先日会社の引き出しを片付けていて、ふと目にしたのがこちらの雑誌。
なんと2009年2月号ということで12年も前のビッグマシン。
なぜこの雑誌が会社にあるのかというのは置いておいて、実際にこの頃バイクのコーナーリングに悩んでた頃でした。
そのコーナーリングに悩んでいたというのは、みんなでツーリングに行ったときのこと。
そこからはコーナーが怖くて、それまで以上に減速しないと曲がれないというトラウマに。
そこで買ったのがこのDVDの付録が付いた雑誌だったというワケ。
ちなみにこの雑誌の内容が役に立ったかどうかは今となっては覚えてません。
コーナーリングへの恐怖心を克服した方法
コーナーリング前半にフロントブレーキを残さないことにした
たぶんバイクが上手な人は最初にコーナーリングが恐怖にというタブを読んだ時にピンと北かもしれませんけど、コーナーリングの直前までフロントブレーキを残したことが、バイクの旋回を止めてしまった原因。
それがこちら。
こちらで書かれているのはブレーキを放した直後がコーナーリングのきっかけが作りやすいということ。
確かにブレーキを掛けてフロントに荷重を掛けてしまうと、バイクが曲がろうとする力を殺してしまって、結果倒れないし曲がらないということに。
セルフステアというのを意識した
どんなバイク雑誌でも書かれてるんですけど、たいていバンク角を決めるのはバイクであってライダーではないということ。
コーナーリング中はそのセルフステアを殺さないように腕の力を抜いたり、視線をコーナーの先に送ることで、バイクが曲がってくれるというのを意識してます。
コーナーリング中はフロントブレーキを使わないことにした
それでも時にはコーナー角に対してオーバースピードになってることもあります。
そういった時にはフロントブレーキではなくリアブレーキでスピードを調整。
これが意外と効果的な気がしますが、そもそもバイクのブレーキがなぜ前後に分かれているのか考えると、確かに役割があるのかもしれません。
そもそもスピードは控えめでコーナーに入る
もっとも大事なのはこれ。
確かに気持ちよくバイクが寝てくれて走れるととても気持ちいいです。
でもコーナーの先って、先行する車が止まってる可能性もあるし動物が飛び出てくるかもしれない、路面には落ち葉や砂の障害物があるかもしれません。
ちょっとした気のゆるみで簡単に吹っ飛んでしまうオートバイ。
なので、頭のなかでそういう可能性を考えながら走れるスピードを選ぶことは大事にしてます。
昔はしっかりバイクを寝かして速いスピードで走るというのがバイクのカッコよさと感じてた時期があったのも事実ですが、やはりこの歳になると考え方も変わるし、なによりそれだけの身体能力なんかも衰えたかなって思います。
直進だけじゃ物足りない、バイクはコーナーリングも楽しみたい
昔一緒にバイクに乗ってた仲間が、実際にバイクを買う前は「バイクはどこまでもまっすぐの道を走るのが面白そう」って言ってたことがあって、まわりの仲間から「むしろコーナーが楽しい!!」て反論されてました。
確かに当時は北海道のような直線道路を走るのも憧れましたけど、あれだけの道は普通見当たらないし、そしてその直線道路も飽きる。
それよりはバイクの特性の一つである機動力という面を活かして、緩急のある運転の方がやはり面白いです。
バイクに乗りだした頃って言うのは、なかなかバイクのようなスピードでコーナーを駆け抜けるというのは怖いという気持ちもあるかもしれませんけど、徐々に楽しめるファクターの一つになるといいですね。
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