はじめての愛車となったXJR400を自損事故で大破させたあと、まもなく夏休みになりましたが、仕方なく原付生活をしていました。
そのころ宅配ピザの新規オープンのため配達員のバイト募集をしていましたので、暇つぶしもあってピザを配達してました。
好きなバイクに乗ってバイトができる!なんて考えてたんですけど、あの3輪バイクのキャノピーって上部が重たいからか、後輪が固定されててバンクさせる感じが違うのかわかりませんが慣れるまで意外と難しいんですよ。
で、思ったより時給もよかったのと拘束時間が長かったのでいい感じでお金も貯まりました。
なので、移動で使っていた原付ですけど、やっぱり制限速度30km/hの壁とか移動範囲に限界があることで新しいバイクを買うことにしたんですけど、その時の候補に挙がったのが・・・
XJ400D!!
赤い髭のオジサンのお店に置いてあったんですけど、こちら当時の見積書を見る限りだと車体本体が52万5千円で乗り出しが60万。
その日は仮契約という形で、端数の1520円だけ支払って帰ったんですけど、まわりから10年以上前のバイクとか維持費かかるんじゃないの?とか言われたことや、実際に新車でXJR400が買えるだけのお金はさすがに出せないということで断念しました。
でも、多分今ではその値段じゃ買えないでしょうし、20年以上たったバイクに乗ってるんだから何とかなった気はしますが。
バリ伝の秀吉の影響でGSX400Sカタナが2台目の愛車に
結局選んだのはGSX400S別名カタナ。
最初は独特のフォルム過ぎて全く興味のなかったバイクなんですけど、当時バリバリ伝説にはまってたこともあり、秀吉の乗ってたカタナを見てるうちに見慣れたというか、かっこいいなぁと思うようになって購入。
中古で購入したため、前オーナーがマフラーを交換していて、ヨシムラのドラッグサイクロン(メガホン形状のやつ)が付いてました。
250㏄と400㏄のカタナの見分け方
カタナには250㏄、400㏄、750㏄、1100㏄というラインナップがありますけど、大型へは限定解除という手段しかなかった当時、私に乗れたのは250㏄と400㏄のどちらか。
実際にカタナはすべて同じフォルムで統一されているんですけど、250と400の一目瞭然の見分け方はホイール。
250ccは三本スポークでフロントも片面ディスクなのに対して、400㏄は750㏄や1100㏄同様の星形ホイールでフロントは両面ディスクブレーキ。
金銭的にあまり余裕もなかったんですけど、簡単に見分けがつくということで400にしました。
排気量でディスられた
もともとカタナ自体が1100㏄で作られて、国内仕様に合わせて750㏄にスケールダウンされ、その後に中型クラスもラインナップされたことから、排気量による名称のディスりがありました。
地域や世代によっても違いはあるようですけど、私が言われたのはこんな感じ。
- 1100㏄,750cc=カタナ
- 400㏄=小刀
- 250㏄=彫刻刀
私も小刀とか言われたけど、当時出たインパルスと同系のエンジンでしっかりまわったし、楽しいバイクでした。
また250㏄なんかも4発のGSX-Rのエンジンがベースだったからかなり回るエンジンだったと認識してます。
大きなカスタムもせず、自分で満足する形で第1期のバイクライフ終了
このカタナは今でもかっこいいなぁと思うんですけど、私の中で純正がすでに完成形なので大きなカスタムをすることなく乗ってました。
まあ、マフラーもヨシムラのが入ってましたし、あとやってもウインカーとミラーくらいだったかもしれませんけど。
そうそう、このバイクで2週間ほど短期のバイク便のバイトもしてまして、その帰りに左折車に突っ込むという事故をしました。
フロントフォークが曲がるといったこともなく、キズが入ったくらいで私自身もケガなくおわりました。
セパハンだったため手首に腱鞘炎を持ってる私にはクラッチが握れないほどつらくなったこと、まわりもバイクを降り始めて一時期の熱も冷めたこと、あとは車の購入のため手放しました。
これが私にとっての第1期バイクライフの終了となりました。
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コメント
バリバリ伝説はリアルタイムで読んでいました。
カタナは秀吉もありますが、ミスターバイクBGで連載していた初代のキリンの方が印象が強いです。
そういえば過去に雑誌に出ていましたがXJR1200にカタナ1100の外装一式を載せた人が居ました。
違和感が無くて、ヤマハのカタナになっていました。
kinさん、コメントありがとうございます。
キリンって実は読んだことないんですよね。今度探してみます^^
それにしてもカタナになったXJR、見てみたかったですw