久しぶりに大学時代の同窓会が行われようとしている。
同窓会といっても、当時つるんでいた内輪の飲み会だ。
最後にみんな出会ったのは、九州の友人の結婚式の時。
それ以来、みんな顔を合わせることもなく早何年だろう。
10年?もっと?
でもこうやって改めてみんなが揃う機会ができたのをきっかけに、色々思うことを書いてみる。
アラフィフを目の前にして心にしみる曲
以前このブログで紹介したのは人生という名の列車という曲。
あれはあれでとてもいい曲なので、ぜひこちらの記事のYOUTUBE動画を参照して見てほしい。
今回紹介するのはウルフルズとHJunglewithT、どちらも自分たちが大学生の頃に聞いていたアーティストで、曲は「明日があるさ」と「wow war tonight」
会社をおこしたやつと会社に残ったやつ
まずは明日があるさの曲の中のこんなフレーズ
会社をおこした奴がいる、会社に残った俺がいる
自分たちの中には親の会社を継いだやつ、そして自分でおこしたやつがいて、そして自分は会社に残って仕事してる。
自分は親が会社をやってて、バブル期やバブル崩壊のことの気苦労を感じてきたから、会社を起こして儲けたいっていう気はなかったけど、会社を経営しているやつってのは輝いて見える。
なぜ輝いて見えるかってのはわからないけど、自分が舵をきって会社を運営して、従業員の生活を養ってるっていうのはすごいと思う。
そういうリスクを負っているからこそ、お金や時間というものの自由度というリターンもあるんだろうから、それが輝いて見えて羨ましいのかもしれない。
でも、どっちがいいかといえば、ないものねだりだから判断はしかねるところ。
時間はできるものではなく作るもの
温泉でも行こうなんていつも話してる
落ち着いたら仲間で行こうなんて
でも全然ヒマにならずに時代が追いかけてくる
あの結婚式の翌日「落ち着いたらみんなで飲もう」といって別れたものの、結局みんなヒマになることなく時間におわれてきた。
もちろん経営者としての社業に追われるもの、従業員として業務に追われるもの。
あの頃の自分たちは、家に帰ればまだ小さな子どもの父親として、もちろん夫婦の夫という立場があって、社会人としての自分だけではない、でも逃げられない時間がみんなにに流れたと思う。
今こうしてみんなが集まれるようになったのは、それぞれ大変な時期を乗り越えた証拠だと思う。
もちろん我が家も。
妻たちも知らない俺たちの秘密
この同窓会の話が入ってから、意識的に当時の音楽を聴くことが増えた。
思えばLove Songなんてうたってみるとき必ず目当ての誰かがいたような
みんなそれぞれ当時の狙ってる女の子の存在を知ってて、その駆け引きや別れただ引っ付いただという話をしてた。
今結婚してるのはそれぞれ自分たちが知ってた相手ではないものの、やっぱりなにか甘酸っぱい記憶がよみがえる。
年齢を重ねると過去の時間を振り返りたくなるのかもしれない
よく老害は過去の経験を美化するなんていう話を聞くけど、人間というやつは実際に自分が過ごしてきた時間というのを振り返りたくなる生き物なのかもしれない。
育児って、赤の他人であるパートナーと一人の人間を育てていく時間なので、当然ぶつかることもあるし、折れないといけないところもあるし、結構過酷な時間。
でもそもそも人間って過ぎたことはいい思い出のほうが長く残るから、過去の時間を振り返りたくなるし、その時間を美化したいのかと思ったりする。
40代も終わり、いよいよ50代に足を突っ込むものもそろそろ出てくる。
これからもまだ試練は続くんだろうけど、まずはみんなおつかれさん。
とりあえず元気に集まろう!