こちらの動画でも紹介した、拾って帰ったエコカラット。
前回は自分の部屋のアクセントに貼ってみたんですが、今回はリビングの壁。
エコカラットの枚数などを勘案した結果、2種類のエコカラットを使って貼ることにしました。
ところが少し問題があって、それが貼りたい壁の幅が1045mm
エコカラット1枚あたりのサイズは303mm。
つまり横に3枚貼ったとして残りが136mm(1045mm-909mm)も残る。
そこで活躍してもらうのがこちらのエコカラット(上の写真右側)。
この商品は30.3mmのエコカラットが計100枚が裏のシートで一体化されているので、このシートを切り離せば30.3mmの倍数の面積が貼れるというわけ。
この細工をすることで121.2mm(30.3mm×4)を埋めることができますが、残りは約15mm
普通ならコーキングで処理するとこですが、自分の部屋の壁を貼ったときに、クロスとエコカラットの貼り分け部分が気に入らなかったので、今回はこちらの5mmの角材を準備しました。
これをクロスとエコカラットの隙間塞ぎに使っていこうという算段です。
クロスの上にDIYするエコカラットには見切りを回してみる
そもそも見切りって何?
見切りというのは仕上げが違うものとの境に設けるもので、特に仕上がりに段差ができる場合には小口(側面)も隠せるもの。
例えばクロスとキッチンパネルだとかっていうところとかに入ってる部材もそのためだし、床のフローリングとクッションフロアとの境にもドアの下に入ってるはず。
前回はドアの枠と枠のあいだに貼ることから取り付けなかったけど、本来平面のところに貼る場合にはこういった物を取り付けるのが正式。
そして今回の場合には15mmという最後の残り寸法を5mmの角材を両側に取り付けることで隙間をふさいで、そのままドア上の場所でクロスとエコカラットの見切りにしてしまおうという作戦。
見切りをまずは塗装
見切りっていろんな種類があります。
樹脂のものだったり、今回選んだ木だったり。
アルミやステンレスといった金属製の素材のものもありますけど、寸法的にも自由になって手に入れやすいのは木だったというわけ。
まずはこの見切りに使うものを塗装します。
あとから塗ることも考えたけど、中途半端に塗れてないところができたり、逆にエコカラットに塗装がつくことを嫌いました。
部材が小さいことから豆腐の容器に塗装を入れて、ホビー用の小さな刷毛で塗装。
そろそろこういう細かい作業は苦手になってくるお年頃・・・。
塗り終わったのはこちら。
乾燥を待つ間にエコカラットを貼っていきます。
見切りはエコカラットの接着剤エコぬーるで取り付ける
一番の難所は割付。
2種類のエコカラットを使って貼るということで慎重に割付をします。
見切りが通りよく取り付けられるように、それでいて全体のデザインを考えて、過不足なく計画的に検討します。
今回使った道具はこちら。
クロスのパテ処理するときのヘラとホームセンターで買ったクシ目のヘラ。
どちらも使いやすくて正解でした。
今後エコカラットを貼るという人には、特にこのクシ目のヘラはおすすめ。
クシ目以外のところをテープで養生しておけば何度でも使えそうです。
ボンドを塗っていって、見切りを貼ります。
見切りそのものが軽いのと接着剤が強いので簡単に取付ができます。
注意するのは、見切りを貼り付けたときにボンドがはみ出ない程度に接着剤を塗ること。
今回のように小さな見切りのときには特に注意です。
エコカラットの隙間の調整にも見切りがおすすめ
計算上15mm程度残るはずだった隙間。
両側に見切りを入れることで違和感なく納まりました。
そしてこちらが壁とエコカラットの取合いの部分。
見切りをなしで貼ったらこんな感じの仕上がりになるはずが、見切りを取り付けたおかげでエコカラットの裏の隙間が見えなくなりました。
仕上がりにも違和感がなく仕上がったので、前回自分の部屋に貼った時はみ出した接着剤。
こちらを隠すためにもこの方法を採用してみようと思います。
その他に使えそうな見切り材としては、少し大きいけど天井と壁のところにつける廻り縁といったものもホームセンターで手に入れられるのでおすすめです。