貼る場合、スイッチとエコカラットの間に隙間ができたりするので、なるべくなら凹凸の少ないエコカラットを選ぶのをおすすめ。
物によってはコンセントやスイッチ周りだけは同じ厚みのものになるように工夫するのも一手。
たしかに凹凸がある方が高級感が増すのは間違いないですけど、隙間ができるのはかっこ悪いですもんね。
スイッチやコンセント部の加工はエコカッラットの割り付け次第で簡単
エコカラットは比較的加工のしやすい建材だとは思いますが、やはり切ったり欠いだりという作業は気を使う作業です。
それだけに割り付けを考えるということや、スイッチなどのカバーを取り外すという少しの作業で格段にハードルが下がります。
エコカラットのDIYを検討している方はぜひ挑戦してみてください。
https://bikelife.work/430723401-html/
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