今回のDIYはこのブログの中でも人気のシリーズのエコカラットについてです。
先日廃棄物になりかけてたエコカラットを見つけて、そういうことならともらって帰ったエコカラット。詳細はこちらの動画で。≫ Youtube動画
とはいえ貼りたいところに枚数を見繕って注文したのと違って、ある材料で貼れる場所というのはなかなか見つかりませんでした。
そして見つけたのはこちらの壁。
スイッチやコンセントの処理さえすればエコカラットがちょうど2枚ハマるドンピシャの寸法。
ということで、とりあえずこちらの壁にDIYしてみました。
アクセントウォールにする前にエコカラットを割付
まずはエコカラットを貼る前に割付を行います。
上の写真のようにスイッチやコンセントがある場合、窓や他の場所に貼った仕上げなどがある場合、特に慎重に行う必要があります。
https://bikelife.work/431532758-html/
今回は主に視線の行くスイッチの中央付近にジョイントを持ってくることで、天井側へも1枚丸々貼れて、かと言って下側へもそれなりのサイズのものが入るというわけ。
エコカラットを割り付けたらいよいよアクセントウォールに挑戦
上から貼るか下から貼るかというのはすごく迷ったんですが、以前上から貼った時、タイルの重みで若干下がったりすることがあったので下から貼ることにしました。(まあこれが後にやらかすことになるのですが。)
コンセントの欠ぎ加工はサンダーで
1段目にあるのはコンセント。このコンセントを取り付けてる部分に関してはエコカラットを切って穴を開ける必要があります。
以前は手のこを使って切ったのですが、今回は時間節約のためにサンダーにコンクリートを切るときの刃をつけて切りました。
裏から切ったのですが、裏から切ると表面を弾くので表から切ったほうが綺麗に仕上がります。
ただ、カバーに隠れるのでどっちでもいいかもです。
割付上どうしてもエコカラットの真ん中に開口をしないといけないという人や、サンダーを持ってるけどコンクリートカッターの刃がないという人は、せっかくなのでタイル用のカッターの刃を購入すると綺麗に仕上がるかもしれませんね。
エコカラットの直線カットはカッターナイフで
その点、直線部分のカットに関してはカッターナイフが優秀なことがわかりました。
カッターナイフで切り目を入れて、上から抑えるように押さえればほぼ一直線。
切り口はヤスリをかけておいた方がベター。
この一手間が割と大事だったかもしれません。
クロスの上からエコカラット用のボンドを塗っていく
こちらはエコカラット専用の接着剤。
大量に貼るときにはバケツタイプのものを買う必要がありますけど、少しずつなら1kgタイプがちょうどいいです。
最近はこういったものが楽天をはじめとしてネット通販で買えてしまうので、便利になりましたね。
エコカラットを貼るときにクロスを剥ぐのかそのまま貼るのかといったのは疑問なんですが、我が家のエコカラットの大半はクロスの上から貼ってます。
そうかといって貼って8年近く経っても問題は起きてないので、特にめくれてきてると言った状態でなければ問題はないと思ってます。
エコカラットに目地は必要か
割付は最上部で2mmの目地ができるつもりで寸法を取ったつもりだったんですけど、最後一番上のエコカラットがハマりませんでした。
合計8枚のエコカラットでジョイントが7本として、2mm目地だとジョイント一つにたいして0.3mmで2.1mmとなるので、結果として4mmくらい(ジョイント1つあたり0.5mm程度)の目地を見込んでおく必要があったのかもしれません。
もちろんエコカラットそのものの寸法誤差もありますし、作業による誤差も発生します。
なので、今回のような最後に一枚物が入る割付の場合には、上から貼ったほうがよかったのかもしれません。
それともう1点。
エコカラットの切断の時の話で「この一手間が割と大事だったかもしれません。」と書いていたのを覚えているでしょうか。
実は1番最初に貼った切断したエコカラット。
巾木との取合いで若干ですけど切断面の凹凸があって、ピッタリとついてないのです。
なので、これが一番大きく影響した可能性がありますね。
いずれにしても、仕上がりで2mmから3mm程度の目地を見込んで割り付けるのが正解かもしれません。
エコカラットの表情がアクセントになって高級感が増す
完成した壁こんな感じ。
非常に高級感を増した感じで満足してますが、ボンドをはみ出してしまったところがあるので、その部分だけボロ隠し。
見切りを入れてはみ出たボンドを隠してしまう
このはみ出たボンドを隠す方法としていろいろ考えてたんですけど、ほかの部分を貼ったときにつけた見切りが思いの外うまく行ったので、こちらを採用。
https://bikelife.work/ecocarat-wallpaper-border/
今回は少しサイズアップして取り付け。
最終的に塗装をして貼り付けておしまい。
エコカラットは調質機能を持った優秀な建材であるだけでなく、DIYでの作業性も高いので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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