まもなくバイクシーズンも始まるけど、一つ自分の好きな場所を紹介してみます。
それはとびしま海道の岡村島にかかる岡村大橋のふもと。
とびしま海道自体は呉の安芸灘大橋に始まって、まさに島を飛び越えるごとく橋を渡っていくんだけど、そこの最後の島が岡村島。
ちなみに岡村島からはしまなみ海道につながるフェリーが就航しているので、サイクリストには意外と楽しめる気がする。
そんな岡村大橋の魅力とは?
広島と愛媛の県境に掛かる岡村大橋まで行ってみよう
とびしま海道内の橋の通行料金はすべて無料
私がツーリングではるばる岡村島までいく理由の一つは、安芸灘大橋で料金を支払えば、あとの橋はすべて無料
![安芸灘大橋の入り口](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2021/05/eaab26ca3db6cabbad3638720c5b9180.jpg)
なので、蒲刈で遊んでもここまでいっても料金は一定。
県境に掛かる橋
まず2つ目の特徴といえば、この橋が広島県と愛媛県の県境に掛かっていること。
![岡村大橋の途中には県境のラインがひいてある](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2023/02/f086c77955d9494123ee710bd46afa1b-640x480.jpg)
いや、橋の途中に県境があるっていう例はいっぱいあるけど、その交通量の少なさもあってサイクリストさんたちもここで記念撮影をしたりするのを何度か目撃したことがあります。
現在は溶着式で県境がライン引きされているけど、それまでは人為的にスプレーででも吹いたようなこのような県境ライン。
![岡村大橋の愛媛県側からみた県境ライン](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2023/02/9eb96deef9cd535a32206f3a6cb4704f.jpg)
![とびしま海道の岡村大橋には広島県と愛媛県の県境がある](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2021/05/s-s-2022-05-04-11.55.36.jpg)
交通量が少なく秘境感が味わえる
とびしま海道に入ってくる車の大半は蒲刈方面まで、もしくは岡村島手前の大崎下島の御手洗地区へ流れるため、根本的に流れてくる車は少ない。
![とびしま海道の岡村島](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2021/05/eced095914f0fd989da359fe51abe5fe-1024x768.jpg)
そのうえこの場所は島の外周道路から外れているため、交通量は少なくとても静か。
なので時間の流れがとてもゆっくり感じられます。
海が穏やかでリラックスできる
そして目の前に広がるのはこんな風景。
もちろんツーリングなので気候の穏やかなときに行っているとは言え、瀬戸内ならではの波のない穏やかな海。
この海を眺めながらゆったり過ごす時間が、普段の喧騒から離れられて至高の時間です。
夜景が意外ときれいな岡村大橋
そしてこのあたりまで来ると光害の影響も少ないのか星が綺麗に見えると噂を聞いたので、星空の撮影に岡村大橋を訪れたときにみた夜景がこちら。
![とびしま海道の岡村大橋と星空](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2022/10/s-DSC_1696-640x427.jpg)
決してライトアップされているわけではないけど、街灯の明かりがなかなか綺麗。
あえてこの景色を見るために行く人も少ないだろうけど、このとびしま海道を夜走るとあちこちで夜釣りを楽しんでいる人も多いので、スピードの出し過ぎには注意が必要です。
近くの公衆トイレへは車では難しい
こういうところでゆったり過ごすのはいいけど、ふと尿意に襲われたときに困るのがトイレ。
最寄りの公衆トイレへは島を時計回りでまわると2~3分くらいのところにあります。
ただそこへ車で行くにはかなり狭いところがあるので、島を戻って御手洗地区へいくのが無難かもです。
県境の岡村大橋ではマナーを守って楽しみたい
せっかくとびしま海道まで行ったのなら岡村島まで足を延ばしてみてはどうでしょうか。
岡村大橋に限らず、グルっと回っていくとこういうきれいな景色も見えます。
![とびしま海道の岡村島では綺麗な海が眺められる](https://bikelife.work/wp-content/uploads/2021/05/927c5cc9b43927cdf607abb65074c3b6.jpg)
ただ、人気が少ないところだからこそ、こういうところで捨てられた吸い殻なんかを見ると、とても残念な気持ちになります。
来たときより綺麗にして変えることは難しいとしても、わざわざゴミを出すようなことはやめたいですね。