前回の北海道ツーリングの時も検討したんだけど、今回は実際に依頼することになるバイク輸送業者の件を少しまとめときます。
バイク輸送ってなじみがないようですけど、実際バイクを陸送してくれる業者ってのはいくつかあります。
クロネコでおなじみのヤマト運輸も送ってくれるし、それ以外のバイク輸送業者もあります。
でもいろいろ検索していて輸送拠点が多いのがのがここ。
いろいろ探してる中でBASは拠点も多く安い。
逆に心配だったんだけど、今お世話になってるバイク屋さんも使ってるっていうことで利用することに。
BASの拠点
北海道は札幌近郊のみ
10年前にも使おうと思ったことがあるんだけど、今調べてみても北海道の拠点は札幌と江別。
それらの定休日はこんな感じ
札幌 | 月・火 |
江別 | 土曜午後・日・祝 |
北海道の玄関口と言えば新千歳空港になるので、多くの人がここに下りるはず。
なので札幌の拠点は特に使いやすいと思う。
東北は4県7か所
東北に関しては福島2か所、秋田1か所、宮城2か所、岩手2か所の4県7か所のみ。
それらの定休日はこんな感じ
福島 郡山 | 土・日・祝日定休 |
福島 本宮 | 土・日・祝日定休 |
秋田 | 月曜日・第1第3火曜日 |
宮城 タウンズ仙台 | 火曜日 |
宮城 仙台 | 日・月・祝日定休 |
岩手 北上 | 土・日定休 |
岩手 盛岡 | 土・日・祝日定休 |
昨今の24年問題などの影響もあってか基本土日は休みというところが多いし、営業時間も17時までとかっていうところも多い。
今回の現時点での自分のスケジュールで言うならば、秋田、仙台の2か所しか使えない。
ちなみにこちらも人気の高い九州。
北海道に次いで人気の高い九州の拠点
こちらは拠点数だけの紹介。
- 福岡に9拠点
- 佐賀に1拠点
- 長崎に2拠点
- 熊本に2拠点
- 大分に1拠点
- 宮崎に3拠点
- 鹿児島に2拠点
熊本なんかは飛行場から近いし、そのまま阿蘇まででも足を延ばせそうだから、遠方の人でもいいかもしれない。
自宅までも陸送してくれるがツーリング先では持ち込みが原則か

バイクを送るという話をするとみんな「高そう」というイメージを持つみたいなんだけど、確かに自走よりは割高になるのは間違いないです。
これは以前の記事で比較してるので自分でも認識してます。
このバイク輸送、ほかの業者さんも共通するんだけど「ここまで取りに来て」と言えば来てくれます。
でも少しでも安くしようとすると拠点への持ち込み。
それでも輸送費以外の面でも遠方へのツーリングの場合には拠点への持ち込みをおすすすめ。
受け取り場所や送り場所が限定される
これは今回片道を自走することにした理由でもあるんだけど、特にツーリングでバイクだけ送ろうと思った場合、受け取る場所っていうのが限定されるのです。
ちなみにこちらはBASのQ&Aにある事項。
駅などの公共場やサービスエリア、駐車場などの待ち合わせが必要な場所、無人納車・引取等は保安上お受けしておりません。 立ち会いはサインが出来る方であれば、ご本人様でなくても結構です。
https://www.bas-bike.jp/faq/
見知らぬ場所でバイクを受け取るとしたら、きっと滞在先のホテルとイメージする人が多いはず。
でも宅急便の荷物くらいなら本人がいなくてもホテルは受け取ってくれるけど、バイクを受け取ってもらえるとは思えない。
その点ライダーハウスならワンチャンいけるかもね。
希望時間に来るとも限らない
いやいや、確実にいる時間に持ってきてもらえばいいじゃんというのも確かなんだけど、宅急便の時間指定ですら2時間くらいの余裕を持たせてありますよね。
バイクの場合にも時間指定ができるとも限らないですし、実際に希望時間に添えない場合もあると明記されてる業者さんもあります。
公共交通機関を使っていく場合現着する時間はわかっても、肝心のバイクが来る時間指定が難しいとせっかく午前中についてもバイクが来ないということになると予定も立たない。
ってことはそこで足止めされて1泊ということになると滞在費も掛かるというワケ。
その点持ち込みだったら自分の時間次第である程度自由になるので。
ちなみにこのBAS。
拠点では最大1週間は無料で預かってくれます。
なので「仕事などで乗り込みがずれるかもしれない」といった場合でもあらかじめ早めに送っておいて、予定が立てば取りに行くというスタンスでも大丈夫。
逆に何かあって到着が遅れる可能性もあるから早めに送っておくというのも一案かと。
割高にはなるバイク輸送も時間を買うと思えば安いか?

バイクの陸送を掛けると当然費用は自走に比べて割高になります。
バイクは業者が移動させてくれるわけだし、自分自身も公共交通機関で移動するので。
でも今回プランを立てて思うのは、プラス1日の時間が欲しいというところ。
ちなみに片道自走を35,000円に対して、陸送で約40,000円に飛行機代19,000円(執筆時点の飛行プラン)で約60,000円くらいになる。
差額の25,000円で1日分の時間を買うことを考えると、なかなか大型で休みがとりにくいという社会人には検討の余地になるところではないでしょうか。
何より50歳になった自分にとっては、体力面でも負担を軽減したい、温存したいと考えてるのでこのプランは魅力的。
ただ今回は実家に顔を出すということも兼ねているので、自走になるかなぁ。